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'７７年にTBS系で放送された向田ドラマ「冬の運動会」が、3時間スペシャルドラマとして、日テレ系で再登場する。（１月４日午後９時放送） 主演はＶ６の岡田准一、ヒロインは長谷川京子（２６）。 このドラマは当時売れっ子だった向田邦子さんが大人がじっくり見られるドラマとして初めて書いた作品と言われている。 ドラマの内容は・・・ （続き→）ドラマの内容は、就職先が決まらず、将来に不安を抱える大学４年生の青年（岡田）を中心に、祖父、父、息子の３世代の姿を描くもの。 向田ドラマ初主演の岡田は「とても光栄です。名に恥じない芝居ができれば。お正月放送なので、ゆっくりご家族でご覧ください」と語った。 ・・・25年前の作品を覚えている自分が怖いが、かつて放送された「冬の運動会」は「寺内貫太郎一家」的な作品を期待していた視聴者を見事に裏切る「暗めで地味なドラマ」だった記憶がある。（子供だったので大人テイストが理解できなかっただけのことかもしれないが・・・）　 向田ドラマと言えばTBSの専売特許の印象があるが、日テレが映像化権を獲得。 開局40年記念の時代劇「鶴姫伝奇」('93年）以来、約12年ぶりの3時間ドラマとして制作することを決めたという。 視聴率不正操作以来、調子が落ちている感のある日テレ。 ドラマ分野でも、「黒革」でテレ朝が好調なのに対し日テレはこれと言ったヒット作が見当たらない。 逆風の中で向田ドラマ、しかもシリアス系の「冬の運動会」に挑戦する気持ちはエライがさてその結果は？