海外のTV:中国で地上波デジタル向け国産チップ「中視一号」

中国はこのほど、ハイビジョンの地上波放送向けチップ「中視一号」の完全独自開発に成功したことを発表した。なお人民日報によれば、このチップに関連する知的財産権はすべて国内機関が取得しているといい、「同製品の商品化は、これまで国産製品のなかったデジタル地上波放送向けチップの空白を埋めるもので、メガゲート級の集積回路の自主設計能力や製造技術における大きな進歩を示している。」と伝えている。 (続く→)また人民日報は「「中視一号」チップは、民用デジタルHDTVのほか、国防、科学技術、教育、基礎工業など広い分野で応用が見込まれる。携帯電話に組み込むチップによるデジタルTV信号の受信も可能になる。」と記事を結んでいる。 ここで少し、中国のデジタルテレビ事情を紹介・・・ 中国でのテレビ放送のデジタル化は、ケーブル系を中心に2003年から始動している。政府が発表した、今後のスケジュールによれば、「05年にデジタル衛星中継業務開始、08年に全面的な地上デジタル放送を展開。15年にアナログ放送を停止し、有線、衛星、無線でのデジタル放送で全国をカバーする」となっている。(8年の北京オリンピックでは、全ての競技を高プラズマデジタル放送とすることが目標とされている) なお、昨年、中国国家デジタルテレビ組織委員会の劉全恩委員長は、偽ハイビジョンテレビに関する警告を発した。というのも、現在中国では「ハイビジョンテレビ時代に突入した」などいう広告で、4:3CRT(ブラウン管)テレビを販売している店があるからである。劉全恩委員長は、現状では、走査線数720本、ハイビジョン信号1920×1080i、画面アスペクト比16:9などの規定を満たしたデジタルハイビジョンテレビは、中国には多く存在していないと指摘している。

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