社会情報:中国の反日デモ 海外のメディアの反応

中国で合い続く反日デモ。そして先週末行われた日中首脳会談。これまで反日デモを容認しているかのように見えた中国が、一転してデモを規制する方向を打ち出した。この背景には、欧米諸国の中国への厳しい反応が少なからず影響していると思われる。それでは国際世論を代表する各国メディアは、どう報道しているのか、見てみよう。日中首脳会談前は・・・ 日中首脳会談前は・・・
(英・タイムズ)「(反日を)叫ぶことは政策ではない。中国は自分の意見を聞いてもらうために、より成熟した方法を見つけなければならない」
(米・LAタイムズ)「中国は日本が帝国主義に戻る可能性はないことを知りながら、(戦争の)過去を日本脅しに利用している」
(米・ワシントンポスト)「(中国が日本に歴史を直視するように求める一方で)自らは権力維持のため恣意的に歴史を解釈している」
など、欧米では中国に対して強く反発、その一方で、「日本は過去に対し、より正直に向き合う必要がある」など、日本の戦後処理の努力が不十分だったとの認識があるようだ。

日中首脳会談後は・・・
(米・ワシントンポスト)「合意こそなかったが、対話は建設的な一歩」
(米・NYタイムズ)「日中首脳が関係改善を約束」
(仏・ルモンド-電子版)「友好維持で合意したが、緊張を消し去ることはできなかった」
(韓・聯合ニュース)「両国首脳は関係改善の必要性で一致したが、日中間には靖国、歴史問題などの地雷が埋まっている」
など、基本的に両国首脳会談を前向きに捉えているものの、根本的な解決には至っていないとの見方が強い。

ただ、AP通信は、「問題解決の合意に失敗した」
「拒否権を持つ中国との対立は、日本の常任理事国入りへの強い希望を脅かすことになった」と否定的。

・・・今回の両首脳会談は、表面的な日中関係修復が演出されただけで、本質的な問題は全く解決されていません。今後、具体的な修復案の話し合いがなされないことには、何も始まりません。

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