日本のTV:朝ドラの視聴率が下がったのは、みののせい?

NHKの朝の連続ドラマ小説「ファイト」の初回視聴率が15.9%%と過去最低視聴率を記録した。かつて「時計代わり」と呼ばれた国民的番組の威力はどこへ行ったのか?朝ドラの不振には様々な理由が上げられている。「女性の社会進出が進み“夢を目指して頑張る女性”が普通になった」「情報化時代を迎え、朝の忙しい時間に”ドラマ”を見る習慣が消えた」・・・つまり時代に合わなくなってきてるということなのだが・・・ (続く→) NHK側でも不振打開のためさまざまな手は打っている。例えば「ファイト」では朝ドラ史上最も若い15歳をヒロインに据え「純愛」路線を強調する設定にした。これには「純愛」で女性の心をつかんだ、「冬ソナ」の影響がありそうだ。またヒロインの両親(酒井法子・緒形直人)の年齢層も下げ、30代の親を新しい視聴者層として取り込む努力をしている。 そんな、NHKの朝ドラにもう一つの強敵が現れた。TBSの「朝ズバッ!」である。 TV界で一番忙しい男と言われるみのもんたを司会に据え、鳴り物入りで始まったこの番組。3月のスタート当初は視聴率が振るわなかったが、ここに来て視聴率を3%上乗せ、今では7%に迫る追い上げを見せている。 「朝ズバッ!」の特徴は、早朝の情報番組にしてはテンポがゆるやかなこと。どうやら、みののコアファンと言われる高齢者(朝早起き)をターゲットにした番組作りを行っているようだ。これに対しては、吉崎隆CPもインタビューで「みのを視聴者代表にして、喜怒哀楽を前面に出す一方、大パネルを使うなどアナログに徹し、高齢者の支持を増やしている」と認めている。 高齢者と言えば、朝ドラのメイン視聴者層。設定を変えて若い層を取り込もうとする朝ドラと、高齢者ターゲットの朝番組を開発するTBS。まったく違う指向性を持った両番組の戦略。今のところは、TBSの旗色が良いようだ。

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