マーケット:台湾で開かれた映像マーケット TFCOMレポート

11月11~13日まで、台湾の台北で開催されたTAIPEI TFCOMに行ってきた。今年で二年目になるTAIPEI TFCOMの会場となったのは、台北の中心地にあるエキシビジョンホール。会場のサイズ的には六本木で開催されたTIFCOMより大きかった。初日には副大統領が来場し、国を挙げてのイベントという雰囲気は伝わってくるが、肝心の人出は・・・ "(続く→)今一つ。94あるというブースも台湾メディアのブースこそ力が入っていたが、他の国からの出展ブースに関しては、看板こそあるものの、人が居ない、ポスターも貼っていない、客もいないという、ナイナイ尽くしの、開店休業状態のブースも目立った。    もっとも、オーガナイザーによれば、今年は、初日だけで海外から120人の入場者があり、110のローカルメディアの取材があったそうで、感触は良かったようだ。(すでに来年の開催が決まっている 2006/11/23-25) 来年はアニメ、ゲームなど。今年参加が少なかった、テレビ以外のメディアも招集し、さらに大きなイベントにしたい、と明るく語っていた。   テレビ局関係の出店が目立つ中、SONYが大きなブースを構えているのが目立った。ここでは来年から台湾でテスト放送が始まるとハイビジョン関連機器が中心に人を集めていた。 展示の全面には、XDCAM HD (ブルーレイディスク収録の業務用カメラシステム)はカメラ、レコーダー、モニターと三点セットで並べられていた。ソニー関係者によると、台湾でもすでにTVドラマ、映画などの現場ではハイビジョンによる収録が始まっているとのこと。「まだハイビジョン受像器はまだ日本のようには売れていないが、今後、ハイビジョンは伸びる」と力強く語っていた。 前回、TIFCOMのレポートでも、同様のことを書いた気がするが、アジアという狭い市場に対して、映像マーケットというイベントが多すぎるような気がする。(来週には韓国でBCWWも開催される) どのマーケットも国が支援しているので、入場者が少ないからと開催を辞める所はすぐには出てこないだろうが、やがて淘汰の時代が来るだろう。個人的にはアジアの映像市場には1~2のマーケットで十分だと思っている。 東京でも散々聞かされた話が、台湾でも、数人の海外のバイヤーから、日本のドラマが買いたいのに買えないという嘆きを聞いた。「値段が高い」「権利処理が大変だからと売ってくれない」・・・。その結果、バイヤー達は、韓国ドラマを購入するのだ。しかし、その韓国ドラマも、値段が上がってきた。ちなみに今、一番、値段が安いのは中国のドラマだそうで、1時間250米ドルで購入出来るケースもあるという。(日本のドラマは、その5倍~10倍かかる) 「日本人はなぜドラマを売ってくれないのか?」という問いに、日本での権利問題の複雑さを説明することは出来るが、同時にその答えが決してバイヤー達を納得させることは出来ないのも事実である。なぜなら彼らは映像とは売ったり買ったりするものだと思っているからだ。 買いたい人が居るのに、売りたい人が居ない。その日本のTV界の状態はいつまで続くのだろうか?"

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