日本のTV:みんなも気を付けようね Winny報道の画面モザイク

今週号の文春に「頭隠して尻隠さずNHK「クローズアップ現代」の大失態」という記事が載った。記事よれば、同番組は今月16日に「情報流出が止まらない~急増・ウィニー被害」として、ファイル交換ソフトWinny利用者のウィルス感染に関する番組を放送した。記事が問題としているのが、この番組に登場した、ある画面について・・・ (続く→) 何が問題だったのか、記事の中のパソコン雑誌編集者の言葉をそのまま引用してみよう。 「番組の内容自体は何も問題なかったんです。しかしネット上に流出した海上自衛隊の機密情報ファイル名がパソコン画面に映し出されていたシーンで、何と”ハッシュ”がモザイク処理もなく、本放送では大半が、ハイビジョン放送ではすべてが映っていたんです」 えっ?ハッシュが問題?それ何? ハッシュ(hash)=「与えられた原文から固定長の疑似乱数を生成する演算手法。生成した値は「ハッシュ値」または「ハッシュ」と呼ばれる。」 ・・・上の説明が分からない?はい、私も自分で書いていてチンプンカンプンです。 ようするに、ハッシュとは、ファイルに付けられた識別番号のようなもののようです。ハッシュを使うと、データを送受信する際の、セキュリティチェックが出来る。 例えばですね、ネットでデータ送った場合、送った時と、受け取った時のハッシュを比較します。もし、同じものだったらデータの改ざんナシ。違っていたら、途中で誰かが悪さをしたと・・・。 NHKの犯したミスは、このハッシュ(認識番号)の全文が、画面に映り込んでしまったこと。ハッシュが分かるとなぜ危険なのか。記事の中では、ネット問題の専門家がこう指摘しています。  「ハッシュさえ分かれば、あとはちょっとした知識があれば機密情報を簡単に入手できてしまう。NHKはファイル名をモザイク処理して読み取れないようにしていましたが、同時にハッシュも隠さなければ意味が無い」 ちなみにこの問題に対し、NHK広報局は「本放送では下数桁をカットしたのですが、ハイビジョン放送でハッシュが出てしまったことは配慮に欠けたと言わざるを得ません」と回答。 ・・・わかるなぁ、4:3で切れていたから大丈夫と思っていたら、16:9で見えていたということ。 とにかくですね、文化系制作者のみなさん。これを他山の石として気を付けましょう。ハッシュってのがどこに書いてあるもので、何桁のものなのか、まったくもって分からないですが、Winny関連の取材をした場合は、詳しい人に聞いて、モザイクでしっかり消しましょう。

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