日本のTV:デジタル放送「録画1回」規制緩和提言へ…経団連

日本経団連は、テレビ番組などのコンテンツ(情報内容)の二次利用を促すため、著作権法改正などを提言する「知的財産委員会」を設置する方針を明らかにした。今月24日に正式決定し、6月から本格的な議論に入る。録画したデジタル放送をダビングできない「コピーワンス規制」の緩和を含め、著作権法で定める「私的利用」の見直しなどがテーマで・・・ (続く→) 政府内の議論にも影響を与えそうだ。著作権法では、個人で楽しむ私的利用などの場合、著作権者の許諾がなくても自由に複製できると規定している。アナログの放送やビデオなど私的に複製する場合に制限はなかった。  しかし、デジタル放送などでは、オリジナルと全く同じ複製が簡単にいくつでも作れるため、地上デジタル放送や放送衛星(BS)デジタル放送の番組は信号によって1度しか複製できないようになっているなど、私的利用でもダビングが制限されている。 ・・・コピーワンスとは、地上デジタル/BSデジタル放送の原則として全ての放送に「1回だけ録画可能」の制御信号を加え、暗号化して送信するものです。コピーワンス信号を付加された番組は、対応メディアに“一回だけ”録画できるますが、そのからのコピーはできない。そのため対応レコーダのHDDからDVDやBlu-ray Discなどへ移動(ムーブ)すると、HDDに記録したデータは光ディスクに転送した後、HDD上から消去される。  コピーワンスは、不法コピーの対策などを目的として2004年4月5日より本格導入されたが、「録画した番組を1回であればダビングできる」といった誤解や、「コンテンツがバックアップできず、SDカードなどにダウンコンバートした場合元のHDコンテンツの保存ができない」、「ムーブ時にムーブが完了しないのに不具合が生じ、オリジナルが消去されてしまった」などの意見が寄せられている。  また、「録画したコンテンツを車や携帯端末で見えない」など、コンテンツの並列利用ができないという不満や、「B-CASカードが無いと視聴できない」などの不満も寄せられているほか、メーカーの開発現場からはコピーワンスやIPへの出力禁止により、「ホームネットワーク機器の実現が難しい」といった意見が寄せられていた。 ・・・業界では、自分で作った番組のコピーを出演者などに差し上げる際(厳密に言えば、著作権上違法行為、ただし業界の慣例として頻繁に行われている)、OAチェックした映像だと、コピーワンスに引っかかって、差し上げられないという問題が起きています。「なら、マスターからダビングしちゃえ」となる訳ですがそれはそれで問題もある訳で・・・。

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