日本のTV:フジはなぜプライドを切ったのか・・・

今月初め、フジテレビは契約違反を理由にPRIDEの中継の放送打ち切りを発表した。PRIDEと言えば、これまでフジが大事に育ててきた虎の子のコンテンツ。同局の大晦日の特番枠にも何度か登場した。これまで二人三脚で進んできた両者の間に一体何があったのだろうか?まず、6月5日フジの広報部は次のような発表を行った。「弊社で放送中の格闘技『PRODE』について契約先のドリームス・・・ (続く→)テージエンターテインメント(DSE)による契約違反が判明いたしましたので本日をもって同社との契約を解除すると共に、今後の同ソフトの放送及びイベント開催への関与を注しすることを社として決定いたしました」 実は契約打ち切りが発表される数時間前、PRIDEは道場開きを行っていた。そしてその席にはフジテレビ関係者も訪れている。ようするに、この契約打ち切りの発表は、現場も知らない程、唐突なものだったと言える。 さて、気になるのは広報文にある「契約違反」の内容だが、これはまだ明らかにはされていない。しかし6月8日に行われた、DSE榊原社長の会見では「(契約打ち切りは)フジテレビさんの主張としては信用、品位、イメージに対する保守、配慮をDSEが怠ったということが、理由です。」とし、同社長は、この理由に思い当たるふしが無いとしながらも、「週刊現代さんはじめ一部マスコミの皆さんによってDSEがあたかも反社会勢力と付き合っているというような心ないねつ造記事を毎週書き続けられたこと」が原因となったのではないかと語っている。 では、週刊現代にどのような記事が書かれたのだろうか?実は週刊現代では今年に入って何度か、3年前の大みそかに放映された「猪木祭り」のプロデューサーだった人物の証言記事を掲載してきた。この中には、DSEが暴力団組員らと、ヒョードルの出場を巡り脅迫行為を行ったという内容も含まれている。(なお、週刊現代では契約打ち切りの発表後も、PRIDE及びDSEに対する告発記事の掲載を続けており、一方でDSEは週刊現代の発行人、編集人、証言者を業務上妨害及び名誉毀損で告訴した) さて、週刊現代の記事の内容が真実か、それともねつ造なのかは判らないが、イメージを大事にするフジテレビが、こうしたスキャンダルを嫌い契約を打ち切ったという可能性は十分に考えられる。なおフジの発表を受けて、東海テレビが予定していた「ハッスル・エイド」の放送も、「全国放送が不可能になった」という理由で中止となった。なおスカパーとの契約は現時点では打ち切られていない。 PRIDEにとっては、フジからの莫大な放映権料が無くなったこと、さらに地上波というプロモーションツールが無くなり、団体自体の存続も危ぶまれる所だが、DSE側は記者会見の席上で今後はスカパーのPPV放送、ライブ、世界進出に力を入れると語り、存続を約束した。 ・・・DSEの記者会見には高田統括本部長と先頭に、吉田、五味をはじめとする総合格闘家54人が集結。PRIDEへの熱い思いを口々に語っていましたが・・・。

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