日本のTV:楽天がTBS株を売却 買収劇から撤退へ

31日、楽天は臨時取締役会を開き、発行済み株式の19%強を保有するTBS株について、全株を売却すると発表した。TBSは4月1日より認定放送持ち株会社「TBSホールディングス」に移行し、1株主の議決権比率が33%以下に制限され、楽天がTBSを単独で子会社化することは不可能となる。そのため・・・、 (続く→)保有株を売却して提携を断念することになり、約3年半続いてきた楽天とTBSのM&A攻防は楽天側が撤退する形で決着することになった。なお楽天は保有する3777万700株の買い取りをTBSに請求する権利を得ているため今後、楽天の持ち株はTBSが買い取ることになる。2008年12月時点での株保有価額は515億1900万円に上るが、今後はTBSとの間で買取価格について協議するとしている。 ・・・ライブドアとフジ、TBSと楽天。新旧メディアの対決は大騒ぎしたものの、結果はIT側の惨敗に終わりました。(もっとも局側も株の買い取りなどで大金を使ったので痛み分けではあありますが・・・) 問題はこうした対決とその結果が、今後、市場が大きく育つことが見込めない、テレビというビジネスに何をもたらしたかということでしょう。楽天が撤退理由としてあげた「シナジー効果の最大化を通じた企業価値・事業価値の向上の目的を達成することが困難」はTBSにとって決して「嬉しい言葉」ではありません。むしろ、投資家からの厳しい宣告だと思います。  

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