海外のTV:首相の一言で中国で「ウルトラマン」受難

中国の温家宝首相が最近、孫がテレビで「ウルトラマン」の番組を見過ぎて困るという趣旨の発言をしたことから、同国内でウルトラマン非難の声が起こっている。5日付の香港紙・リンゴ日報などによると、温首相は3月31日、湖北省武漢市のアニメ関連会社を視察した際、「わたしの孫が見るテレビ番組はウルトラマンばかり。もっと中国のアニメを見るべきだ」と述べた。中国政府の指導者がテレビキャラクターについて言及するのは異例。このため・・・ (続く→)温首相の発言はインターネット上で大きな反響を呼び、「ウルトラマンが怪獣を倒すのを見た子供が、まねをして同級生をいじめるので、頭が痛い」「ウルトラマンと言えば(戦争中の)日本人を思い出す。人を殴ったり、殺したりすることしか能がない」などと批判が相次いだ。  ・・・温首相の発言は先月末、湖北省の武漢江通動画股フェン有限公司を訪れた際に飛び出した。その真意は「国産アニメ産業育成」が真意とみられるが、中国で制作されたアニメの人気が低いことも事実。 なお中国ではこれまで何度か外国産アニメの管理強化を実施してきた。08年の2月にはこんなこともしている。↓ 2月19日、中国国家ラジオ映画テレビ総局 (広電総局) は公式ウェブサイトを通じて、全国のテレビ局に対し、外国アニメの放送を禁止していた従来の時間帯 (午後5?8時) を、同9時までの1時間延長にするという通達を出した。国産アニメの振興をはかる措置とみられ、5月1日からスタートする。 中国中央テレビ (CCTV) などが伝えた。  「2008年5月1日から、全国テレビ局の全チャンネルの外国アニメや外国アニメに関する番組、紹介する番組の放送禁止時間帯は、従来の17?20時から、17?21時に延長する。 合作アニメの同時間帯の放送は、広電総局の許可を得ること」 「知的財産権の保護意識を高め (中略)、海賊版の国内外アニメの放送を厳禁する」  広電総局は、2000年に外国アニメの発行許可制度をもうけ、事前審査による許可を得なければ、国内でのテレビ放送ができないとした。2004年4月には、外国アニメの放送を4割にするなどとして制限を加えた 「中国の映画テレビアニメ産業発展に関する若干の意見」 を公布し、施行した。つづく2006年9月1日から、外国アニメの放送を午後5?8時には禁止。 アニメ放送についても、国産と外国産の比率をそれまでの 「6:4」 から 「7:3」 にするよう義務付けた。  今回の通達は、これまで以上に外国アニメの放送を制限し、国産アニメをバックアップしようとする当局の意向を示したものだろう。 とりわけ人気が高まる一方の日本アニメの影響力を懸念して、青少年の 「愛国心の向上」 をめざす政策の一環だと見られている。 ・・・ウルトラマンは、外国産コンテンツの象徴として使われたということでしょうか・・・。それとも、おじいちゃんとしての本音が出たのか。

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