日本のTV:春の改編 よもやま話

春の改編作業まっさかりのテレビ業界。特徴は「制作費が掛からず」「視聴率より収入の見込める」番組である。長年番組の顔をつとめてきた「高額キャスター」のリストラも始まっている。 終了する主な番組は、「エンタの神様」(日テレ)、「SUPERうるぐす」(日テレ)、「総力報道!THE NEWS」(TBS)、「ジャンクSPORTS」(フジ)、「サンデープロジェクト」(テレ朝)、「田舎に泊まろう!」(テレ東)など。「エンタ」の終了理由は視聴率低下だが、スポンサーが見つからなかったのも大きな理由とされる。一方、降板を噂される番組の顔は・・・ (続く→)田原総一朗(サンプロ終了に伴い)、小宮悦子(スーパーJチャンネルの司会は局アナに、小宮は週一出演)、小林真央(NEWS ZEROを寿降板)、小倉智昭(嵐の宿題くんリニューアル、小倉さんは一人卒業の噂)・・・。小林真央を除けば、降板の理由は高額なギャラである。 嵐・嵐・嵐: 一方、新番組情報だが、プライムで嵐の三本目の冠番組が誕生する。 「エンタ」の後枠(土曜後10:00)に登場する「嵐にしやがれ(仮)」で、内容は、嵐のメンバーが「ゲストが誰か」「何をするのか」などを知らされないまま収録に臨む「即興エンターテインメント」とのこと。「嵐の宿題くん」のユルさを引き継ぐということか・・・。これまで小倉がつとめてきた役は、「ミヤネ屋」の宮根誠司が行うという噂である。 トヨタショック: スポンサー動向に関してだが、2ちゃんねるに「トヨタが広告宣伝費を更に減らす模様」というスレッドが立った。ここでは、「ワンステップ!」(TBS)からのスポンサー降板、「地球号食堂」(テレ朝)の春改編で終了など、トヨタ冠番組が消えるという書き込みがある。トヨタは昨年度、「マスコミ四大媒体」向け広告・宣伝費の3割減を行った。(←「宇宙船地球号」などが終了) 中国・アメリカなどで景気の上向きが期待できることから、今年度の復活が期待されたが、リコール問題の勃発により、2ちゃんねるに書かれていることの現実味が増している。 めざせ放送事業外収入: 日本経済が上向かない中、各テレビ局はスポンサー以外の収益に注目している。例えばフジは「踊る大捜査線3」、「海猿3」、「ノルウェイの森」など映画の強力なラインナップを揃え、今年度での出資を決めている。また放送外収入狙いの編成も加速するだろう。昨年秋の改編で、テレ朝は深夜枠を「放送外収入」目線で大きく改編したが(←「お願い!ランキング」)、これが一定の成功を収めたことから、他局も同じ手法で追随しそうだ。 復活できるかTBS: 最大の注目はTBS。 昨年「第2の開局」と宣言し大改編を行ったが、結果は惨敗。亀田・内藤戦で最高視聴率を取ったにもかかわらず、年間視聴率はフジ、日テレ、テレ朝の後塵を拝する民放第四位。ドラマ「JIN -仁-」のヒットはあったものの、ゴルフの試合での取材カートの暴走など不祥事も続発した。新編成局長が就任し、「総力報道」の後枠でのバラエティーが決定するなど、変化は始まっているが、今年も状態が変わらないようだと崖っぷちである。

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