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Mail Magazine Vol.592 2011/1/14  『食の恨みは恐ろしい Twitterには気​をつけて 伊達直人』

  • 2013/08/15 14:04
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    2,492
メールマガジン あけましておめでとうございます。メディモン3号です。2011年も無事あけました。

一週お正月休みをいただきましたので、
今回が2011年メディモンメルマガのスタートとなります。
執筆陣一同、
ためになる情報を皆様にお届けすべく頑張る所存ですので、
今年もメディアモンキーズをご愛顧のほど、
どうぞよろしくお願いいたします。

さて。
今年のお正月、みなさんはどのように過ごされましたか?

私は例年通り31日から実家に戻り、
「ふるさとの正月」を堪能しました。

今年のお正月は、日本海側は九州地方まで雪が降る、
寒~い日が続きましたが、
幸い首都圏は暖かい日差しさす穏やかな年始だったので、
のんびりぬくぬく。
年越しそばやお雑煮、紅白、初詣などを楽しみました。

そうそう、みなさんのお宅では今年おせちを食べましたか?

3号家では、ここ数年来、おせちのお重を用意していません。
理由は「家族が誰も食べたがらないんだもの…」(母談)。

だっておせちって、作ってくれた母には申し訳ないですが、
冷えてるわ、油っ気はないわ、味は単純で、
塩っぽいか、甘いかの2種類しかないわ…
と、あまり積極的に食べたいシロモノではないからです。

そもそもは新年を祝う豪勢なお祝い膳だったのでしょうが、
最近は他にもっとおいしいものがいっぱいありますからね。
(ちなみに我が家では、おせちの代わりに、
いただきものの鯛やカニ、すき焼きが、
一年に一回のご馳走として出てきました)

私の家以外でも、
そういう「おせちばなれ」なご家庭は増えていると思うのですが、
一方で、最近では「中華」や「フレンチ」「イタリアン」「沖縄料理」など、
変わったおせちがたくさん登場しています。

従来はおせちの購入先といえば、
デパートやスーパーや料亭が多かったのですが、
最近はいわゆる普通の「中華」や「フレンチ」などの飲食店が、
オリジナルのおせちを、
数量限定で作って販売するというパターンが増えておりまして。

食べるほうも「中華」や「フレンチ」のおせちなら食べたいですし、
有名レストランのおせちって言われたら、
どんなものかちょっと気になりません?

しかし、今回はそれが裏目に出てしまって…

【食の恨みは恐ろしい】

お正月の料理って、日常の料理とはちょっと違いますよね。
できればおいしいもの、きちんとしたものを食べたい。

ですから、今年インターネットで、ある「おせち」を注文した500人の人は、
さぞガッカリしたろうと思うのです。

最近、インターネット上で、
割引価格や特典がついたクーポンつき商品を販売するサービスが
人気となっています。
このシステムをビジネス用語で「フラッシュマーケティング」
と言います。

例えば・・・
あるお店が効果的な集客をしたいと考えているとします。
そこでフラッシュマーケティングサービスを行っている会社のサイトに
このような広告を出しました。
「24時間以内に20組の人が申し込んでくれたら、
うちの店の料理が50%OFFになるクーポンを提供します」

20組集まらなければ不成立となりますが、
店の損にはならないし、
うまくいけば、たった1日の広告で、
20組のお客さんが来店することになります。
お客さんも普段の半額で食べられるとあって、
誰にとってもうれしいサービス!

…これが「フラッシュマーケティング」のシステムで、
日本でも複数のサイトがサービスを行って話題となっています。
が、当然うまい話には穴がある。

昨年フラッシュマーケティング大手の「グルーポン」が
「カフェレストランのオリジナル豪華3段重ねの謹製おせち、
通常21000円→500人集まったら10500円で提供」という
広告を出しました。

掲載されていた写真には、
手羽中の醤油煮/フランス産シャラン鴨のロースト/
国産和牛ロースト/名古屋コーチンもも肉の燻製/
砂肝のコンフィーマスタードソース/鹿児島産黒豚の京味噌漬け/
蟹爪のフリット/生ハムとカマンベールチーズ/肉巻きのロースト
など、35種類の美味しそうな食材が満載。

これが10500円で買えるなら…と
たちまち購入希望者は規定の500人に達し、
購入者は12月31日に、
この豪華なおせちが届くのを待っていたわけです。

が、これが待てども待てども届かない。
カフェレストランに問い合わせても電話が通じない。
お願いしていた時間をはるかに過ぎてから届いたおせちは、

①クール便ではなく普通便
②4人分のはずなのに食材が少なくスカスカ
③細かい仕切りがなかったために配送中に崩れぐちゃぐちゃに
④食材は広告とまったく違うものが入り
⑤一部痛んで腐っていた
⑥かずのこにいたっては塩抜きナシ、薄皮がついたまま

というひどいものだったのです。

これに腹を立てた一部の購入者がインターネット上に
このまるで食べ残しのようなスカスカおせちの写真を載せたところ、
「これはあまりにもひどい!」と瞬時に拡散され…

ついにはテレビや雑誌で取り上げられるほどの大騒動になりました。
翌日にはそのカフェレストランの社長は辞任。
「500食分のおせちが作れないというのは途中から分かっていたが、
どうしても注文をキャンセル出来ず、こういう結果になってしまった」
ということで、購入者には返金とお詫びの品が
配られることになりました。

何が問題だったのでしょう。
20000円の売値の商品の場合、
原価3割と考えて約6000円の食材がいります。
でも今回は半額の10000円で販売、しかも「グルーポン」への
手数料50%を引くと、お店には5000円の粗利しかでない。
当然6000円の食材なんて入れられません。

だから逆に3000円くらいの価値の商品に
20000円の定価をつけて販売することになってしまい、
結果スカスカおせちになってしまったと。
そういうことのようです。

そう考えると「グルーポン」の仕組み自体が破綻しているとも思えますが、
やはり今回は「これでいいだろう」と思ったお店側の
モラルの低さがひどすぎました。

実は彼ら、おせちをつめる作業中の写真を、
ブログにアップしていたのですが、
(当時はそんな騒ぎになると思わなかったんでしょうね)
服装はダウンジャケットなど普段着のまま、
金髪の若い子たちが作業中マスクも手袋もせずに、
カメラにピースをしていて、
飲食店としてそもそもイカンだろうという体だったのです。

それも全部今回バレちゃった。

…実はこのカフェ、私の通勤途中に実店舗があるんです。
毎日前を通るのですが、騒動以来、
未だにシャッターが閉まったまま。
ここまで評判が地に落ちたら…
お店は潰れちゃうでしょうね。

でもやはり口の中に入るものはちゃんと扱ってほしいですし、
おせちを楽しみにしていた購入者さんたちの失望感を考えると、
それもむべなるかな…と思うのです。

【Twitterには気をつけて】

おせち事件同様、インターネットから火がついたニュースを
もう一件。

名は伏せますが、先日
都内のある高級ホテルのレストランでバイトをしていた女子大生が、
「○○○○と△△△△がご来店。
△△△△まじ顔ちっちゃくて可愛かった…
今夜は2人で泊まるらしいよ お、これは…(どきどき笑)」
(※○○○○と△△△△は有名人の実名)と、
自身のツイッターでつぶやいたことから、
大騒ぎになりました。

ホテル従業員、しかも高級ホテルの従業員が、
利用者のプライバシーを、
誰でもみられるツイッターに書き込んでしまうなんて!
と驚いた人が調べてみたところ、
他にもこの女子大生は、
当該ホテルの日銀の総裁と大手自動車企業CEOの会合について、
”前日に”「明日来る」ということまで
ツイートしてしまっていました。

…気持ちは分かるんですよね。
私も街で芸能人に会ったら誰かに言いたくなるし、
もしかしたら彼女同様、
ツイッターなどに書き込むことだってあるかも・・・

ただ問題は、それが「街で会った」ではなく、
秘密を知りうる立場で、
かつ秘密を守らなくてはいけない立場の人が、
誰でもみられるインターネットで情報を拡散したということ。

お医者さんや銀行員、弁護士さんなどと同様に、
ホテルマンも顧客情報を漏らしてはいけない職業の一つですから。
アルバイトとはいえ、そこは気をつけるべきでした。

当然この女子大生はこの過失について、
インターネットを中心に、
ワイドショーなどでも取り上げられて糾弾されました。

それ自体は仕方ないことなのですが、問題が一つ。
彼女はホテルで得た情報のみならず、
自分の個人情報も書き込んでいたため、
彼女自身の情報が、
すべてネット上に流出してしまったのです。

本名年齢はもちろん、出身高校、在校大学、所属サークルから、
住んでいる家のエリア、本人の写真から友達の写真などなど…。

彼女はツイッターの他に、mixi、facebookなど、
多くのソーシャルメディアと呼ばれるインターネットサービスに、
同じIDで登録していました(現在は削除)。

なのでツイッターのIDでネット検索すれば、
上記のような個人情報が、
すべて出てくるようになっていたのです。

今回の出来事では「なんてITリテラシーの低い。自業自得」と、
この女子大生を笑う人も多いのですが、
私は…笑えないですね。
インターネットは便利ですが、
その反面にある危険性を理解せずにいると、しっぺ返しをくうよ、
それを改めて感じた一件でした。

それにしてもみんなお正月から大変だ…。

【私たちは伊達直人です】

新春早々ちょっと残念な記事が続いたので、
最後はいい話を。

タイトルをみてピンときた方は、おそらく40歳以上、
もしくはプロレスファンではないでしょうか?

伊達直人というのは、梶原一騎原作、辻なおき作画の、
人気プロレス漫画「タイガーマスク」(連載1968~71年)の
主人公の名前です。

伊達直人は孤児院「ちびっこハウス」出身の孤児。
自身と同じく孤児院育ちの子供達のために「タイガーマスク」として、
虎のマスクをかぶってプロレスのリングで闘い、
そのファイトマネーを匿名で寄付します。

しかしプロレスラー「タイガーマスク」を育てた、
闇の養成所「虎の穴」に納めなくてはいけない上納金まで
「ちびっこハウス」に寄付したために、
裏切り者として狙われる身に…

と、まぁ「タイガーマスク」のあらましをご説明しましたが、
連載から40年経った今、日本全国にこの「伊達直人」
が出没しています。

ことのはじめは昨年のクリスマス。
群馬県中央児童相談所の正面玄関に、
箱入りのランドセル10個が積み上げられていて、
「ランドセルです。子供達の為に使って下さい」というメッセージに、
「伊達直人」の署名が添えられていました。

最初は「伊達直人」という人からの贈り物と考えていたそうなのですが、
職員のひとりが「タイガーマスクと同じ名前じゃないか?」と気がつき、
「タイガーマスクが子供たちにプレゼント!?」と、
ニュースになりました。

そのニュースを観て感銘を受けたのか、その後、
日本各都市の児童養護施設に、
立て続けに「伊達直人」名義で、
ランドセルや現金、玩具が届き始めました。

「お年玉です。 伊達直人」(小田原市)
「ランドセル贈答のニュースを見て私も参加した。
 子どもたちが夢と希望をつかむ一助になればうれしい 伊達直人」(静岡市)
「新1年生のみなさんへ おめでとうございます 伊達直人」(岐阜市)
「寄贈 長崎の伊達直人(ふりがなで「ヒバクシャ」)」(長崎市)
「ランドセルでなくてごめんなさい。
 少しでもお役に立てればと思い、
 玩具を置かせてもらいます。伊達直人」(厚木市)

そして1月14日現在、この「タイガーマスク」運動は全国に広がり、
とうとう「お年玉で買いました」という小学生などを含めて、
100件以上の「伊達直人」が生まれたのです。

こうした善意が広がった理由はなんでしょう。

私が思うに、従来からあった、
「公的な寄付は本当に必要としている人に渡らない」というイメージが、
直接モノを手渡すことでクリアになったということ。
また、匿名ということで「いいことをした」という気恥ずかしさもなく、
善行が行えるということ。
そして「伊達直人」と書くことで、
寄付という行為にイベント性が生まれるということ。

なにより、多くの人が温かい心を持っていて、
機会があったら、
誰かに自分の身の丈にあった「何か」をしてあげたいと、
思っていたということなのだと思います。
本当にすばらしい。

ただですね、
新小学一年生のいない養護施設にランドセルが届いたり、
匿名ゆえに拾得物扱いになってしまったりという問題もあるようです。
また「一過性の活動で終わってしまったら、
来年以降1年生になる子供たちが悲しむのでは?」という話も出ています。
後者に関しては、確かに永続して続けていくことは
大切だなと思います。

それにしてもいい話です。

でもときどき思うんです。
もしかして最初に送った人は、
本当に「伊達直人」という名前だったんじゃないかって。
それが「タイガーマスク」運動に繋がっていったのをみて、
今頃は苦笑してたりして…と。

ではまた来週。
話題: メールマガジン

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