MediaMonkeys.net
Search
無料ユーザー登録
海外ロケスタッフを探す
地域で探す
国別で探す
所在都市で探す
ロケスタッフ一覧
* 登録する
翻訳者・通訳を探す
通訳を探す
通訳翻訳一覧
* 登録する
さる電で探す
* 登録する
業界ニュース
業界ニュース投稿
サイトマップ
ホーム
メールマガジン
Mail Magazine Vol.597 2011/2/20 『メトロポリス・東京はどこへ行く 新宿と兄弟』
サイトカレンダー
サイトカレンダーをスキップ
«
2021年
04月
»
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
«
»
ユーザー機能
ログイン
ユーザー名
パスワード
新規登録
パスワード再設定
記事カテゴリ
日本のテレビ
(372)
新番組
(33)
海外のテレビ
(110)
社会情報
(135)
コーディネーター情報
(111)
IT関連情報
(141)
視聴率
(95)
映画
(81)
CM
(37)
韓流
(12)
PR
(61)
ギョーカイ日記
(127)
特別企画
(18)
コラム
(44)
メールマガジン
(503)
教えてください
(36)
マーケット
(14)
MM編集部より
(6)
機材
(25)
Mail Magazine Vol.597 2011/2/20 『メトロポリス・東京はどこへ行く 新宿と兄弟』
2013/08/15 14:13
投稿者:
MM編集部
表示回数
2,229
みなさんこんにちは!東京は最近ちょっと暖かくなってきて、昼間などは外を歩いていると、吹いてきた風に春を感じる時もあります。
(…でも、夜になると寒いんです)
そんな中、我が社では、
怒濤のレイアウト変更が始まりました。
その理由は、新番組に備えた組織変更ということなのですが・・・
実は、この時期は制作会社にとって
非常に忙しいのです。
というのも、
3月までで終わる番組、
3月末、4月頭の特番、
そして4月から始まる新番組。
こうした制作がすべて重なるからです。
なのになぜ?
今、社内引越し?
各自、身の回りの品々を
段ボールに詰め込まなくてはいけないのですが、
総務や管理の人がどんなに青筋立てようと、
誰も手を付けようとしません。
恐らく引越し当日、業者さんが入る10分前まで
誰も何も動かない感じ。
「人心を無視した改革は決してうまく行かない」
歴史上、何度か繰り返されてきた過ちは、
こんな小さな組織でも再び証明されるのでありました。
■■■メトロポリス・東京はどこへ行く■■■
ちょっと遠回りの説明になりますがご辛抱下さい。
みなさんは”県民経済計算”という言葉を
耳にされたことがあるでしょうか?
これは、国ではなく、県のレベルで経済状況を
見るための計算方法でして、
例えば、国の経済成長率の指標としてよく使われる、
国内総生産 (GDP) 。
県民経済計算では、県内総生産(GPP)を算出します。
これを見てみると・・・
東京都のGPPは、およそ89兆円。(08年)
2位の大阪府を大きく引き離し、ダントツの一位。
(3位以下は愛知、神奈川、埼玉、兵庫、千葉…と続きます)
ちなみに東京都のGPPは世界の都市の中でもナンバーワン。
(2位はNY)
国と比較しても、
スイス、オランダ、スウェーデン、韓国など、
一国のGDPをも上回っています。
(比較は08~09年度の数字)
もちろん、こうしたランキングには
円高などの影響も大きいのですが、
それでも、東京という都市の経済力が
世界でも圧倒的なことがお分かり頂けると
思います。
巨大都市、東京。
そのトップである都知事は当然ながら、
絶大な権力を持つ存在です。
しかも、都知事の任期は4年。
よほどの失策が無い限り、
任期中に職を解かれることはありません。
都知事の方が、
コロコロと短期間で変わる最近の首相よりも、
大きな権力を持つと言う専門家さえもいます。
しかし・・・
絶大なパワーを持つ都知事を決める作業が、
かなり迷走気味なのです。
(ここからやっと本題、遅い!)
次の都知事選は今年の4月10日に
行なわれる予定です。
ということは残す所、2ヶ月弱。
しかし今の時点で、記者会見を開いて
立候補を表明したのは、僅か3人。
*山口節生- 不動産鑑定士
*小池晃- 日本共産党元参議院議員
*渡邉美樹- ワタミ前会長
それぞれ立派な経歴の持ち主だと思うのですが、
キャリア、知名度から見て、どの人も本命では無さそう。
一方で、立候補するのでは?と
これまで名前が噂されて来た人物は、
話題の面々がズラリ。
蓮舫(内閣府行政刷新担当大臣)
東国原英夫(前宮崎県知事)
石原伸晃(自由民主党幹事長)
猪瀬直樹(作家・東京都副知事)
田中康夫(衆議院議員、新党日本代表、元長野県知事)
舛添要一(参議院議員、元厚生労働大臣)
小池百合子(衆議院議員、自由民主党総務会長)
海江田万里(衆議院議員、経済財政担当大臣)
鳩山邦夫(衆議院議員、元総務大臣)
・・・他にもいっぱい。
そんなにやる気のある人がいるのなら、
どうせなら早く立候補宣言をして、
東京の未来について政策論議を戦わして欲しいのですが、
・・・みんなどうも煮え切らない。
その理由は?
あの人が煮え切らないからです。
現職の石原慎太郎都知事。
石原さんは現在78歳。(今年9月に79歳になる)
さすがに後4年は無いだろうと思われていたのですが、
時々、出馬に意欲的な発言をして、
周囲を煙に巻き続けている。
ではなぜ彼の去就が影響を持つのか?
それは、これまでの長い歴史の中で、
現職の都知事が選挙に立候補をして
落選したことは一度もないからです。
現職知事が圧倒的に強い、それが都知事選なのです。
勇退か、もう一期か?
立候補を考えている人たちは、
息を詰めて石原さんの一挙一動を
見ていることでしょう。
東京だけではなく日本の未来を左右する、
東京都知事選。
石原都知事が進退の結論を出すと
明言している、3月11日まで、
二転三転ありそうです。
■■■新宿と兄弟■■■
それほど大きな記事にはなっていませんが
気になるニュースがあったので紹介します。
今週木曜日(17日)、午後1時頃。
練馬在住の無職の若者(19)が、
新宿駅南口の高速バス乗り場で
「殺してやる!」と叫びながら、
カッターナイフを振り回しました。
その後、若者は「通り魔をやった」と
近くの交番に出頭し、銃刀法違反の
現行犯で逮捕されました。
この事件の第一報を耳にした時、
多くの人が思ったのは
「便乗犯」という言葉だった思います。
というのも、先週の金曜日(11日)、
同じ新宿駅南口で「通り魔を起こす」という
書き込みがインターネット掲示板にあり、
警察と報道陣と野次馬が押し寄せる
騒動になっていたからです。
掲示板への書き込みは、
一度では終わりませんでした。
「3人組で通り魔を起こす」
「アキバより多くの人が死ぬ」
(以前、秋葉原で通り魔殺傷事件がありました)
「必ず実行する」
「通報するならしてくれ。それでもやってやる」
「生きていても希望が無い。社会に対して八つ当たりだな」
「包丁買った。十五時過ぎには新宿着く」
「もう色々とダメだ。俺に殺された人ごめん」
これらの犯行予告の書き込みの合間には、
犯罪を思いとどまらせるような書き込みと、
書き込みした人間に対してバカにする書き込みが並び、
あっという間に注目が高まりました。。
やがて、犯行予告はtwitterを介して、全国に拡散。
ネット上には「新宿に行くと危ない」という文言が溢れ、
ついに新宿駅は特別厳戒態勢が敷かれたのです。
幸いなことに、通り魔殺人は実行されず、
数日後、警察はこの書き込みを行なった
横浜市の中学3年の少年を逮捕しました。
犯行の動機は「どのくらい騒ぎになるのか見たかった」でした。
そして約一週間後、
最初に書いた事件が起きたのです。
さらに人々が驚いたのは、
ナイフを振り回した若者が、
例の書き込みを行なった
中三の少年の兄だったという続報です。
警視庁の取り調べに対し兄は、
「弟がインターネット上でバカにされたので、
実際に通り魔が起きるのを見せてやろうと思った」と
供述しています。
確かに少年が最初の書き込みをした時から、
その後まで、少年に対する厳しい書き込みが
続いていました。
だからと言って、実際に犯行を起こす必要が
どこにあるのでしょうか?
兄が逮捕された後、ネット上では
この兄弟に対する厳しい書き込みが
さらに増えました。
そして数日後の今。
ネット上では2つの事件の合間に投稿された
もう一つの書き込みが、話題になっています。
その内容から、19歳の兄が書いたものではないか?と
噂されているのです。
「弟が殺人予告をして逮捕されました。
僕のせいです。
僕は死にたいです。
僕が弟を追い詰めてしまいこの様な事になってしまいました。
やはり僕は死ぬべきでしょうか?
現在、僕は弟と一緒に暮らしておりませんが、
僕はニート状態で、僕自身も何か事件を
起こすんじゃないかと思っていたら、
弟が事件を起こし、かなり動揺しています。
4年前、嫌がる弟を無理やり連れて新幹線で出かけました。
今思えばそれが間違いの始まりだったのです。
それ以来、弟は日本各地に家出を繰り返すようになり、
警察に捕まっては施設に入れられるという状況になっていました。
父親はロリータコンプレックスで、家の中で暴れ回り、
僕も弟も恐怖で怯えながら生活する機能不全家族でした。
これは僕や弟だけの問題ではないと思います。
父親は自分の責任を絶対に認めない人です。
僕はどうすればいいでしょうか?
やはり責任を取って自決するべきでしょうか?」
さて、この書き込みが誰が書いたものなのか
真偽のほどは分かりません。
個人的には誰かがなりすまして書いたのではないか?と
思っています。
もし、これが第三者が書いたものだとすれば、
そこには、社会とゆがんだ関わりしか持つことが
出来なかった少年と、その兄に対する、
ネットからのメッセージが込められているような
気がしてなりません。
私は人格形成が終わった後にネットというものが
登場した世代です。
そのせいか、ネットは単なる便利なツールであり、
それが無くても生きていけると、
心のどこかで思っています。
しかし、今回事件を起こした二人にとって、
そして多くの若者たちにとって、
ネットは物心ついた頃から当たり前に存在し、
それが無い世界を想像することは難しいはずです。
彼らにとってネットがどういう存在なのか、
私を含む「大人」の世代は、
理解出来ていないのではないか?
そう思わされた事件でした。
それでは、また来週。
話題:
メールマガジン
関連情報
同じ投稿者からの投稿: MM編集部
同じ話題: メールマガジン
記事のオプション
印刷用ページ
トラックバック
このエントリのトラックバックURL:
https://mediamonkeys.net/trackback.php/20130815141342965
この記事にはトラックバック・コメントがありません。
Mail Magazine Vol.597 2011/2/20 『メトロポリス・東京はどこへ行く 新宿と兄弟』
0コメント
アカウントの登録
古い順に
新しい順に
一覧
入れ子
表示しない
ツリー
[
コメントの投稿
]
以下のコメントは、その投稿者が所有するものでサイト管理者はコメントに関する責任を負いません。
以下のコメントは、その投稿者が所有するものでサイト管理者はコメントに関する責任を負いません。