Mail Magazine Vol.623 2011/8/19  『そもそもお盆とは 次の首相は誰? 二葉あき子さん』

こんにちは、お盆休みボケで多少ぼんやりしているメディモン3号です。

【そもそもお盆とは】

お盆休みというと田舎へ、海外へと出かける人が多い日本ですが、
私は、何をするともなく、
家や実家でブラブラしているうちに
終わってしまいました。
(なのに、まだぼんやりしているという体たらく…)

私が勤めている会社は小規模の外資系メーカーなのですが、
社長がフランス人、しかもスタッフも帰国子女が多い関係で、
毎年この時期は「お盆休みって何?」
「お盆休みっていつ?」という問題で揉めます。

まず「お盆休み」という概念がわかってもらえない。

Q これって夏休み?
・・・ちょっと違う。

Q 宗教的な行事?
・・・元々はそうだったけど、
今はそうしない人も多い。

Q なんで「お盆」?
お盆って食器片付ける時のものでしょ?
・・・そんなこと言われても。

地域によって時期が違うのも意味不明らしい。
しかも暦によって日にちが変わることもあるし。

私 「今年のお盆休みは○日~×日にしますか?」
社長「なんで去年と日程が違うんですか!」
私 「そう言われても・・・」
社長「休日が移動するとか、わけがわからない!」

まぁ、そうですね、わかりにくいですよね。
私だって日本人を40年近くやってますが、
決して完璧に理解しているわけでもないし。

ということで、良い機会なので
「お盆」について調べてみました。

そもそも「盆」というのは仏教用語の
「盂蘭盆(うらぼん)」を略したものだそうです。

「盂蘭盆」というのは、
僧侶たちが、一カ所に集まり集団で行う
安居(あんご)という修行の最後の日(旧暦の7月15日)に、
父母や祖霊を供養する行事で、
仏教がインドから中国に伝わる過程で
生まれたもののようです。

しかし仏教が伝わる前から日本では、
年に2度、初春と初秋の満月の日に
祖先の霊が現世を訪れるという行事があり、
初春のものが「お正月」となり、
初秋のものが盂蘭盆とくっついて「お盆」となった…
というようなことが、Wikiには書かれています。

さてお盆の日が地域によって違うようになったのは、
明治になって新暦が採用されたのが
きっかけのようです。

昔のままでやろうぜ!という地域、
新しい暦でやろうぜ!という地域・・・。

ということで、

1) 旧暦7月15日(=旧盆)
- 沖縄・奄美地方など(少数派)

2) 新暦7月15日 or 前後の土日
- 東京、横浜の一部、函館、金沢など(やや少数派)

3) その他8月1日など
- 岐阜の一部と東京多摩地区の一部(少数派)

4) 新暦8月15日(=月遅れの盆または旧盆)
全国的に最も多い(多数派)

ふうむ。
確かに横浜在住の私の実家では2)でお墓参りをしてます。
が、首都圏の企業などは田舎に帰る従業員も多いことから
3)にあわせてお休みするところも多いようです。

うちの会社は今年は、
8月12日~15日がお盆休みだったのですが、
今年は節電のためなのか、
この時期に長期夏休みを奨励する企業も多く、
先週、今週は、ほとんど電話もメールもなく、
静かなものでした。

さて・・・お盆の大体の概要も理解したことだし、
いざフランス人社長に説明するべ…と思ったら、
なんと一家でヴァカンスに行ってしまいました。

え!1ヶ月も!?

社長いわくフランス人は
『8月とは「誰も働かない月」』と言うのだとか。

トホホ、なんと取引先に説明したらよいのやら・・・。


【次の首相は誰?】

かつて竹下登元首相の言葉に、
「歌手1年、総理2年の使い捨て」
というものがあります。

総理の短命を嘆いた言葉ですが、
いまや総理は2年どころか、
1年で使い捨ての状態が続いています。

ふりかえってみれば小泉純一郎政権
(自民/3期1980日=5年超)以来…、

安倍晋三(自民/366日)
福田康夫(自民/365日)
麻生太郎(自民/358日)
鳩山由紀夫(民主/266日)

と、だいたい1年、もしくは一年弱での交代。
まぁ、短いですよね。
こんなにコロコロ変わったら、覚えていられないよ。

そんななか、現総理であるこの人は、

菅直人(民主/437日※8月19日現在)

ここしばらくで一番長命な総理だったりします。

その長命(?)総理にも退陣の日が近付いています。
というのも、かねてより首相が出していた「退陣条件」である
①2011年度第2次補正予算案の成立
②公債発行特例法案の成立
③再生エネルギー特別措置法案の成立

この3案が整う見通しがたったからなのですが、
そうなると気になるのが、「ポスト菅」、
つまり次期首相が誰になるかということ。

8月19日現在、どんな人たちの名前が
「ポスト菅」として挙がっているかというと・・・

野田佳彦(財務相)
馬淵澄夫(前国土交通相)
小沢鋭仁(元環境相)
海江田万里(衆院財務金融委員長)
鹿野道彦(農水相)
前原誠司(前外相)

・・・等々。

永田町では本命に近いのは野田さん?という
声もあるのですが、
一方で、読売新聞社の行った
「次期首相に最もふさわしい議員」という
アンケートでは・・・

1位が21%で前外相の前原氏(→出馬しない意向)
2位が11%で枝野官房長官(→出馬しない意向)
3位が10%で岡田幹事長(→出馬の可能性を否定)。
同点3位が10%で小澤一郎元代表(??)。

ぐっと下がって、
野田財務相は(→出馬の意向)5%、
馬淵澄夫前国土交通相(→出馬の意向)は2%、
海江田経済産業相(→出馬するかも?)は3% という結果に。

あらら。
皮肉なことに期待度の高い人ほど、
出馬しない可能性が高い・・・。

『「ポスト菅」を狙う野田佳彦財務相ら8人は、
みな、総理大臣に求められる高度な統治能力が欠けている』

とは、あるコラムニストのタイトルなのですが、
違う意味で私も確かにどの人がなっても
…………という気はしているんです。

というのも、新首相は
これまで日本が抱えている諸問題に加えて、
震災、原発問題、急激な円高など、
戦後初とも言える未曾有の危機に
対応しなければなりません。

でも、残念ながら、すべての状況で、
的確に舵をきることが出来るほどの、
カリスマ力のある、飛びきり優秀な政治家なんて、
そうそう存在しないと思ってしまうからです。

むしろ総理は「そこそこ優秀」程度でいいので、
適材適所の人材が、がっちりチームを組んで、
総理を支えてもらった方が難局には強い気がする。
(なでしこジャパンみたいな??)

ちなみに過去、日本で一番長く首相を務めたのは、
1901年~1913年の間に3回総理大臣となった桂太郎で、
通算2886日。(約7年11ヶ月)
私、佐藤栄作かと思ってました・・・。(約7年8ヶ月)

桂太郎とまではいかなくても、
3年程度は日本を引っ張ってくれる首相が
早く生まれてほしいものです。


【二葉あき子さん】

先日、歌手の二葉あき子さんが96歳で亡くなられました。

そのニュースをみた同僚(36歳)が
「二葉あき子さんって知ってる?」と。

私「知ってるよ、『フランチェスカの鐘』とか
『夜のプラットホーム』とか有名だよ」
同僚「今YouTubeで調べたけど、聴いたことない。曲が古すぎ」

…まぁ、そうか・・・そうかも。
二葉あき子さんと言ってピンとくるのは、50代以上の方かも。
私(40歳になったばかり)は、
両親と一緒に「懐メロ」的歌番組を
よく観ていたから知っているだけかもしれません。

二葉さんは広島の出身で、
原爆が落とされたときは広島にいたそうです。
が、ちょうど載っていた列車がトンネルの中を通過していたおかげで、
直接の被爆を避けられた、と、
テレビで話されているのを聞いたことがあります。

「トンネルを出たらキノコ雲が見えた」と言っていたので、
本当に間一髪というところだったのでしょう。

二葉さんは自身の『フランチェスカの鐘』という曲に、
広島で原爆の犠牲になった方々へ
鎮魂の意味を込めて歌っていたそうです。
だからでしょうか、
私の中では「広島の原爆に関する曲」というと、
真っ先にこの曲が頭に浮かびます。

しかし、二葉さんの曲の中で
私が一番なじみがあるのは、
なんといっても『夜のプラットホーム』です。

哀調を帯びたタンゴのようなメロディが特徴的な曲ですが、
二葉さん以外にも、いろんな人が歌っているので、
あっ、このメロディ知っている・・・
という人も多いかもしれません。

二葉さんは1936年のデビューから
88歳で難聴のために引退するまで
67年間も歌手として歌い続けていました。

若い世代がその名前をわからなくても、
彼女の曲がいつまでも歌い継がれていけば、
素晴らしいことだと思います。
ご冥福をお祈りします。


二葉さんもそうなのですが、
最近、有名人で亡くなる方が多くてさびしい、
という話を後輩にしたら
「例えば誰ですか?」と言われました。

「前田武彦さん(タレント)とか、
小松左京さん(作家)とか、
ジョー山中さん(歌手)とか、
正力亨さん(実業家)とか、
上田公子さん(翻訳家)とか、
宮尾すすむさん(タレント)とかさー」
と、思いつく限りあげてみたところ、
これまた見事に
「知っている人がいない。」とのこと。

宮尾すすむさんと小松左京さんは、
名前は聞いたことがあるけれど、
テレビでみたことも無いし、
小説を読んだことはないとのこと。

「へーー!!」と思いましたが、
そこでハタと気がつきました。

今月が取り立てて亡くなった方が多い月、なのではなく、
私が小さい頃に活躍していた方が多く亡くなっている月、
ということなんじゃないかと。

ジェネレーションギャップにがっくり。

そうか、私もそんな年になりましたか。
これからは、こうしたことがどんどん増えるんだろうなぁ。(遠い目)

と、ここまで書いていた所で地震がありました。
震源は福島県沖、震度5弱。
久しぶりに、長い間、ゆっさゆっさと揺れて頭がクラクラ…
震源地に近いエリアの人たちは大丈夫だったでしょうか。

最近また地震が頻発しています。
天災に対して私たちができることは、
備えと心構えしかありません。
防災意識を常に高く持って乗りきりましょう。

では、また来週!

コメント (0件)


MediaMonkeys.net
https://mediamonkeys.net/article.php/20130815145322900