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Mail Magazine Vol.626 2011/9/9  『震災から半年~想定の​3倍!/節電は終わっ​たのか? 短信』

  • 2013/08/15 14:58
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    2,296
メールマガジン みなさん、こんばんは。今週の東京は、台風一過、晴天続きでした。

外を歩いていると、相変わらず暑いのですが、
それでも日陰に入ると、涼しい風が吹いてきたりして、
秋は確実に近付いているのだと実感します。

先週から今週にかけて、ゆっくりと西日本を縦断した
超大型の台風12号は多くの爪痕を残して去りました。
死者55名、行方不明者56名(8日正午現在)。
この数字は、今回の台風が平成に入って
最悪の被害をもたらしたことを伝えています。
さらに、この台風、とんだ置き土産も残していきました。
土砂ダムです。

土砂ダムとは、土砂崩れなどで川がせき止められ、
上流に自然のダムが出来た状態を言います。
土砂ダムはちょっとしたきっかけ、
例えば、再び降った雨などで土手が決壊し、
下流の地域を飲み込む危険性があります。

現在、奈良や和歌山にいくつかの土砂ダムが出来ており、
今週末にお天気が悪くなる可能性があるため、
気象庁は一層の警戒を呼びかけています。

台風12号は歴史的遺産も痛めつけていきました。

みなさんは、熊野古道(くまのこどう)をご存知でしょうか?

紀伊半島の南端にある熊野地方は、
奈良時代より霊場として知られ、
多くの人々が、修行や祈りのために訪れて来た地です。

熊野古道とは、こうした熊野詣(くまのもうで)の
人たちが歩いた道なのです。

時代の移り変わりの中で、
熊野古道の一部は車道になったり、
または、消えてしまったりしました。

しかし熊野の山中には、
いまも石畳の道が残っています。
こうした歴史的価値が評価され、
熊野古道は2004年、世界遺産にも登録されました。

さて・・・

そんな歴史ある道が今回の台風によって
大きな被害を受けてしまったのです。

短期間に大量に降り注いだ雨は、
熊野古道の様々な箇所で
土砂崩れ被害を起こしました。

例えば、熊野に三つある社の一つ、
熊野那智大社では、背後の山が突然崩れ、
本殿の一部が石と泥に埋まってしまいました。
しかも・・・
社に続く道も土砂で埋まってしまったため、
重機を持ち込むことが出来ず、
現在は、人が一つ一つ手で
石や泥を取り除いている状態です。

実は、熊野古道の一部が
石畳になっている理由の一つは、
昔からこの地方には雨が多く、
舗装していないと、歩きにくかったからだと
伝えられています。

ようするに熊野の気候を知っていた昔の人々は、
雨に強い道を残した訳です。
しかし、千年以上の時間を耐えた道は、
今回、無惨にも土砂に埋もれてしまいました。

今、日本で起きている気候の変化は、
私たちの想像以上に、
大きく異常なものではないのか?
そんなことを、昔の道が教えてくれているような気がして、
不安になった一週間でした。

さて今週のニュースです。

■■■震災から半年■■■

東日本大震災から約半年が経とうとしている中、
様々なことが起きています。

★想定の3倍!

先日、日本原子力研究開発機構という機関が、
「福島第一原発事故で、海洋へ放出された
放射能物質の総量は、1.5京ベクレルと達する」という
試算結果を公表しました。

京(けい)とは、兆の1万倍、10の16乗です。
とは言っても、この数字の大きさ、
私のような素人には皆目見当がつきません。

ただショックだったのは、
この1.5京という数値が
東京電力が以前行った同様の試算の
3倍以上だったという点です。

海へ放出された放射能・・・
その経路は大きく二つあります。

一つは、汚染水の流出です。

原子炉を冷却する水は高度に汚染されているため、
通常は循環式のポンプを使って、
冷却水が外に出ないようにします。

しかし、今回はそのポンプが地震で動かなくなったために、
海水をホースで汲み上げて、
シャワーのように炉心に掛けたのです。

この海水は当然、放射能に汚染される訳ですが、
この汚染水が、施設の外、つまり海へとダダ漏れてしまった・・・
(ダダ漏れ以外にも、仮設タンクの建設が間に合わず、
日本政府が確信犯で海へ捨てた分もあります。)

二つ目は、大気からの降下分です。
地震の後、原子炉建屋は次々と水素爆発を起こしました。
その時、爆風によって大気に吐き出された放射能が、
上空で水蒸気とくっつき、雨となって海へ落ちました。

その他にも、冷却水が高温の原子炉に触れ蒸発し、
上空で冷やされ、雨となって海へ落ちた分もあります。

東電の試算の数値が低かった理由は、
この空から落ちた分を計算に入れていなかったから、
と言われています。

さて、ここで気になることがあります。

一つは水産物の汚染です。
福島県では、4月にコウナゴを出荷停止にして以来、
漁業自体を自粛しています。
しかし、海は繋がっています。
海流に乗って放射能物質は移動しますし、
汚れた海にいた魚も移動します。

福島以外の地域の水産物も汚染されたのでは?
と考えるの方が理に叶っています。

しかし現状、水産物に対する放射能チェックは、
福島県以外では不完全な状態でしか行われていません。
とにかく、サンプル数が圧倒的に少なく、
その数値に信憑性が足りないのです。

これに対して農水省は、
「検査機械が少ないうえに、
鮮魚は検査すると傷んでしまうので、細かく調べきれない。」
と説明していますが、
これで納得する人は僅かでしょう。
とにかく、一刻も早い検査強化が必要です。

もう一つ気になるのは、試算の甘さです。
チェルノブイリの例を出すまでもなく、
空からの降下による汚染は原発事故には付きもので、
東電が試算した時に、本当にこの分を忘れたとは思えません。

ではなぜ、試算に組み込まれなかったのか?
それは「安心」を強調したかったからだと思います。

確かに、むやみに人の不安を煽るのは間違いです。
でも、楽観的な数値は危険です。
事態への対策を緩いものにしますし、
人々の心に不信を生み、デマを呼ぶからです。

事故から半年。
日本人は未曾有の災害に直面しても、
簡単にはパニックに陥らない民族だということを、
東北の人たちが教えてくれました。

政権も変わったことですし、
永田町や霞ヶ関の人たちも、もう少し国民を信じて、
厳しい現実を伝え始めても良いのではないかと思うのですが、
いかがでしょうか?


★★節電は終わったのか?

今日(9月9日)は、
ちょっと感慨深い日でした。
電力使用制限令が解除されたのです。

電力使用制限令というのは、
今年の夏、深刻な電力不足が起こることを懸念した政府が、
東京電力、東北電力の管内にある大口電力使用者に対し、
15%の節電を義務づけたもので、
7月に発令されました。

ちなみに、以前にこの制限令が出たのは
第1次石油危機後の時、つまり37年前です。

大口の電力使用者とは主に企業です。
日本人は、個人も企業も真面目なので、
15%という具体的な目標が与えられると、
達成するために、あらゆる努力を惜しみません。

エアコンの設定温度を上げる、
照明を落とす、
エレベーターを止める、
時差出勤を奨励する、
長期夏休みを取らせる・・・

電車のダイヤは減りましたし、
自販機の電気も消えました。

とにかく、各企業は涙ぐましい努力を重ね、
さらに、各家庭での節電が功を奏し、、
今年の夏は(猛暑だったにもかかわらず!)
電力不足が起こることなく乗り切ることが出来たのです。

しかしこの問題、今年限りとは行かず、
来年も、さ来年も、その先も・・・
夏が来るたびに蒸し返されそうです。

その理由は、原子力に対する
国民の視線の厳しさがあります。

日本全国の原発には、
定期的な点検が義務づけられているのですが、
一度火が消えた原発を再び動かすことに対する、
地元住民の賛同を得るのは容易ではありません。

もちろん、新たな原発の建設など、
今の日本では到底無理です。

新たなエネルギーをどうするか?
そのメドがつかない限り、
節電の夏は続くのです。

個人的なレベルで言えば、
今年の夏の節電は苦にならなかったし、
来年以降も大丈夫な気がします。

階段を上り、扇風機で涼を取り、
会社の電気をこまめに消す。
こうしたことは、もはや日常の一部になりました。

周囲を見回しても、節電に対して、
声高に文句を言う人は案外少なくて、
むしろ、これまで電気をジャンジャン使っていた生活から
足を洗えたことを喜んでいる人の方が多い気がします。

このように、人は順応性の高い生き物なので、
後ろに戻ることなく、知恵を出しながら、
新しいエネルギーの可能性を探っていきたいと思うのですが、
いかがでしょうか、野田さん?


■■■短信■■■

その1)
苦戦続きではありましたが、
なでしこジャパン(女子サッカー代表)が
見事にロンドンオリンピックへの切符を手に入れました。
パチパチパチ!
W杯から休みのまったく無い生活を送ってきた
なでしこ達よ、よく頑張った!
みんな応援してるよ!

その2)
「暴力団との2ショット写真がもしあったら腹を切る」と
引退会見で語っていた島田紳助。

しかし今週の「フライデー」には、
無いはずの2ショット写真が掲載されました。
さて、島田紳助が司会をしていたレギュラー番組の今後ですが、
各局とも12月くらいまでは代役で乗り切り、
その間に新しい番組を用意する方向のようです。

今後はどの局も司会者への”身体検査”に時間をかけると見られ、
池上彰のようなクリーンな人が、
ポスト紳助の一番手になるのでは?とも噂されています。

その3)
超円高(1ドル=76円)が進む日本では、
とにかく海外でお買い物をするのがお得!ということで、
インターネットでは個人輸入サービスサイトが
売上を伸ばしています。
特に、人気なのはワイン。

送料を払っても日本で買う場合の半額程度で済むとあって、
箱買いする人が増えているとのこと。
確かにカリフォルニアワインは美味しいですからね!
今度、買ってみようかな・・・。

ということで今週は以上です。

では来週!
話題: メールマガジン

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