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Mail Magazine Vol.632 2011/10/30 『今季のドラマは絶好調、TTPって何? 他』
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Mail Magazine Vol.632 2011/10/30 『今季のドラマは絶好調、TTPって何? 他』
2013/08/15 15:08
投稿者:
MM編集部
表示回数
2,376
みなさま、こんにちは。メディモン1号です。今週はちょっと風邪を引いてしまいまして(もう治ったのですけど)スケジュールが、後ろへ後ろへとズレ込んで、このメルマガの発行も遅れてしまいました。
ごめんなさい。
ということで最近の話題をご紹介します。
■■■冬ドラマ 絶好調■■■
サイトの方にも記事をアップしましたが、
10月からスタートした、各局のドラマの視聴率が
軒並み良い数字を出しています。
近頃、良いニュースが少ないテレビ業界にとって、
これは、かなり嬉しいことです。
ところで日本の連続テレビドラマは、
ほとんどが、12回~13回で完結します。
ということは、3ヶ月周期で、
新しいドラマが登場するということです。
新しいドラマが始まるタイミングは、
各局ほぼ同じで、年間で見ると以下のようになります。
1~3月、4~6月、7~9月、10~12月
その中で、力作が並び、視聴率も良いのが、
10~12月と言われています。
というのも、
1~3月は、開始時期にお正月という大イベントがあるため、
バラエティ系の特番が入ることが多く、
ドラマへの注目度があまり高まりません。
4~6月は、開始時期が、学校や職場などでの
新しい季の始まりと重なることために、
「ドラマ見るど~」という気分になりにくいという
傾向があります。
7~9月は、夏なので家でテレビを見るというより、
外に出たいという人が多い
…という、それぞれ理由があるのです。
ということで、
今季(10~12月)のドラマの視聴率が好調なのは、
季節的な理由も大きいのですが、
それでも、今季は例年に比べ力の入ったドラマが並んでいますし、
これまでに無く、内容や設定がバラエティに富んでいる気がします。
では、視聴率ベスト5を見てみましょう。
(複数回放送しているものは平均視聴率を出しています)
1位 『南極大陸』(TBS系 平均21.10%)主演:木村拓哉
視聴率チェック:
初回は22.2%と今季ドラマナンバーワンを記録したのですが、
二週目が19.0%と3%ほど落ちました。
なので、今晩放送の第3週がカギですね。
ここで、下げ止まらなかったら関係者は青ざめると思います。
内容チェック:
番組が始まる前は、南極犬タロ・ジロに焦点を当てた、
人間と動物の”愛の物語”になるのだろうと思っていたのですが、
番組を見る限り、ちょっと違いますね。
戦後の日本で、南極探検に使命感を燃やし、
様々な困難を乗り越えてゆく男達の”硬派な物語”。
『不毛地帯』と路線が似ている、
「昭和の日本人は、がんばってたよね~」的ドラマな気がします。
ただ…初回と二回目に関しては、
南極に向かう船の中でストーリーが進行するので、
狭いし、男ばっかりだし、で、少々、暑苦しい感じがしました。
おそらく、今晩にもドラマの舞台は南極に移るのでしょうが、
これだけ南極という場所の自然のスゴさを映像で見せられるか、
それが、このドラマの成否を決める気がします。
ちなみに、今回のキムタクの役は、
東京大学山岳部OB、同大理学部助教授という
インテリ&ワイルドな役。
でもまぁ、色んな意味で、いつものキムタクです。
2位 『家政婦のミタ』(日テレ系 平均19.35%)主演:松嶋菜々子
視聴率チェック:
初回19.5 二週目18.7 三週目19.8と安定しています。
今後の展開によっては『南極物語』に続く、
20%超えも夢ではありません。
内容チェック:
松嶋演じるミタさんは、
家事を完璧にこなすスーパー家政婦。
ただし、彼女はいつも無表情。
まるでロボットのように感情がありません。
そんな彼女が派遣された家では、
父親と子ども達の間に問題が…。
タイトルは、市原悦子の名作ドラマ『家政婦は見た』への
オマージュで付けられたそうですが、
内容的には、以前、同じ日テレで放送していた
『女王の教室』(主演:天海祐希)と似ています。
脚本家も一緒ですしね…。
松嶋菜々子が、無表情でロボットのような家政婦役を
一生懸命(?)演じています。個人的には設定に無理が
ある気がして、今イチ好きになれないのですが、
この前行った飲み屋の隣にいた会社員の一団が
「ミタ、面白いよな」って盛り上がっていたので、
世間の評判は良いのだと、我が身の不明さ反省しました。
3位 『妖怪人間ベム』(日テレ系 初回18.9%)主演:亀梨和也
視聴率チェック:
昨夜、二回目が放送されたのですが、
原稿を書いている現時点ではその結果がまだわからいので、
上記の数字は初回のものです。
内容チェック:
ある年代以上の方ならご存知の同名アニメのドラマ化。
ドロドロした培養液から生まれた妖怪人間、
ベム(男)、ベラ(女)、ベロ(男の子)。
彼らは人間との関わりを避けながら生きているのですが、
それでも身勝手な人間の起こす事件に巻き込まれてしまう。
怒りが高まったり危機が迫ると、醜い妖怪に変身するのですが、
心は人間よりもずっとキレイという設定。
彼らの合言葉「早く人間になりた~い」は
当時の子ども達の脳裏に焼き付いています。
このドラマ、やっぱり原作が良く出来ているので、
安心して見ていられます。
人間になりたい妖怪と、命を祖末にする人間の対比。
このテーマは時代が変わっても十分面白い。
出演者に関して言うと亀梨君もカッコ良いですが、
注目なのは、ベロ役の子役 鈴木福(ふく)君。
コミカルな演技で暗めのストーリーに魅力を添えています。
(福君は「マルモのおきて」の男の子の方です)
ファミリーで見ても楽しめるドラマです。
4位『謎解きはディナーのあとで』(フジ系 初回17.22%)主演:櫻井翔(嵐)
視聴率チェック:
初回18.1から2週目16.1で、ちょっと下がりました。
ということで今後が心配という説もありますが、
でも、嵐の人気は凄まじいので、そんなには下がらと思います。
内容チェック:
実はこのドラマ見ていないんですよ。
で、ネットで内容をチェックしてみると、
世界的な企業グループのお嬢様の刑事(北川景子)を
陰で見守り捜査を助ける執事(櫻井)のユーモアミステリー…とのこと。
随所にアメコミ風の演出が入るのが特徴とのことで、
以前、TBSで櫻井君が主演した『特上カバチ!!』に似た
演出なのかもしれません。
今度、見てみます。
5位『私が恋愛できない理由』(フジ系 初回16.43%)主演:香里奈
視聴率チェック:
こちらも下がってますね。初回17.0 →2週目15.7
香里奈、吉高由里子、大島優子(AKB48)と
今、人気の女性陣を集めているので、
初回への注目度が高かったのでしょうが…。
今後の下がり具合がちょっと心配です。
内容チェック:
このドラマも見ていません。
wikiによると内容は、
幸せな恋愛に巡り会うことが困難な「恋愛超氷河期」の
現代に生きる「恋愛できない女性たち」が
女性が直面する様々な悩みを本音でぶつけ合い、
不器用ながらも幸せを模索するラブストーリー…とのこと。
そうなのか…今は「恋愛超氷河期」なんだ…。
ずっと寒いままの私にはよく分らなかったけど…。
配役もストーリーも
完全に20代~30代前半の女性狙い企画ですよね。
ただ、この層をゲットするには、
実は女優よりも、若手イケメンという意見もあります。
個人的には、吉高由里子を買っているので、
彼女には、そろそろ骨太のドラマにも出てもらいたいのですが…。
ということで以上がベスト5なのですが、
上位には食い込んでいないけれども、
ちょっと気になるドラマを一つご紹介しましょう。
「蜜の味~A Taste Of Honey~」
(フジ系 木曜22:00~22:54 主演 榮倉奈々、菅野美穂、ARATA)
初回こそ11.6%と二桁を超えたものの、
2週目8.2%、3週目 8.4%と一桁視聴率。
低空飛行が続いています。
ただ、その割に私の周囲(TV業界に働く人)では、
このドラマの話がよく出てくるんですよね。
医者(ARATA)、
彼に心を寄せる医学部在学中の姪(榮倉奈々)
医者と結婚した優秀な研究医(菅野美穂)
この三人の間で繰り広げられる、
ドロドロの愛憎が入り乱れる、三角関係。
粘着質な女を描かせたらピカイチと言われる、
脚本家、大石 静が得意とするストーリーです。
なかなか見応えのあるドラマだと思うのですが、
なぜか視聴率がのびない。
もしかしたら、純愛だけど、ちょいエロくて、
でも医療モノとしてのエンターテインメント性もあるという、
欲張り設定が、マイナスになっているのかもしれません。
では、なぜ業界人がこのドラマに注目しているのか。
その理由は、菅野美穂の演技です。
今回の彼女の役は、いわゆる悪役。
プライドが高く、徹底した合理主義。
しかし外から見えるほど、感情のコントロールが上手くない。
残酷で、醜い部分を持った女性。
いやーーー、上手い。
ウマ過ぎて…怖い。
今季のドラマのベスト女優賞をあげたいと思わせる出来。
うーん、大女優へ、皮がまた何枚か剥けた気がします。
ということで、秋のドラマは期待値大です。
■■■TPPって何なのよ■■■
最近の政治の話題は「TPP」一色です。
「TPP」の正式名は「環太平洋戦略経済連携協定」
Trans-Pacific Partnership、
または、
Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreementの略称です。
大雑把に解説しますと、
TPPは、加盟国間の経済活動の自由度を高めるための協定です。
輸入品への関税を撤廃したり、知的財産権や、労働規制や、
金融、医療サービスなどに対し、各国が設けている「壁」を
撤廃することを目的としています。
現在、参加国は、
シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国。
そこに、オーストラリア、ペルー、アメリカ、ベトナム、マレーシアの
5カ国も参加の意向を表明しています。
中国は一時、関心があったようですが、結局、参加見送りを表明。
韓国も、一時は前向きでしたが、その後、米国と二国間で結ぶ
米韓FTAを妥結し、TPPには加盟していません。
で、今どういう状況かと言いますと、
アメリカが、日本にTPPへの参加を猛プッシュしているのです。
これに対して、野田首相および民主党幹部は積極的な姿勢を見せているのですが、
野党には断固反対の声もあり、さらに、民主党も一枚岩とは言えず、
「TPP賛成・反対」をめぐる論議は、日に日に激しくなっているのです。
ということで、賛成、反対の状況を簡単に書きますと…、
TPP加盟へ積極的な人々は、輸出を主に行う産業に関わる人々です。
その理由は、関税が無くなれば、輸出の際に競争力が増すからです。
日本の大企業が集まる経団連は、輸出関連企業が多いということもあり、
米倉弘昌会長はTPP推進派です。
彼らは、超円高の中、日本の輸出産業はみんな苦しんでいる。
もし、ここでTPPに加盟しなければ日本は世界から取り残される。
日本は輸出で食っている国なのにそれで良いのか?と主張します。
一方、反対派の代表は第一次産業(農業・漁業など)に関わる人々です。
例えば、農家の人達が参加している農協。ここはTPP大反対です。
なぜか?
TPPは基本的にすべての産品に対して関税を無くすことが目的なので、
農作物への関税も無くなります。
そうなれば、どんどん安い農作物が日本に入って来て国内の農業は全滅。
日本の食料自給率は、さらに下がり、日本は、海外に食料を
頼らないと生きていけない国になるとぞ!と反対派は主張します。
TPPは扱う産業の範囲が広いので、上記以外にも、
医療分野や金融分野など、さまざま産業に関わる人々が
賛成、反対と激しい議論を展開しています。
この問題、私のようなエコノミー素人には難しくて
何がなんだか分らない。
そこで、知り合いの某マスコミに勤める
賛成派に意見を聞いてみると…
…あのね、そもそも日本の農業は日本のGDPの約1%しか
占めていないんだよ。だから農業がやられると言っても、
日本経済全体へのマイナス影響は限られているの。
しかも、日本の農業はすでに開国してるよ。
例えば、野菜は、農業生産額の3割を占めるているけど、
野菜に掛けられている関税はゼロから3%。
すっごく低い。
それでも、野菜の国産比率は80%。
つまり、野菜農家はTPPに入っても入らなくても、
状況は変わらない。
今回、わーわー騒いでいるのは米の関係者だよ。
というのも、米の関税率って778%だからね。
あっ驚いた?
そうだよね、関税率778%というのは、
ようするに米は輸入しませんって言っているとこと同じだからね。
でもね、これもそんなに心配は無いと思う。
アメリカで生産される1000万トンの米のうち
日本人が好んで食べる短粒米は30万トンに過ぎない。
これをすべて輸入しても日本が生産している
米全体の4%にしかならない。
それにさ、短粒種は栽培がむずかしいから、
アメリカの農家が「よーし日本人向けの米をバンバン作って、
輸出して儲けよう」と思って短粒米を作ろうとしても、
そんなに簡単には行かないよ。
一方、地方に住んでいる反対派の女友達は…、
賛成派の人達ってね、
日本の農業がGDPの約1%しか占めていない、
だから問題無いとか言うけどそれは間違ってる。
実際には、トラックとか倉庫とか、
それぞれ周囲には、色んな関連産業があるのよ。
それにね、農業、漁業、畜産みたいな、
TPPによって打撃を受けそうな一次産業は、
地方に根ざしている産業ばかりでしょ。
都会に住んでいる人には分らないかもしれないけど、
地方は、ただでさえ不況の影響で大変なの。
これでTPPなんかに加盟したら地方は完全に死ぬわよ。
TPPは大手の輸出産業にとっては、
オイシい話かもしれないけど、
あの人達、円高から逃れるために
すでに工場をどんどん海外への移転しているでしょ。
大手自動車メーカーなんて、
現地生産率が、8割近くだって言うじゃない。
為替リスクなんて、もう無いのよ。
TPPに入ってオイシい思いをした大会社が、
地方経済を再生してくれる?
そんなこと、あり得ないでしょ。
そこに、横から彼女の夫も参戦。
青筋立ってる。
だいたいさぁ、TPPってのはアメリカの策略なの。
オバマはさ、輸出倍増戦略を国是として掲げてるんだよ。
とにかく、自国の製品を輸出したい。
だから、どんなに日本が困ったって、ドル安、円高が止まらない。
TPPで日本で輸出なんか絶対に増えない。
むしろアメリカからの輸入が増えるだけ。
TPPってのは、アメリカが日本の市場を取るっ話。
みんな騙されてんだってっ!
ドン!
あっ電話の向こうで机叩いた…。
こここ、怖っ。
むむむ、難し。
どっちの意見にも流されてしまいそうな私。
もっと勉強しないと、態度が決められない。
こんな時に一番聞きたいのが、
政治家の日本の未来を見据えた上での意見なんだけど、
肝心の彼らも混乱してるみたい。
例えば、
自由民主党、
反対派が圧倒的に多いが、推進派も居り、
谷垣総裁は党としての姿勢を、未だ表明せず。
公明党、
党ととしての意見をこれまで表明して来なかったが、
26日なってやっと幹事長が「幹部として反対」を表明。
与党の民主党、
野田首相、前原誠司政調会長など、幹部は推進派。
ただし、党内でも、支持母体が農業&畜産業である
山田正彦前農水相などは、野党も巻き込んで超党派集会を結成。
うーん、
この手の議論は、強力なリーダーシップが無ければ
結論が何時までも、出ないような気もするのだが、
肝心の野田さんにそのリーダーシップが無いような…。
なにしろ、選挙で国民に選ばれた首相ではないですからね…。
どうしたらいいのTPP ?
なんとも締まりの無い終わり方ですが
今週はこれくらいで…。
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