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Mail Magazine Vol.644 2012/1/23  『大学に関する2題 (入試の混乱、秋入学​へ) 他』

  • 2013/08/15 15:28
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    2,422
メールマガジン みなさんこんにちは。またもや、メルマガの発行が遅くなってしまって申し訳ありません。


ちょうど金曜から週末にかけて
急ぎの用件が重なってしまいまして…、
と言い訳を言いつつ、先へ進みます。

先週は、寒い日が続きまして、
20日には東京に初雪が降りました。

…とはいえ、
積雪量はわずか2センチ、気温も6度。

同じ日に氷点下30.3度を記録した
北海道の旭川の例を出すまでもなく、
この程度の雪でニュースになる東京は、
気候に恵まれた(=甘やかされた)街だと思います。

ちなみに現時点での、
日本国内の積雪ベスト3地点は以下の通りです。

1位 青森県 酸ヶ湯 315cm
2位 山形県 肘折 233cm
3位 新潟県 津南 198cm

おお、3メートル・・・。

酸ヶ湯は「すかゆ」と読みます。
八甲田山の山麓にある温泉のある場所です。

八甲田と言えば、明治時代、青森の連隊が
雪中行軍の演習中に遭難し、210名中199名が死亡したという、
痛ましい事件が思い起こされます。
(高倉 健が主演した映画「八甲田山」が有名ですよね)

まぁ八甲田周辺はそれだけ雪の深い場所ということなのですが、
せっかくなので、山間の秘湯、酸ヶ湯温泉について一言。
(実は去年取材したのです)

酸ヶ湯温泉の源泉は、八甲田山の火山系。
地下から湧き出るお湯は、名前の通り酸性の硫黄泉で、
病を癒す力があると、江戸時代から多くの湯治客を
集めてきました。

この温泉を訪ねると、
今のように、レジャー一辺倒になってしまう前の、
温泉の姿が伝わってきます。

例えば「炊事場」
病を治すために長く逗留する湯治客が
安価で滞在できるようにと自炊する場所が
用意されています。

また雪深い外へ買い出しに行かなくても良いように、
食材を扱う売店もあります。

「医療相談所」もあります。
ここでは、それぞれの症状を説明すると、
最適な湯の入り方をアドバイスしてくれます。

温泉の名物は、総ヒバ作りの「千人風呂」です。
「千人も入れる広さ」という意味の名前を持つ風呂場は、
実際には、いくつかの浴槽に分かれ、それぞれ異なる
源泉が湧き出していて、効能も違います。

男女混浴が今も続けられているのも、
この温泉の特徴です。
(女性客のために、お湯に入る時の着物も
用意されています。ちなみに千人風呂では
石鹸は使いません。大事なお湯を身体から
流してしまうからです。)

柔らかな木製の浴槽で、
乳白色の湯にゆったりとつかっていると、
時々、源泉の気泡が表面に浮かんできます。

おしゃれではないけど、
「うーん、日本って素敵!」と思わず感嘆の声を
上げてしまいそうになるのが酸ヶ湯温泉。

……なのですが、

ただ……雪がねぇ。

今は3メートルの積雪量ですが、降雪の本番は2月。
多い年には5メートルに達することもあるそうで、
今年は新記録を作る可能性もあるとのこと。

しかも雪が消えるのは早くて5月、遅ければ6月…。
秘湯が秘湯のままでいられるのは、
厳しい自然が守ってきたからなんですよね。

ということで、ますます、
東京は寒いなんて言ってられません。

ということで長い前置きでしたが、
先週のニュースです。


■■■大学入試の混乱■■■

1月15日に終了した大学入試センター試験。
今年は全国の各会場でさまざまなミスが相次ぎました。

どんなミスが起きたかと言いますと…。

例えば、

*開始時間の遅れ。
試験前に行われる注意事項の説明にもたつき、
試験の開始時期が遅れる試験場がかなりありました。
結局、遅れた分は、休み時間を削るなどして調整したようですが、
休み時間に、少しでも勉強しようとか、
頭を休めようと思っていた学生達は不憫でした。

*問題の配布ミス。
今年からルールが変わり、
「公民」と「地理」の両科目を選択した受験生には、
二つの問題用紙を同時に配られなければならなかったのですが、
片方しか配布されない会場が相次ぎ、そのため、
勉強していたのとは違う科目で受験した学生もいました。

*機器の配送ミス。
英語のリスニング試験では、専用の機器を使って
聞き取り試験を行ったのですが、
肝心の機器が届いていない会場がありました。
(しかも、被災地の会場)
これは、もはや言い訳ゼロです。

…等々、大小さまざまなミスが続出した結果、
全国で約7500名の受験生が影響を受け、
そのうち約3500名が再試験の対象となったのです。

情けない話だと思います。
大人達は、受験生の諸君には
「努力しろ」「準備を怠るな」「日々の精進が大事」
などとエラそうなことを言ってきたのに、
大人達の方が準備が足りなかったなんて。
本当に「申し訳ない」の一言です。

しかし、なぜこうしたミスが多発したのでしょうか?
背景には、何か理由があるはずです。

まず「大学入試センター試験」とは何かご存知ですか?

この試験は、以前「国公立大学共通第1次学力試験」と
呼ばれていたことからも判るように、
国立大学を受験するための試験でした。

しかし、年々、私立でもこの試験を
入試として採用する大学が増え、
今年は過去最多である835大学+短大が
大学入試センター試験を利用しました。
多くの学校が加われば、試験に対する要望も多様化します。
ここにミスが起きた、一つの理由があると言われています。

かつて、国立大学はオールラウンダー、
私立大学はスペシャリストを養成すると
言われていた時期があります。

というのも、
私立大学は、理系・文系など志望する学部によって、
受験科目を絞ることが出来るのに対して、
国立大学は学部に関わらず多くの科目を
受験する必要があったからです。
(今でも多くの国立大学は5教科7科目の受験を義務づけています)

そして、昨今の大学入試センター試験は、
オールラウンダーとスペシャリスト、
両方の要望に応える必要が出てきました。
その分、運営側のハードルが上がりました。

さらに、時代の変化もミスを生んだ、
大きな要因の一つと言われています。

多様性が求められる現代では、
受験科目は減るより、増える傾向にあります。

例えば、以下が今年の受験科目(選択可能科目)です。

試験初日:実施科目

「地理歴史・公民」
"世界史A"、"世界史B"、"日本史A"、"日本史B"
"地理A"、"地理B"、"現代社会"、"倫理"、"政治・経済"、"倫理・政治・経済"

↑ 上記の2科目を選択して受験するそうですが、
"倫理"と"政治・経済"があるのに、さらに"倫理・政治・経済"を
用意している理由が謎です。確かに混乱が起きそうです。

「国語」
"国語"

「外国語(筆記)」
"英語"、"フランス語"、"ドイツ語"、"中国語"、"韓国語"

「外国語(リスニング)」
”英語”

試験2日目:実施科目

理科:
”理科総合A”、”理科総合B”、”物理 I”、”化学 I”、”生物 I”、”地学 I”

↑ こちらも選択ですが、総合がAとBの2つもあるのに単科が
さらに必要なんですね…。

数学 (1):
"数学I"、"数学A"

数学 (2):
"数学II"、"数学II・数学B"
"工業数理基礎"、"簿記・会計"、"情報関係基礎"

↑ 数学に1と2があり、さらにABがある。
おまけに、工業数理基礎?もう言葉の意味すらわからない…。

・・・ああ、つくづく今の受験生でなくてよかったと思います

さて気が付けば科目やらルールやらが、
複雑化の一途をたどっている大学入試センター試験。
しかも、入試というのは年に一度(二日間)のこと。
試験会場とされている場所の多くは大学で、
普段は別のことを業務にしている場所です。

年々、複雑になるマニュアルに、
スタッフの準備が追い付かなくなってきて、
それでもなんとか乗り切ってきたのが、
ついに今年、破たんしてしまった。
それが今年起きたことだったのだと思います。

今回、試験会場で起こったミスに、
影響を受けてしまった受験生は、
「あれさえ無ければ」と悲しんでいるかもしれません。

でも言いたい。

試験に向かって努力することは大事だけど、
受かる、受からないは、時の運。
例え、第一志望の大学に入れなくても
情熱さえ失わなければ、運をたぐりよせることはできる。
だから、これからが本当の出発。
おばさんは、そう思います。
そして、今年の不手際に関しては
本当に本当にごめんさない。
どうか、あなたたちが大人になった時は、
こんなことは繰り返さないでね。


■■■東大の秋入学■■■

さて入学試験が終われば、次のイベントは入学です。
日本ではほとんどの大学が4月に入学式なのですが、
それを変える動きが、出てきています。

1月20日、東京大学は現在の「春入学」を廃止し、
「秋入学」への全面移行するべきだとする
中間報告を発表しました。

なぜ、秋入学なのでしょうか?

今回の報告によれば、
海外215ケ国のうち約6割以上の国で
秋入学(9月、10月)が採用されており、
特に、欧米はほとんどが秋入学とのこと。

しかし日本は春入学と時期がずれるため、
留学生の交流が減り、ひいてきは国際化の妨げになっている。
ついては5年後をメドに秋入学への完全シフトを目指したい。

…というのです。

東京大学も自分たち一校だけでは
このような大変革は無理だとを認識していて、、
今年春に、旧帝大+有力私大など11大学と
協議会を立ち上げ、実施へ向かって共同で
動き出すことを計画しているのだそうです。

ふーん。

確かに日本の大学は留学生が多くありません。
全体の学生数に留学生が占める割合は、
ハーバードが10%、ソウル大が6%、北京大が5%なのに対し、
東大はわずか1.9%。

また大学の対外的な評価も高いとは言えません。
英国のある教育専門誌がまとめた世界の大学ランキングでは
昨年は東大の30位が最高で、200位内に入った
日本の大学は5校しかありませんでした。

こうした問題を「秋入学」で解決できるのであれば
早速にでも、移行した方が良いのですが、
事はそう簡単には運びません。

まず、日本はほかの組織も4月開始で動いています。

例えば、小・中・高校など、
大学以下の教育機関はすべて3月卒業、4月入学。
これも変えた方がいいのでしょうか?

そして入試はどの時期にするべきなのでしょう?

これに関して、今回の報告では
小・中・高校に関しては現行通り(4月入学、3月卒業)
入試の時期もまた現在と同じとしています。(1月入試)

ただ1月入試、9月入学となると、
半年以上のブランクが出来てしまう訳ですが、
この時期は、海外留学やボランティアなど
人生経験を積む期間に充てれば良いと提案しています。

しかし、このブランクに関しては、
実質的な学生生活の半年延長にもつながる訳で、
保護者や学生本人の金銭的負担が増えることを
懸念する声も上がっています。

また、9月入学の最大の課題とされるのが就職です。
企業は採用のサイクルを4月入学3月卒業で決めているので、
秋入社へ企業側もシステムを変更しなければなりません。
これに関しては、企業への働きかけと同時に、
インターンシップの機会の提供を大学側は
考えているそうです。

ふーむ。
課題が山積みのような感触も…。

さて、秋入学への移行に関しては、
「国際化」という建前の向こう側に、
別の本音が見え隠れする気がするのは
私だけでしょうか?

少子化が進む日本では、
どの大学も学生数の減少に悩んでいます。
日本で十分な生徒が集められないのであれば、
外からでも生徒を連れてきたい。
そのためには、まず海外のルールに合わせなければ…
というのが大学の本音だと思うのです。

個人的には、
否定するよりは、まず現状を変えてみることが
今の日本に必要なことだと思っているので、
秋入学に反対する気はありません。

でも留学生を集めたければ、
大学は別の努力も必要だと思います。
例えば、授業の質の向上、英語で行う講座の増加…。
また留学生への補助金も必要です。
今のような円高では「なにもかもが高く感じて」
海外の学生は日本に足が向かないでしょうから。


さてさて、日本ではそろそろ月曜日が、
始動する時間になってきましたので(4:00 AM…涙)
ここら辺で記事を終わろうと思います。
ちなみに天気予報では今日も関東地方には雪…という
予報が出ていましたけど、そうなのかしら。
外は真っ暗で何も見えないけど…。

追伸:
ダルビッシュ有投手のテキサス・レンジャーズへの入団が
決まり、日本のマスコミは連日、このニュースを大きく報じています。
頑張れ、ダル!海の向こうでも大活躍して、
イチローやなでしこのように日本に元気を届けて欲しい!
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