Mail Magazine Vol.659 2012/5/4  『金環日食 新名所ラッシュ』

こんにちは、メディモン3号です。昨日からGWも後半に入りました。

が・・・
2日、3日は全国的に大雨となりまして、
各地で河川の氾濫、浸水、冠水、土砂災害が起こりました。

4日現在も東北や北海道ではまだ雨が降り続いているようなので、
みなさん、くれぐれもお気を付けてください。

また連休に入ってから車の事故も多発しております。
前号でご紹介した大型長距離バスの事故以外にも、
○○で玉突き事故、××で正面衝突と、あまりにも立て続け…。

私の住んでいる地域は観光地ということもあり、
GWなどの大型連休になると、
地元外のナンバープレートをつけた車が急増します。

慣れない場所で、慣れない運転。
しかも長時間ドライブとダラダラ渋滞。
車を降りれば家族サービスで、もうクタクタ…

それでも高い運賃を払って混んだ新幹線に乗るよりはマシ、と、
車を選択する気持ちは私もよーく分かるのですが、
くれぐれも事故だけはお気を付けて。

楽しく安全に残りの連休を楽しみましょう!


【金環日食】

数ヶ月前から「?」とは思っていたのです。

普段だったら防災グッズやガムなどを置いているスーパーのレジ脇に、
「太陽が見られる日食グラス」なる、
紙製のメガネの様なものが置いてある。

んんん?
GWに海外に行く人用?
それとも子供の自由研究とかそういうの?

なんて、勝手にトンチンカンなことを考えていたのですが、
この「日食グラス」なるものが、
本屋さんでも見かけるようになり、
家電量販店でも見かけるようになり。

あれれ?
これ流行ってるの??

で、ようやく、なんでこれが売られているのか分かったのです!

どうもですね、近いうちに日本各地で、
壮大な天体ショーが見られるらしいんですよ。
(ああ、世間が騒いでいるのに、
私、知らなかったんです・・・)

それが今年5月21日。
日本で「金環日食」が起こります。
みなさん「皆既日食」「部分日食」というのは、ご存じでしょう。

太陽を中心に、月と地球があり、
各々がグルグルと回っているのですが
時折太陽の手前を月が横切ったときに
太陽の一部または全部が月によって隠される現象が「日食」です。

部分的に隠されて、
まるで太陽が欠けてるかのように見えるのが、「部分日食」。
太陽が月によって全部隠され、
昼でも真っ暗になるのが、「皆既日食」。

そして今回見られる「金環日食」というのは、
太陽の方が月より大きく、
月がすっぽり入ってその姿を隠しても、
周囲から光がもれ出て、
まるでリングのように見えることを言います。

同じ「太陽を月が隠す」という現象なのに、
なぜ「皆既日食」になったり、
「部分日食」になったり、「金環日食」になったりと、
見え方が違うのか?というと、
月や地球の軌道は円じゃなく楕円だからなんです。

日食自体は、地球全体で年に数回見られる現象なのですが、
日本で「金環日食」が見られるような軌道に
太陽と月が揃うのは
25年ぶりのことになるそうです。

と、ざっくり「日本で」と書きましたが、
実は日本全国どこからでも
「金環日食」が見られるわけではありません。

今回、「金環日食」が観測出来るのは、
九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、
関東地方のみ。
そのほかの地域では残念ながら、「部分日食」となります。

日本という小さい国でも見える条件が整う場所が限られるのですから、
いかに「金環日食」が珍しいものかが分かります。

(ちなみに「月食」はこの逆で、太陽からの光を地球が遮り、
月が欠けて見えることを言います)

「日食」とか「月食」って、私も人生で何回か見ておりますが、
神秘的というか厳粛というか、
なんとも不思議な気持ちになります。

その理論が分かっている現代の私たちでもそうなのですから、
古代の人は、さぞ驚いたことでしょう。

よく耳にする「天の岩戸伝説」。

日本古来の神話で、
太陽を神格化した神天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、
神様の一人、建速須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴狼藉に腹を立て、
「天の岩屋」と呼ばれる洞窟に隠れてしまった。
それにより世界が暗くなってしまったために、
さまざまな禍(まが・わざわい)が発生。
困った他の神々が知恵をしぼり、
手を尽くして神天照大御神の気を惹いた結果、
岩戸から細く顔をのぞかせた神天照大御神を
無事引っ張り出すことができた…
というお話ですが、

どうもこれは「皆既日食」のことじゃないかという説があり、
なるほどそう言われるとストーンと納得できる逸話です。

また邪馬台国の女王卑弥呼が亡くなったときにも、
九州地方で「日食」が見られたことがあるのだそうで、
当時日本が太陽信仰だったことを考えれば、
非常に意味深な感じがします。

さてちょっと話が脇道にそれてしまいましたが、
せっかくの「金環日食」ですから、
出来れば見て楽しみたいところですよね。

で、鑑賞方法のご案内。

詳しい時間は検索して調べて頂きたいのですが、
東京では6時19分02秒から日食が始まり、
7時34分30秒にもっとも「金環日食」に近づき、
9時02分37秒に終了します。
(結構長いんですね~)

また観察には前述の「専用日食グラス」を使ってください。
私の小さい頃にはガラスにライターで煤をつけて…ということを
学校でも推奨していましたが、
濃いサングラスでも太陽を見ると目を痛めることがあるので
今では禁止されています。

また調べていて知った面白い「日食の楽しみ方」を一つご紹介。

まず丸い穴をプスプスと空けた紙(麦わら帽子のようなものでもOK)を用意します。
それを日食中の太陽にかざし、
地面に出来た影を見てください。
(地面に白い紙や布を置いておくとより、分かりやすくなります)

すると穴を通った光のひとつひとつが欠けた太陽の形になるんですって。
ふっしぎ~!

これはピンホールカメラの原理を応用したものらしいのです。
お試しあれ。

とはいえとはいえ、これらすべては晴天の下でのみなせること。
曇天や雨空ではもちろん見ることはできません。

滅多に出会えることのない天体ショー。
ぜひ当日はすっきり気持ちよく晴れて欲しいものです。


【新名所ラッシュ】

ワタクシ3号、生まれも育ちも横浜。
生粋の横浜っ子。
そんな私が学生時代、一番最初に身近に感じた「東京」は、
東横線一本で行ける「渋谷」でした。

20数年前の渋谷は、今よりすこーし大人っぽく、
今より全然落ち着いた街でした。

東横線の改札を出ると見えるのが東急文化会館。
その上階には「天文博物館・五島プラネタリウム」があり、
「渋谷パンテオン」などの映画館群があり、
長島茂雄さんが通っていたという「文化理髪室」がありました。

ここはなんともいえない独特の雰囲気があって、
子供心に「ここはちょっと用事がないと入れないぞ」という
大人の香りのする建物でした。

それもそのはず、この建物は開業が1956年(昭和31年)。
当時、まだ人が少なかった渋谷に「人が呼べる施設を」「文化を」
と、東急グループを代表する施設として開業されました。

その後、渋谷の街は急激に発展し、
「東急Bunkamura」などの新規文化施設の台頭や、
渋谷駅周辺の環境変化によって、
東急文化会館がその役目を終え、閉館したのが2003年のこと。

その後、跡地の地下には東京地下鉄副都心線などが通りましたが、
上は空き地というか、常に囲ってあって、
「一体ここは何になるんだろう?」と思っていたのですが、

先月27日、「渋谷ヒカリエ」という複合商業施設として華々しく
オープンしました。

地上34階、地下4階。
ストーンと長方形のビルではなく、
積み木のように立方体と円柱が組み合わさった、
変わった形をしています。

その中には東急百貨店の新商業施設「ShinQs(シンクス)」、
イベントホール「ヒカリエホール」、
日本最大級の劇場「東急シアターオーブ」などが
入っています。

東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」と直結していて
アクセスも便利です。

メインターゲットは20代後半から40代の女性。
この年齢層が好む衣料品や雑貨、食料品店が、
計約200店入っています。

私もここの噂はかねがね聞いていました。
すっかり若者(敢えて言うなら子供?)の街となっていた
渋谷に大人を呼び戻そう、ということで
いかにも幅広い世代の人々が喜びそうなお店が揃っているというので、
「そりゃー一度行って見ねばなるまい」と思っていたのです。

が、が、が、オープン当日。
Twitterなどで「ヒカリエ、オープン前から長蛇の列。ヤバイ」
などという声も聞かれ、
「そんなに混んでいるなら、しばらく後になってからでも…」と
考えていたところ、

ニュースで、開業初日とプレオープン日の2日間で来場者は20万人、
売上げが2億9,000万円と聞いてビックリ!!!

2億9,000万円とか、もう額が大きすぎてよく分からないのですが、
20万人って言ったら、東京渋谷区の人口とほぼ同じ(204,753人)!!

ちなみに実は現在、
このヒカリエ以外にも
4月13日に千葉県木更津に「三井アウトレットパーク 木更津」、
4月14日に東京臨海副都心地区に「ダイバーシティ東京 プラザ」、
4月18日に東京原宿に「東急プラザ 表参道原宿」など
大型商業施設の開業がラッシュ状態なのです。

また5月22日には待ちに待った「東京スカイツリー」及び
付随の商業・文化施設「東京スカイツリータウン」がオープン。

…なんか不況とか、低迷とか、
そんな話ばかりがクローズアップされていますが、
この調子なら東京に活気が戻ってくるかも知れませんね。

さて、来週のメルマガですが、
編集部の都合により、配信をお休みさせて頂きます。
よろしくお願い致します。

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