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Mail Magazine Vol.679 2012/10/6  『肺カルチノイド おむつが値上げ? ABC予想』

  • 2013/08/15 16:14
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    2,595
メールマガジン みなさん、こんにちは、久々のメディモン2号です。気がつけば、もう10月です、早いですね。

秋と言えば、台風シーズン。
今週頭、台風17号が日本列島を縦断しました。

私は、その日、外に出ていたのですが、
夕方から少しづつ、黒い雲が空を覆いはじめ、
急いで帰宅したのですが、
ビュービューと物凄い風の音が、家の中まで響き渡り、
このまま、家が飛ばされてしまうのではないか?と心配になったほどです。

翌朝、外に出てみると、玄関先には、
どこから飛んできたのか、大量の落ち葉や、ゴミが散乱、
植木は傾いてしまっていました。

17号が通り過ぎたと思ったら、
翌日には早くも新たな2つの台風が同時発生。

未だに、日本の南の海上では、
台風が発達しやすい条件が整っているのだそう。

でも、今週末は日本は3連休なのですが、
どうやら、お天気も良く、
気温的にも過ごしやすいようです。
「台風の秋」ではなく、「行楽の秋」を楽しみたいものです。


■■■肺カルチノイド■■■

今週2日、金子哲雄さんが41歳という若さで亡くなりました。
金子哲雄さん、と言われてもピンとこない方も
いらっしゃると思います。
でも、そのお顔を見れば、「ああ、この人」と、
多くの人が分かるのではないでしょうか。

肩書きは「流通ジャーナリスト」。
ジャーナリストと言っても、堅苦しい評論家ではなく、
庶民的な「買い物術」や、「値切り術」などを
分かりやすく視聴者に紹介してくれるキャラクターで、
親しみやすい感じの人でした。

金子さんの訃報は、多くのメディアで取り上げられました。
そして、金子さんのことを知るたび、
生前に是非、お会いしたかったと思いました。

41歳という若さで、この世を去った金子さん。
40代と言えば、働き盛り、
そして、なんと、亡くなる前日まで雑誌の取材にも応じていたのだそうです。
9月10日には、著書が刊行されているし、
本当に直前まで仕事をされていたんですね。
それなのに・・・

彼を死に至らしめた病名は、「肺カルチノイド」。
これは、粘膜から発生する悪性腫ようなんだそうです。

約1年半前にこの病気が判明したそうですが、
「最近、痩せた?」という周囲からの声には、
「食生活を野菜中心に変えるダイエットに取り組んだので、
体重が13キロ落ちた」と話し、
闘病については、黙っていたそうです。

金子さんは、自分で「死」というものを覚悟していました。
そして、通夜・告別式、お墓、
全て、自分で準備して逝かれたのです。

通夜には、参列者にご本人が書いた手紙が配られました。
金子さんのお人柄が分かるので、
少し、ご紹介します。

「このたびは、お忙しい中、
私、金子哲雄の葬儀にご列席たまわり、ありがとうございました。
今回、41歳で人生における早期リタイア制度を利用させていただいたことに対し、
感謝申し上げると同時に、現在、お仕事などにて、
お世話になっている関係者のみなさまに、
ご迷惑おかけしましたこと、心よりおわび申し上げます。
申し訳ございません。

もちろん、早期リタイアしたからといって、
ゆっくりと休むつもりは毛頭ございません!
第二の現場では、全国どこでも、すぐに行くことができる
「魔法のドア」があるとうかがっております。
そこで、札幌、東京、名古屋、大阪、松山、福岡など、
お世話になったみなさまがいらっしゃる地域におじゃまし、
心あたたまるハッピーな話題、おトクなネタを探して、歩き回り、
情報発信を継続したい所存です。・・・」

金子さんは、仕事で会った人のことは絶対忘れない方だったそうです。
この文面からも、明るく、仕事熱心で、
気遣いを忘れないお人柄がよく分かります。

生前、ラジオ番組で、
金子さんは、こんなことをおっしゃっていました。
「ボクは、本当は四人姉弟だったけれど、三人を病気で亡くしている。
心のどこかに、亡くなった弟や姉さんの分を生きなくてはいけない、
彼らの人生を背負う、そんな無言のプレッシャーがあった。」

そして、金子さんのお父さんは、告別式で、
こんなことをおっしゃいました。
「学生時代から1日24時間じゃ足りないような男でした。
41でしたが、普通でしたら80歳くらい分の思い出を残していってくれました。」

人生、猛ダッシュで駆け抜けてしまったのでしょうか。
41歳・・・
本当に若すぎます。

ご冥福をお祈りします。


■■■おむつが値上げ?■■■

先月、29日、兵庫県の日本触媒姫路製造所で爆発事故がありました。
消火活動中だった消防隊員1人が死亡するなど、
計37人が死傷するという大きな爆発でした。

さて、この事故によって、
紙おむつが大変なことになるかもしれないそうなのです。

日本触媒は、紙おむつに使う高吸水性樹脂を主に生産している会社です。
高吸水性樹脂の世界シェアが約30%でトップ。
さらにその原料となるアクリル酸は世界3位。

今回、爆発した姫路製造所は、
日本触媒の主要工場でした。
なんと、原材料のアクリル酸の国内需要の7割を
担っているのだそうです。
今回の事故でで、原料の貯蔵設備が損傷している上に、
工場はストップ状態。

稼働再開には、無傷の設備でも4~6カ月、
壊れた設備では1年以上かかるとみられています。

そうなると、紙おむつの生産に
大きな影響が出てしまう可能性があります。

赤ちゃんをお持ちの世のお母様方、
これがきっかけで「布オムツ」ブームが起きたりして・・・
結構エコかもしれませんね。


■■■ABC予想■■■

ここだけメディモン1号が書きます。

先日ネットで「ABC予想」という言葉が
検索ランキングの上位に躍り出ました。

その理由は、京都大学の望月教授が
「ABC予想」を証明したらしい、
というニュースが流れたからです。

ABC予想って何?
フェルマーの最終定理のようなもの?

…と、かく言う私もネットで調べた人間の一人ですが、
ちっとも分らなかった。

とは言え、とりあえず受け売りの情報を書きますと…。

ABC予想とは、1985年にマッサーとオステルレという
二人の数学者が提案したものです。

1)aはbより小さく、a+bはcに等しい。

ここまでは判ります。
例えば、1がa、2がb、で、cが3。
でも、ここからが難しい。

2)abcは互いに素である自然数abcについて考える。

(素とは1以外の公約数が無い数字のこと。
例えば、2 、3 、5、7…。)

積abcの互いに異なる素因数の積をdとした時
「ゼロより大きい任意の実数εに対して、
dの(1+ε)乗より大きいcは、有限個しか存在しない」

くらくらくら。
はぁ…何が何だか判らない。解説すらできない。

ちなみにεはイプシロンと読み、
数学では非常に小さな数を表す記号としてよく用いられる…そうです。

さて、ABC予想、これを、望月教授(43歳)が
全部で約500ページもの論文によって証明したようなのです。

論文は望月教授のホームページで公開されたのですが、
これに対してイギリスの科学誌として有名なネイチャーが、
「ABC予想」が証明された可能性があり、もし正しければ
21世紀の数学における、もっとも驚くべき業績の一つ」と
興奮気味に伝えたのです。

ちなみにネイチャーが「もし正しければ」と遠回しに書いたのは、
この証明の検証には時間がかかるからです。
専門家によれば「これを理解できるのは世界中でせいぜい4~5人」という
世界だそうで、検証には何年もの時間がかかることが予想されています。

テストの丸付けとは何んと違う世界のことよ…。

さて、始まったばかりの今世紀最大の偉業を
成し遂げた(かもしれない)望月教授の経歴は「天才」そのもの。

父の仕事の関係で5歳で渡米。
数学の名門、プリンストン大学に入学したのが16歳の時。
博士号を23歳で取得。
指導教授はフィールズ賞を受賞した
ゲルト・ファルティングス(←誰か判らないけどスゴイ人らしい)
その後、京大に戻り27歳で助教授、32歳で教授に就任。

ちなみに望月教授は京大に来た時、
日本語が不自由だったとも言われています。

今回、望月教授の写真が色んな所に出たのですが、
いかにも「この人、頭良いよなぁ」という風貌。
威風堂々、そして超然としている。

そして数学がまったく苦手の私でも
望月教授の人柄の素晴らしさを感じ取れるのが、
以下のエピソード。

数学界のノーベル賞と言われ、
最高の権威を誇るフィールズ賞。
世界中の数学者が憧れる賞です。

フィールズ賞の受賞対象は40歳以下。
そのため、多くの研究者がなるべく早く結果を形にして、
受賞に間に合うようにと考えるそうです。

しかし望月教授のスタンスはまったく逆、
というか、むしろ賞に否定的。
賞などには惑わされず十分時間をかけて、
基礎理論を完成させることに力を注いでいるとのこと。
(望月教授は現在43歳)

そして今回マスコミの取材も
「論文は一部の専門家向けのもの」と断っているそうです。

実は、ちょうど望月教授のニュースが出る少し前、
NHKで制作され再放送されたポアンカレ予想
(これも世紀の難題と言われた)に挑戦した
数学者たちのドキュメンタリー番組を見ました。
多くの数学者が生涯をかけて難問に挑み、
中には精神を壊してしまった人もいた。

そんな、途方も無く大きく、そして孤独な世界を旅し、
答えを求めて帰ってきた望月教授。
その偉業を静かに讃えたいと思います。


それでは、また来週!
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