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Mail Magazine Vol.683 2012/11/10 『通販倒産 政治家の資質』
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Mail Magazine Vol.683 2012/11/10 『通販倒産 政治家の資質』
2013/08/15 16:20
投稿者:
MM編集部
表示回数
2,442
みなさん こんにちは。今日の東京は青空が広がっていて雲一つ無いという、気持ちの良い秋の空です。
日々、少しづつ温度は下がっているのですが、
それでも過ごしやすい気温が続いています。
さて最近、どうでも良いニュースが
気になって仕方がありません。
例えば、
昨日ネットで見ていると…
タイトルは
「3年11カ月絶食-鳥羽水族館 ”ダイオウグソクムシ”に飼育員困惑」
記事によれば
三重県にある鳥羽水族館で飼育されている
”ダイオウグソクムシ”という生き物が
3年11カ月(1408日)もの間、何も食べていない、
というのです。
うーむ、3年11ヶ月。
そろそろ4年ですよ。
(しかしなんでこの水族館は後1ヶ月待ってから
ニュースを出さなかったんですかね…)
”ダイオウグソクムシ”を画像検索してみると、
子どもの頃遊んだ、ダンゴムシの巨大版みたいな感じ。
甲羅があって、その内側に何本も足がある。
サイズはかなり大きいようで、
女性が両手で抱えている写真のものなんて、
体長、50センチ位。
正直、かわいくは…無い。
むしろ、気持ち悪い。
さてこの記事、
飼育員が「困惑」という部分が面白い。
というのも
”ダイオウグソクムシ”を図鑑などで調べると、
「海の掃除屋」と書いてある。
”ダイオウグソクムシ”は深海底に落ちて来た
動物の死骸などを食べ、海をキレイにする役目を担っている。
「非常に貪欲」とも言われ、
お腹が減った時は共食いもするらしい。
そんな生き物が4年近くも何も食べていない。
確かに、飼育員は「困惑」しますね。
しかも、この水族館には
”ダイオウグソクムシ”が2匹居て、
2匹とも何も食べていない。
2匹のうちNO1と呼ばれている(名前付けてあげて下さい)1匹は、
3年11ヶ月前にアジを一匹!食べたみたいだけど、
もう一匹の方は最後に何を食べたか書かれていない。
ようするにこの水族館に来てから一度も食べていないのかもしれない。
「俺の飼い方が悪いんか…」と思いますよね、飼育員としては。
記事ではそんな飼育員の揺れる心にとどめを刺すかのように、
葛西臨海水族園飼育担当(たぶん、鳥羽水族館の知り合い)の、
こんなコメントも紹介されている。
「当園のダイオウグソクムシは1カ月に1度食べるか食べないか。
3年以上絶食している個体は当園にはいない」
うちはちゃんと食べてるよ、
自慢ですね、これは。
ちなみに記事の締めは…
「11月5日に餌を与えたところ、
いつもより少し反応が良かったが、結局今回も食べなかった。
もしかすると来月か再来月には食べてくれるかも」と期待を込める。
反応って何なんですかね、
モゾモゾしているのでしょうか。
毎月、毎月、食べるか?食べないか?と気をもむ飼育員。
これで、”ダイオウグソクムシ”がこっそりどこかで
外食してたとすれば、面白いんだけどなぁ…。
■■■■■通販倒産■■■■
通信販売大手の「日本直販」を運営する総通が
昨日、民事再生法の申請を行いました。
負債総額は約175億円。
同社の資本金は1千万円で、
去年9月期の売上高は249億5千万円。
従業員数は207人でした。
私…これまで日本直販と、
0120-00-にーにーにーに~。
日本文化センター~を
勘違いしていました。
違う会社だったんですね。
なぜ勘違いしていたかと言えば、
両方とも商品がお年寄り向け。
スタイルが似ていて(メインパーソナリティーが居ない)
昼間のテレビでよく番組を目にしていたからです。
さて、日本直販です。
創業は、1961年。
ペン習字の通信教育事業として創業し、
(ニッペンのミコちゃんとは違う)
1972年に通販事業に参入。
今のようなテレビに通販が溢れかえる
ずっと前から通販を行っていた老舗です。
1980年代に入ると、
高い所の枝が切れる「高枝切りバサミ」、
掃除機の先にくっつけてホコリが取れる「スーパーはぼき」等の
ヒット商品を連発して事業を拡大、
95年9月期には約525億円まで売り上げをのばしました。
しかし、去年の売り上げは255億円と一時期の半分。
資金繰りの悪化により経営が破綻しました。
通販は、近年、縮小傾向が続いているテレビ業界では
唯一右肩上がりに伸びていて、
業界の優等生と言われていました。
しかも通販の宝は「顧客名簿」と呼ばれており、
老舗である日本直販は、膨大な名簿を所有していました。
それがなぜ、つまずいてしまったのでしょうか…。
理由は幾つかあります。
最近、ヒット商品が出ていなかったこと、
新社屋を建て、そのお金が財務を圧迫したこと、
通販番組が増え、新規参入業者との競争が悪化したこと…。
しかし、最大の理由はネットへの対応が遅れたことです。
去年の通販事業の市場規模は5兆900億円と過去最大。
その多くはネット系通販企業です。
例えばアマゾン。
日本への上陸は2000年とまだ12年しかたっていませんが
日本での売上高(非公開)は5000億と言われ、
市場の1割を占めるほどの存在感を示しています。
もしかしたら、日本直販の経営者も
ネット通販の拡充を考えていたかもしれません。
しかし老舗の顧客は年齢層が高く、
ネットに投資しても意味が無いと判断したのかもしれません。
しかし同じくカタログ通販の老舗である千趣会は、
00年にネット通販を始め、
今では年間売上高の6~7割を占めるまで成長させました。
チャンスはあったと思うのです。
しかし、そのチャンスを見逃してしまった。
なんだか自分の業界のことを語っているようで胸が痛い…。
日本直販の問題は、通販番組によって息をついてきた
テレビ業界にも深刻に受け止められています。
■■■政治家の資質■■■
世間に、驚きをもって迎えられた
田中真紀子の文相就任。
就任時こそ、穏やかな滑り出しだったものの、
またまた、マッキーはやってくれました。
2日に開かれた閣議後記者会見で、
文科相の諮問機関「大学設置・学校法人審議会」が
来年度の開校を認可する答申を行った
秋田公立美術大(秋田市)など3大学について、
「不認可」とするとしたのです。
その理由は、
大学の質の低下が進んでいるため、
大学設置の認可を審査する審議会制度を抜本的に見直す。
見直しを行う間は、大学の新設を認めない、
というものでした。
これに対して来年開学を予定して
準備を進めていた大学は猛反発。
さらに、大学が出来ることで経済効果を
見込んでいた地元などもゲキ怒り。
ついには国への訴訟も辞さないと、
強硬姿勢を見せたのです。
これに対して文科省は慌てふためき、
頭を抱えたのですが、
そこは東大出の優秀な人材が揃っている組織。
ついには、こんな妙案をひねり出しました。
それは…
記者会見では認めないと言ったが、
大学へは通知を出していない、
なので正式な「不認可」の裁定はまだ下りていない。
このまま行けば騒動は大きくなり、
ついには野田首相の任命責任問題まで発展する。
とにかく今は鉾を収めてくれ…と言ったか言わないか、
とにかく田中相を説得しまくり、
一転、「認可」へと発言を変えさせたのです。
私は田中さんの言った事自体は、間違えていないと思います。
「大学はたくさん作られてきたが、教育の質自体が低下している。
そのために就職が不可能ということにもつながり、
大学同士の競争の激化で、運営に問題も出ている」
これには大賛成。
人口が減り続ける中、そんなに多くの大学が
この国に必要だとは思えないし、
その多くが税金が無ければ経営が破綻する状態だと言われれば、
ますます「何とかするべきだ」と思います。
だから私は今回の件で
「田中真紀子」を簡単に批判しているメディアには反対です。
脱官僚支配とか、政治家主導の国運営というのは、
こういうものだと思うからです。
官僚が積み上げてきたものでも覆せば、
もちろん、混乱は起きます。
でも、それを乗り越えて行かなければ国は変わらないし、
政治家にはその勇気を持って欲しい。
ただ、今回は(今回も?)やり方が拙速すぎた。
いつも唐突で過激なんですよ、マッキーは。
例えば…記者会見の席で、
「今回は認めるが、苦渋の決断だった。
日本には大学は多すぎる。
来年からは認可の方法を見直したい。
そのためにプロジェクト立ち上げる。」
こんな風に言っても、十分、社会は反応したし、
効果もあったと思うのです。
田中真紀子という政治家には、
父親(田中角栄)譲りの優れた能力があると思います。
でも父親が持っていた重大な何か、
(恐らく、人間を動かす力)が欠けているために、
その能力が、まったく活かされていない。
非常に残念だと思います。
ということで、また来週!
お知らせ(編集部より)
ホームページの機能が一部不具合を起こしていて、
対応が出来ていない部分があります。
申し訳ありませんが、しばしお待ち頂ければ幸いです。
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