Mail Magazine Vol.685 2012/11/23  『泣くコと地頭には勝て​ぬ? ゴリ押しは得か損か』

みなさん、こんにちは、メディモン2号です。先日、7歳の長女を連れてディズニーシーに行ってきました。


かねてより、「行きたい、行きたい!」と、
せがまれていたのです。

学校が振替休日でお休みの平日を選び、ついに決行。
ところが、いきりなり高速道路から
ディズニーの洗礼を受けることに・・・。

高速道路の出口が混んでいて、まったく動かないのです。
出口を出るだけに1時間。
駐車場にたどりつくまでにさらに1時間。
それでも、なんとか中に入ってみれば…
人、人、人。

当然、アトラクションはどれも長蛇の列。
1時間待ちなどは普通です。

実は、今回、娘が楽しみにしていたアトラクションがありました。
それは、「トイストーリーマニア」。
これは、今年の夏にオープンしたばかりの新アトラクションで、
「タマゴ投げ」や「風船割り」などの3Dシューティングゲームを
楽しむことが出来るというもの。

どうやらテレビの番組で見て、
これがやりたい!と思ったようなのです。

入園と同時にファストパス(整理券)を入手しようと思っていたのですが、
私が入園した時には、時すでに遅し。
整理券は終了。
では、並ぶしかないと、その場へ直行してみると、
な、な、なんと、220分待ち!!

220分ということは、4時間弱ってことですよね。
ゲゲゲッ。
泣き出す娘をどうにかなだめ、諦めさせました。

ディズニーランドでは
ご飯を食べるのも、ポップコーンを買うのさえも並びます。

こちらの感覚もだんだんおかしくなってきて
「30分待ち」という看板を見ると、
「ああ、ここは早いな」なんて思えてくる。

何もかもが便利になった最近の日本では、
並んだり、待ったりすることは、殆どありません。
その分、「待たされること」に人々は寛容で無くなってるはずなのに、
なぜディズニーでは人は嬉々として列を作るのでしょうか?
そしてまた、リピートして行きたくなるのでしょうか?

その答えは帰りがけに娘が漏らした一言にあるのかもしれません。

「また、この国に来たい」

日本の浦安にあるはずなのに、
ゲートを抜けた途端、そこにあるのは、おとぎの国。
ネガティブな思考が一切存在しない、
夢と希望に溢れた、非日常の世界。

少なからぬ出費、立ちっぱなしで疲労が溜まった身体。
ぐったりとしながらも、
キラキラと輝く娘の目を見ると、
親バカの私はつい言ってしまうのです。

「そうね、また来ようね」


■■■泣くコと地頭には勝てぬ?■■■

あるブログが論議を読んでいます。
ブログの主は漫画家、さかもと未明さん
(さかもと みめい 47歳)

彼女は漫画家としては、さほど有名ではありません。
ただ保守系の論客として、雑誌やテレビに起用されることがあり、
そちらの方で「知っている人は知っている」存在です。

そんな彼女が近頃ブログに載せたコラムのタイトルは
「再生JALの心意気」

内容を簡単に要約すると、
自分が乗ったJALの国内線の機内で、
1歳ぐらいの乳児が離陸から着陸前まで泣き叫び通しだった。

客室乗務員が母親と一緒にあやしても泣き止まず、
その声に自分は耐えられなくなり、
ついに着陸態勢に入った機内で、
もう降りたいとシートベルトを外し、
出口に向かって通路を走った、というのです。

また、自分は赤ちゃんの母親に対して、
もう少し大きくなるまで
飛行機に乗せるべきではないと諭したと、とのこと。

そして着陸後、JALスタッフに
機内に音の漏れない個室を作ったり、
乳児を寝かせる薬を親にもたせたり、
2歳以下は乗せないようにしたりできないかと問いただしたというのです。
(乳児に睡眠薬?)

これに対しJAL側は、すべての客が快適に過ごせるよう、
精一杯努力したい、とだけ伝えたとのこと。

さて…このコラムがアップされた後、
ツイッターなどを中心に、
さかもとさんに対する猛烈な批判が巻き起こりました。

たとえば…、

「自分勝手過ぎる」
「赤子は泣くのが仕事。大人は我慢するのが仕事」
「耳栓付けて我慢すれば良いだけ」
「1歳の赤ちゃんのふるまいを、コントロールできると
思っている大人がいることが信じられない」
…などなど。

それに対して彼女は、
自分の記事を多くの人が話題にしてくれて嬉しい、
コラムを読んでいただき、
皆さんでぜひともこの問題を考えてほしいと言っているので、
この成り行きは本望でしょう。

ちなみに彼女は、以前にも新幹線で同じような騒動を起こして、
鉄道警察から事情聴取を受けたこともあったようなので、
よくも悪くも、態度は一貫しているようです。

私も飛行機や電車で娘が泣き出して困り果てた経験があります。
その時は周囲の方々から冷たい視線を投げられることはなく、
むしろ優しい対応をしてもらったのですが、
それでも、身の置き所が無い心境でした。

ああいう時ってなぜか、
あやせばあやすほど泣き叫ぶんですよね。
(そして車両から下りた瞬間に機嫌が直ったりする)

大人向けのレストランや映画館や劇場などに
赤ちゃんを連れて行くのはマナー違反だと思いますが、
電車やバスなどで泣かれるのをマナー違反と言われると
母親としては辛いものがあります。

ちなみにJALの社内規定では、
生後8日目の乳児から乗れることになっており、
公共交通機関はどこも「赤ん坊だから」という理由では
搭乗制限はしていないそうです。
(里帰りのために利用する人もいるでしょうしね。)

親としては子どもに寛容な社会であって欲しいし、
将来、自分の子育てが終わっても、
その気持ちを忘れないでいたいと思っています。


■■■ゴリ押しは得か損か■■■

年末が近づいて来たせいか、
1月から始まる新番組のPRが始まっています。

そんな中、1月から始まるフジテレビ系ドラマ
「ビブリア古書堂の事件手帖」がネットで
話題を呼んでいます。

「ビブリア古書堂の事件手帖」は
全3巻で310万部以上を売り上げた
大ヒットライトノベルが原作のドラマ。

主人公は古書店の若き店主、栞子(しおりこ)。
彼女が、並外れた古書に対する知識をもとに、
古書にまつわる謎を解いてゆくというライトミステリーです。

さて、このドラマが話題になっているのは、
ヒロインの栞子を剛力彩芽が演じることが発表されたからです。

ごうりき・あやめ(20歳)

ショートヘアに、太い眉。
健康的な笑顔が特徴の若手女優。

名前は知らなくても、テレビではおなじみの顔。
出演するCMは10本を超え、
特に露出が多いのがauのCM。
ゴールデンタイムでは、どのチャンネルでも彼女を見ます。

そんな剛力さんがドラマの主演を演じることが
なぜ話題を集めているかというと、
まず、彼女が栞子のイメージに合わないというのです。

原作本には、栞子のイラストが多数掲載されているのですが、
その姿は、メガネをかけ、髪が長く、物静かな雰囲気。
確かに、剛力彩芽の活発なイメージとは違います。

ただ女優は、素のまま演じる訳ではないですし、
そのために”役作り”という過程がある訳です。
それでも彼女の起用が話題になっているのには、
もう一つ理由があります。

「またもゴリ押しか…」

Googleで「剛力彩芽」と検索してみると
予測検索で「ゴリ押し」が出てくるほど、
剛力彩芽とゴリ押しは、強く結びついて語られています。

彼女の何が、ゴリ押しなのか。

それは、
「まだ、人気も実力も無いのに、
事務所とテレビ局が結託して、彼女を猛プッシュしている。
剛力彩芽の人気はファンによるものではなく、
こうしたゴリ押しの結果だ。」

↑ これがネットの声。


確かに彼女今年のドラマに出ずっぱり。
「ティーンコート」
「未来日記-ANOTHER:WORLD-」
「Wの悲劇」
「ビギナーズ!」
さらに来年は大河ドラマ「八重の桜」にも出演。

ところが…タレントの好感度の目安になると言われる
「テレビタレントイメージ調査」 (調査期間12年7月14日~22日まで)では、
女性タレント 50位の中にも入らない「圏外」。

市場のニーズとはズレているかもしれません。

ちなみに「ゴリ押し」のレッテルを貼られている
若手女優がもう一人います。

武井咲(たけいえみ)

こちらは18歳。
剛力彩芽と同じくファッションモデル出身で、
あれよあれよいう間にドラマに主演。
低視聴率を記録しながらも、
続々と主演ドラマが決まって行くという
二人は似た状況。

実は、剛力彩芽も武井咲も、
同じ事務所所属なのですね。
モデル業界最大手、芸能事務所としても、
上戸彩、米倉涼子など、多くの人気者を抱える、
オスカープロモーション。

大手の事務所に入っているから、
人気が無くてもプッシュしてもらえるのか、
そんなの狡い。

”公平さ”に敏感な最近の若者の、
そんな恨み節が聴こえてくるような気がします。

でも、
剛力彩芽は小学校4年生から事務所に入り、
地道にモデル業を続けてようやくここ数年で売れるようになった。
実は、ブレイクまでに10年以上もかかっているんですよね。
それに、顔が特徴的。
美人かどうかは、人それぞれの意見があると思いますが、
今までいなかったタイプの顔で、
一度見たら、忘れられない・・・
そんな印象的な人ではあります。

さてさてゴリ押しというレッテルをベッタリと貼られてしまった
有望株の二人の女優は大成出来るのでしょうか?
それは来年のこの時期に、
二人がCMに出続けているかどうかで
一つの答えが出ると思います。

それでは、また来週!

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