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Mail Magazine Vol.692 2013/1/18 『ボーイング787型 大島渚監督逝く ダイオウイカの話』
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Mail Magazine Vol.692 2013/1/18 『ボーイング787型 大島渚監督逝く ダイオウイカの話』
2013/08/15 16:33
投稿者:
MM編集部
表示回数
2,196
こんにちは、メディモン3号です。寒い日が続いていますが、みなさんお風邪など召されてませんか?
私?
私は気をつけているつもりですが、
ここのところ空気がやけに乾燥しているので
喉が少しチリチリするかも…
危険な兆候ですね。
引き込まないようにしないと!
先日の朝日新聞のコラム「天声人語」によると、
なんでも「人は生涯に200回ほども風邪を引く」らしいです。
…って、私はもっと引いてるような気がするけどなぁ。
(まぁ、でも私が多いだけで、
きっと200回くらいが平均値なのかもしれません)
しかし驚いたのはこの次。
続いて「軽い『風邪っぴき』も含めてだが、
延べ5年ばかり熱や咳(せき)、喉(のど)の痛みや鼻水
などに耐える計算になるらしい」などと
書かれているじゃありませんか。
ええと、
これは人生でひく200回の風邪を集約すると
通算で…という意味なんでしょうけれど、
な、なんと、5年!?
平均より風邪をひきやすい(ような気がする)私なぞは、
人生で5年以上の時間を風邪に費やしてしまう
(かもしれない)ってことですよね。
おー、なんという人生のロス!(嘆)
これからはなるべく風邪をひかないように、
基礎体力をつけなくては。
風邪のみならず、
世界的にインフルエンザやノロが流行っていますので、
みなさまどうぞくれぐれも体調管理にはお気をつけて!
【ボーイング787型】
去年2月、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という
番組を観ました。
この番組は毎回さまざまな業界の
「プロフェッショナル」と呼ばれる人たちを取り上げ、
彼らへのインタビューや密着を繰り返すことで
「プロフェッショナルとはなにか」を描き出す人気番組です。
私が観たのは「夢の旅客機、未来へのフライト」というタイトルで、
ある全日空のベテランパイロットを取り上げたものでした。
その方は若い頃に御巣鷹山日航ジャンボ機墜落事件を体験し、
以来「乗客の安全第一」を旨に、
常に0.0001%のミスもないようフライトに努めてきたそう。
そしてその長年の経験と実績を買われ、
2011年に世界に先駆けて初めて日本で導入された、
最新鋭の機種「ボーイング787型機」の操縦および、
その調整や後輩パイロットの育成を任された…
というのがおおよその筋でした。
普段知ることがない機長という職業についてはもちろん、
「ボーイング787型機」という飛行機について詳しく説明していて、
とても面白く興味深かったことを覚えています。
番組内では、787型機は炭素繊維を用いて機体を従来より軽くしたので、
必要な燃料が2割ほど軽減できたということ、
また内部システムの大部分がリチウムイオンバッテリーにより
電気で作動するという「電気飛行機」なのだということ…などなど
とにかく優れた機種で、
これからの航空界を担う飛行機となる、と説明していました。
また、操縦方法が従来のものと大きく異なっているので、
ベテランパイロットでもその操縦に慣れるまで充分な訓練が必要…
という描写もありました。
その787型機が、今、大きな話題になっています。
みなさんもご存知の通り、アメリカ、日本で立て続けに同型機の
不具合が発見されたのです。
昨年10月に起こった全日空の機体で燃料が漏れるトラブルを皮切りに、
先月アメリカでユナイテッド航空の機体が電気系統のトラブル、
今月に入ってからはアメリカと日本で日本航空で燃料が漏れるトラブル、
全日空で飛行中に操縦室の窓ガラスにヒビが入ったトラブル、
全日空のエンジンからオイルが漏れるトラブルと続き、
16日には全日空の山口宇部発羽田行きの便から煙が出て、
高松空港に緊急着陸するという事態になりました。
この短期間に立て続けに起きた7件ものトラブル。
しかもそれぞれが大事故にもつながりかねない内容とあって、
米連邦航空局は全日空の事故が起こった16日、
787型機の運航を当面見合わせるよう航空各社に通達を出しました。
787型機は、現在航空会社8社に対し全部で49機が販売されています。
そのうち17機が全日空、7機が日本航空の所有です。
これらがすべて運航停止になると、
当然通常運航に必要な機体が足りなくなります。
影響は他にも出ています。
これら不調の原因は、
787型機に使用されているバッテリーにあるのではないか?という話から、
同型機にリチウムイオンバッテリーを提供している
日本企業の株がたちまち下落しました。
実は株が下がっているのはこの企業だけではありません。
なぜこんなにも日本の航空会社が787型機を数多く導入しているかというと、
実は機体部品の約35%が日本企業で作られている
「準日本製」だからなんです。
「ものづくり日本」に暗雲をもたらす今回の787型機の不調には、
多くの日本企業が恐々としています。
こうしたトラブルの確たる原因はまだ分かりませんが、
この787型機がどれだけ多くの人の努力と技術と希望の結果生まれたのか、
私は前述の番組を観ることでその一端を覗いていたので、
今回の出来事はなんとも胸が痛いです。
なんとか原因が解明・改善されて、
再び多くの人を安全に目的地に運ぶべく
大空に羽ばたく787型の雄姿をみられることを願っています。
【大島渚監督逝く】
映画「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」などで
著名な映画監督、大島渚さんが15日、肺炎で亡くなりました。
80歳でした。
私がまだ中学生の頃。
生意気にも色気づいてアイドルの歌謡曲ではなく、
洋楽や背伸びした大人の音楽を好んで聴き始めた頃、
ある一本の映画が話題になりました。
その映画に歌手のデビット・ボウイや、
当時日本でもっともかっこいい音楽を作っている
(と思っていた)YMOの坂本龍一が出演していると聞いた私は、
「そりゃ絶対観なきゃいけない映画だ!」と、
(リアルタイムではなかったのですが)
勢い込んで友達と観賞しました。
が、子どもだった私にとって
その映画はなんともかんともチンプンカンプンで。
それまでわかりやすい映画しか観たことがなかったので、
友達には「良かった!」と言ったものの、
内心「ビートたけしとか演技が下手な素人ばっかり出てる
変な雰囲気の映画~」なんて思ってました。
それが「戦場のメリークリスマス」です。
まぁ、今思い返しても当時の中学生に
「戦メリ」は早すぎましたね。(笑)
(英国アカデミー賞作曲賞を受賞した同作の主題歌は、
いまだに色々なところで耳にします)
次に私が大島渚監督の作品に触れたのは、それから10数年後。
ロンドンに短期留学した時に
日本映画の上映会をやると聞き、
どうせ当時流行っていたキタノか小津安二郎、黒澤明作品
あたりでしょと思いつつ「なんの映画?」と尋ねると
大島渚の「愛のコリーダ」(1976年製作)だとのこと。
未見でしたが、知識として阿部定事件をモチーフとした愛憎劇
というのは知っていたので、
驚いて「なんでまた、今!?」と尋ねると、
「オオシマはこっちで人気があるんだよ」と教えられました。
実際欧米で大島監督の知名度は高く、
その後レンタルビデオ店などでもよくその名前を目にしたものです。
大島監督は
男性間の愛情を描いた「戦場のメリークリスマス」
過激な性描写で問題となった「愛のコリーダ」
チンパンジーを愛してしまった人妻の「マックス、モン・アムール」
そして男性愛の視点から新選組を描いた「御法度」など、
社会から疎外されがちな人々に焦点をあて、
常に当時の社会に真っ向から挑む作品を作り続けてきました。
そうした姿が、日本より海外で評価されていたのかもしれません。
また、私と同世代ややや年下の人の中には、
大島監督を「朝まで生テレビ」で
始終「バカヤロウ!」と怒っているおじさん、として
覚えている人が多いかもしれませんね。
大島監督は1980年代後半から論客、コメンテーターとして
「朝まで生テレビ」という討論番組に出演。
ここでもさまざまな問題に舌鋒鋭く
切り込んでいらっしゃいました。
しかし1996年、
渡航先のロンドンで脳卒中に倒れ、
遺作となってしまった「御法度」を製作された後は
表舞台にはほとんど出ずに奥様で女優の小山明子さんと
夫唱婦随でリハビリに励まれる生活を
送られていたとのこと。
心からご冥福をお祈りいたします。
【ダイオウイカの話】
みなさん、ダイオウイカってご存知です?
深海に住むと言われている幻の巨大イカ、それがダイオウイカです。
大きいもので全長18m。
ビルで言えば5~6階分の長さがある、地球上で最大の無脊椎動物です。
昔から欧米などで“船を襲う海の怪物”クラーケンとして
恐れられていたダイオウイカですが、
実は今まで生きて動くダイオウイカの姿をムービーカメラにおさめた
人はいませんでした。
(※過去に死骸が沖に上がったり、スチルカメラでの撮影はあり)
ゆえにその存在は「深海最大の謎」と呼ばれ、
長らく研究者の注目を集めていました。
私は以前知人に誘われるままに「大深海展」という催しに行ってから、
摩訶不思議な深海の生き物たちにすっかり魅せられちゃいまして。
そのときにこのダイオウイカについても初めて知ったのですが、
(※えらくでっかい実物大の模型があったんです)、
とはいえ、大概の人は深海に住む巨大イカなんて
あまり興味がないんじゃない?と思ってました。
が、が、が、
先日13日、NHKスペシャルで「世界初撮影!深海の超巨大イカ」と
銘打って世界で初めてダイオウイカの動画撮影に成功した番組を
放送したところ、平均視聴率16.8%と高視聴率を記録。
意外にも多くの人がダイオウイカに興味を持っている、ということ
が判明(?)したんです。
こちらはNHK、NHKエンタープライズ、
米ディスカバリー・チャンネルの国際共同制作番組。
番組は1時間にまとめられていましたが、
11カ国50人のスタッフが幻のダイオウイカの動画をとるべく
調査、準備に費やした期間は約10年間。
潜航回数は100回、潜航時間は400時間にのぼったとか。
これがまぁ実に面白かったんですよ!
世界中のイカの権威や学者の先生たちが、あの手この手で
イカの撮影に挑むのですが、ことごとく撃沈。
また、まるで未来のタイムマシンのような風体の
球体アクリルで作られた 最新鋭の潜水艇「トライトン」が
イカを撮影するべく深海1000mまで沈んでいく姿は、
そんじょそこらのSF映画よりよっぽどワクワクするものでした。
私も手に汗を握りながらみていたのですが、
同じような巨大イカファン(?)が多くいたようで、
ツイッターのつぶやきはたちまち「ダイオウイカ」一色に。
そして試行錯誤を繰り返した撮影チームが
ついに全長3m(子ども?)、
全身が金属でコーティングされたかのようにギラギラと妖しく光る
ダイオウイカの撮影に成功した時には、
ツイッターのタイムラインに歓声と「イカ!!」コールが
あふれかえりました。
…みんな、深海ロマンが大好きなんですね!!
ちなみに実際のダイオウイカは、大きな目がギョロギョロして
なんとも恐ろしい感じでした。
昔の人がクラーケンと呼んで恐れた理由もむべなるかな。
この番組、見逃した人のために17日に
さっそく再放送されたとのことですが、
きっとこちらも高視聴率だったんじゃないかしら。
テレビ離れ、なんて言っても、こういう丁寧なつくりの番組は
みんな大好きなんですよね。
こういう番組がもっと増えたらいいのに!
そう思わされるいい内容でした。
では、また来週!
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