Mail Magazine Vol.697 2013/3/3  『暴風雪、家電の最新事​情、パズドラって何?』

みなさん、こんにちは!  今週末、関東地方のお天気は土曜日は晴れ、日曜日は曇りでしたが、北日本の各地では寒波の影響で猛烈な雪が降りました。


特に、北海道では暴風雪による
死亡事故もいくつか起きています。

みなさんは「暴風雪(ぼうふうせつ)」という言葉をご存じですか?

暴風雨(ぼうふうう)はよく聞きますが、
最後に「雪」がつく方は、あまり耳慣れません。

そこで調べたところ、
風速が毎秒20メートルを超える風を交えた猛吹雪の
ことを暴風雪と言うのだとか。

ようするに、吹雪よりももっと威力のある、ブリザードの意味です。

長年、雪と暮らしてきた人達でさえも、
事故に巻き込む、暴風雪の激しさ。
北国のみなさん、どうか気を付けてください。


■■■日本の最新家電■■■

最近、ある事情で家電を一通り買い揃えることになりました。
冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、オーブントースター、電気ポット、テレビ…
身の回りにある家電って、多いような少ないような。

さて、これらの品々をどこで買い求めたかと言いますと…
まず電気ポットなどの小物は、量販店で実物を確認してから、
ネットストアで買いました。

「本当はこういうことすると、街から小売り屋さんが消えて、
不便になるんだよなぁ…」とも思ったのですが、
ネットと店舗の価格の差はいかんせん大きく。
さらに家まで届けてくれる手軽さを考えると、
どうしてもネットに軍配が上がってしまいます。

続いて、
冷蔵庫などの大きな家電は、量販店で買いました。
取り付けや保障がネットでは心配だったからです。

実は、今の時期(2~3月)は、どの店も決算の時期なので、
交渉すれば、かなり大胆に値下げしてくれます。
その時の道具になるのもやはりネットで調べた
他の店舗の価格です。

店員もどうやらこちらと同じ情報を持っているようで、
「その価格を知っているならしょうがない」という感じで、
意外とあっさり引いてくれます。
逆に言えば、その価格を言わなければ引いてくれないわけで、
うちの母のことなんかを考えると、「なんかな・・・」と思ってしまいます。

さて前段はここまで。
以下は、こうして買った日本の最新家電についてご紹介します。

冷蔵庫:
最新冷蔵庫のキーワードは、
省エネ、フレンチドア、大容量です。

「省エネ」
ここは、特に各メーカーの力が入っている点。
不況+震災後の節電経験で「省エネ」は、
すべての家電の売り文句なのですが…。

冷蔵庫に関しては、
年間の電気使用料を1円単位で削ることに
各メーカーしのぎを削っています。
「でも、そんなに差があるの?」と思うかもしれませんが、
それがね、あるんですよ。

例えば、
あるメーカーの同じサイズの冷蔵庫を比較した場合、
1997年製の年間電気代は、23,668円。
2005年製のものが、3,360円。

ようするに、年間で2万円も電気代が違う!
10年使えば20万円です。
冷蔵庫って24時間ずっとつけっ放しなのですから、
それだけ差が出てくるんですね。

次に、「フレンチドア」
これは、両開き(観音開き)のこと。
今や大型冷蔵庫売り場のほとんどがフレンチドアという人気。

なぜフレンチドアかというと、
ようするに日本の家が狭いからです。

扉を開けてしまうと通路がふさがれて、
冷蔵庫の前を人が行き来できない、そんな家が日本には普通にある。

そんな時、扉のサイズが半分で、
しかもどちら側からでも開け閉めができるフレンチドアは使い易いというわけです。
さらに扉が開く分が半分だと冷気の逃げも少なくてすむので、
省エネ効果もあります。

最後に「大容量」
これは、決して、大きな冷蔵庫という意味ではなく、
小さくても、沢山入るという意味です。
通常、冷蔵庫の背面にはコンプレッサーというものがついているのですが、
これをなるべく小さくし、さらに置く位置を工夫し、
庫内の広さを確保するのがトレンドです。

面白いのは、冷蔵室、野菜室、冷凍室など、
どのスペースにどの程度の広さを割り当てるか、
メーカーの特色が出ていること、

一般的には、
野菜室の東芝、冷凍室の日立、バランス型のパナソニック…
と言われております。

これって開発者が使う人のライフスタイルを
どのように想定しているのかがわかって、
横並びの製品が多い家電ではちょっと面白い部分です。

なお、一昔前に流行した、”オシャレ・モダン系”の冷蔵庫は
今ではほとんど売り場にありません。

”オシャレ・モダン系”(私が勝手につけた系統ですが)とは、
例えば、ステンレス素材を使ったものとか、
部屋に合わせた個性的な色使いをしたものなど。

店員さんに聞けば、今の客はとにかく実質主義。
必要のない部分にお金をかけた製品は、まったく売れないのだとか…。
なるほど・・・世相を反映しておりますね。


次は、洗濯機

日本も最近では、売り場のメインを価格の高い
乾燥機能付きドラム型洗濯機が占めるようになってきました。
ドラム式は年々、巨大化の一途をたどっており、
価格は15万~20万円超など。
たたた、高い…。

しかし、店員さんの話を聞いてみると、
乾燥機能が必要ないのであれば、
洗浄機能では従来のタテ型洗濯機に軍配が上がるのだとか。

タテ型のお値段はぐっと下がって、
5~7万円程度。

すごい価格差。

ちなみにドラム型だろうがタテ型だろうが
現在の洗濯機のトレンドは、
節電、節水、節時間、そして、低騒音です。

節電、節水、節時間はご理解いただけると思いますが、
「低騒音」

これは働く人が増えた今、
お洗濯は夜の間にしたいという要望が多く、
時間帯を気にせずいつでも洗濯できる
そんな低騒音機能が重要になっているという訳です。

あと、今や洗濯機の必須機能となっているのが、
洗濯槽の掃除機能。

日本人は清潔好きですし、それに、湿気の多い日本では、
洗濯槽の裏側には黒カビがびっしり付くこともあるらしいですから。


最後に、
今回、一番、買うのが大変だったもの。

それは、照明です。

なぜか?

単純に選ぶのが難しいんですよ。
今、電気屋さんの照明売り場に並んでいるのは、ほとんどがLEDです。
そのLEDの明るさがよくわからない。

例えばですよ、
店員さん 「お使いの部屋はどれくらいの広さですか?」
私     「ちょっと変則的なサイズなんですけど、7畳です」
店員さん 「では、8畳~10畳用がお勧めです」

え?目の前に8畳用ってのもありますが、
なんでそれではいけないの?

店員さん 「たぶん、ちょっと暗いと思います。」

じゃあ、表示が間違えているんじゃないだろうか?

ちなみにLEDは電球などのようなワットではなく、
ルーメンという4ケタの数字が書いてあります。

店員さん 「ルーメンとは光の束でして、
       光の下にいるか、部屋の隅にいらっしゃるかによっても
       お選びいただく器具が違います。」

どっちもいるって、部屋なんだから。

私     「8畳用3500ルーメンと10畳用3500ルーメン、
       どちらが明るいんですか?」

店員さん 「メーカーが違うと比較できません」

えー?
ここに並んでいるの全部メーカーが違うじゃない!

ということで、家電の進化には感動しつつも、
照明だけは蛍光灯や電球が分かりやすくて懐かしいなぁと思う、
今日この頃なのでありました。


■■■『パズドラ』ってなに?■■■

以下、ゲームにあまり興味がない、
スマートフォンとか持っていないという人には
あまり興味をひかない記事かもしれませんが…。

最近、テレビでよく流れているCMに
こんなの ↓ があります。

中世風のお屋敷の中庭、
ロミオトジュリエット風の男女が声を掛け合う。

「パズ~」
「ドラ~」

通称、パズドラ。
正式タイトルは、『パズル&ドラゴンズ 』

ガンホー・オンライン・エンターテイメントという
ゲーム会社がスマートフォン向けに開発し、
現在、大ヒットを飛ばしているゲームのCMです。

「パズドラ」がどんなゲームかといいますと、
RPGとパズルを組み合わせたゲーム。

自分が育てたモンスターでチームを作り
冒険に出かけて、
ダンジョンにいる敵のモンスターと
パズルで戦い合うのです。

まぁ、大ヒットするだけあって
実に、よく考えられているんですよ。

まずモンスターですが、
現在500種類あるといわれていて、
個性豊かなモンスターを育てることができます。

モンスターは計6匹のチームを作って戦うのですが、
このチーム編成次第でチームが強くなったり、弱くなったりする。
そこに戦う人の個性が表れる。

一方、パズルの方はいたって単純。

同じ色のマークを3つ以上揃えるとそれが消えるんですが、
消えるマークが多ければ多いほど得点が上がり、
敵のモンスターを倒せるという仕組みです。
昔、流行った、「ぷよぷよ」に似ています。

ドラゴンクエストを例にするまでもなく、
仲間を作って冒険に出かけ敵と戦う、
そんなRPG(ロールプレーイングゲーム)は
日本人が大~好きなジャンル。

その要素に、電車の中でもできるような、
単純なパズルゲームを組み合わせた訳です。

ちなみにゲームは無料でダウンロードできるので、
「ためしにやってみようかな・・・」程度で始めることができます。

というわけで、このゲームが今や約900万ダウンロード。
おかで、ガンホーさんの1月の売り上げは、
前年同月比11倍の85億円と絶好調です。

さてさてこの「パズドラ」
その快進撃のせいで、現在のモバイルゲーム業界の地図を
塗り替えるのでは?と話題になっています。

というのも、最近の日本のモバイルゲーム界と言えば、
グリーとDNAという二社が突出している状態でした。

グリーもDNAもビジネスモデルはほぼ一緒です。
ゲーム制作会社に資金を提供しゲームを作らせ、
それをグリーやDNAのブランドの下で
iPhoneやアンドロイドにアップする。
そしてテレビなどでガンガン宣伝し集客する。

ゲーム自体は無料のものが多いが、
勝つためには有料のアイテムは必要なことが多く、
熱中する人はそこにお金をつぎ込む。
こうして稼いだ金が、年商1400億円以上。

ひゃほ!

一方、ガンホーはゲーム制作会社。
自分たちで作ったゲームを、グリー&DNAに頼らず
iPhoneやアンドロイドにアップする。

どこが違うか、わかるでしょうか?

つまり、ひと手間省き、
ゲーム会社が主役としてビジネスを進めているのです。

大手でないと宣伝ができないし、
ゲームを作る資金も自分たちで調達しなければならない。
外したら大変なことになるが、でも、当たれば製作者が
大きく儲けることができる。

パズドラの大ヒットによりゲーム会社に
資金を提供したいという投資家も増えてくるでしょう。
これに対抗してグリーやDNAはどういった手を打ってくるか
今後が注目されています。

ちなみに…ガンホーの若き社長はこう言っています。

彼ら(グリーやDNA)はゲームを作りたくて
ゲーム会社になったわけではないので、
言葉は悪いですけど、僕たちとは人種が違います。
IT企業として、儲かることは何でもやるのでしょう。
彼らには彼らの思想哲学があるでしょうし、
僕らには「ゲーム屋」としての思想哲学があります。

うーん、この言葉、ゲームをテレビとか映像とかに
移し替えると、興味深いです。

ということでまた来週!

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