Mail Magazine Vol.718 2013/8/18  『ゲンは過激? 右、左、それとも? 編集部よりお知らせ』

みなさん こんにちは! 日本は相変わらず暑い日々が続いているのですが、それでもふとした瞬間に秋の気配を感じたりして、なんだか季節はちゃんと動いているんだなぁと、しみじみしてしまいます。

ところで今週は、お盆ウィーク、
「この週はお休み」という企業も多く、
今週は通勤電車がガラ空きで嬉しかった!
でもこの業界は10月から始まる新番組の準備時期なので、
お休みを取っている人や会社はわずか。
我が社も当然、通常営業なのですが、
お盆ウィークの金曜日にはちょっとしたお楽しみがあります。

そ・れ・は…納涼会!

子供用のビニールプール(多分、元小道具)の中には、
氷水に浮かぶ缶ビール。(←取引会社からのお中元)

会議室の机の上には、
総務や業務の人達が作ってくれた焼きそばやたこ焼き。

そして中庭では、経理のおじさんが焼いている
焼き鳥の煙がモクモクと!

開始は17時。
この日ばかりは時間通りみんなが1階に集まる。
で、缶ピールを明ける音がプシュッ、プシュッ、

で、わずか15分後には、
机の上にのっていた食べ物の山が消えるのです。

はやっっっ!
そんなに、みんな飢えているのか。

仕事の電話でタイミングを逃したAD君が
空っぽのお皿を見て
「もう何にも食べるものが無いじゃん…」って呆然としている。

ということで、その夜は後輩やら若手やらを
食事に誘うプロデューサーが増えるのでありました。


■■■ゲンは過激?■■■

「はだしのゲン」が話題になっています。

「はだしのゲン」は
漫画家の故中沢啓治さんが、自らの被爆体験を基に描いたマンガです。
1973年に連載が始まり87年に第1部が完結。
原爆被害を伝える作品として教育現場で広く活用され、
約20カ国語に翻訳もされています。

さて、このゲンが話題になっているのは、
島根県松江市の教育委員会が「はだしのゲン」を
教師の許可がなければ読む事が出来ない扱い(閉架措置)にし、
市内の小中学校がこれに応じていたことが分かったからです。

経緯はこうです。

昨年8月、松江市民の一部から「はだしのゲン」に対して、
「間違った歴史認識を植え付ける」として
学校図書室から撤去を求める陳情が市議会に出されました。
それに対し市議会は不採択と決定したのですが、
同年12月に市教委が内容をあらためて確認。

そこで、
「旧日本軍がアジアの人々の首を切ったり
女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」と判断。

その月の校長会で、ゲンを閉架措置とし、
できるだけ子どもに貸し出さないよう口頭で求めたのです。

しばらくして、この措置が明らかになると、
すぐに反論の声が出ました。

「子どもの知る権利の侵害だ」
「ネットで子供たちはより過激な情報に触れている、時代錯誤」
「過激だからと見せないのは解決方法ではない、教師が説明することの方が大事」

権利の侵害かどうかはさておき、
本の中の一カ所が相応しくないからと言って、
シリーズ全体を禁書扱いにしてしまうのは、
ちょっと乱暴な気がします。

ただ…確かに「はだしのゲン」は過激です。

ゲンが被爆後の町を歩くシーン。
全身にヤケドを負った人の姿、
体中にガラスが刺さった人の姿、
そして子ども(すでに亡くなっている)のために水を求める母親の姿…。

私は、こうしたシーンを読んでいるうちに怖くなって、
先に読み進めなくなってしまいました。
小学校3年でした。

とにかく、どうしてもページがめくれない。
そのうちに、次のページに描かれている内容への想像が
どんどん勝手に膨らんで、もっと怖くなる。

結局、ゲンを部屋の中に置いておくことすら怖くなり、
読みたいという友達に無期限に貸してしまいました。

ちなみに、今回問題になっている乱暴のシーンは
原爆の投下の前に登場しているはずですが、
まったく記憶に残っていません。
ただただ怖かったのは被爆のシーンでした。

そんな、トラウマちっくな経験を持つ私ですが、
それでも、あのマンガを子どもにも見せないという
市の教育委員会の判断は理解できません。

私がゲンから教わったことは、
原爆とは恐ろしいものだということです。

恐らく、広島や長崎で現実に起きたことは、
もっと悲惨で残酷なことだったはずです。
でも子どもだった私はゲンを通じ、
その恐怖の一端を感じることが出来ました。
そして、それは貴重は経験でした。

というのも広島・長崎の人々が負った痛みを感じることは、
政治的な信条等とは関係無く、
日本人として大切なことだと思うからです。

そしてその痛みは、原爆の現実どころか、
戦争の現実すら知らない教師には、
到底教えることが出来ないことだと思うからです。

あれから何十年もたち、私は大人になりました。
だけど、もし誰かに、ゲンをあらためて読みたいかと聞かれれば、
読みたくありません。まだ怖いのです。

そうした意味で「はだしのゲン」は読了できなかったのに、
今も私に強い影響を与え続ける作品なのかもしれません。


■■■右、左、それとも?■■■

みなさんのお住まいの国では、
エスカレーターはどのように使われているでしょうか?

立つ人、歩く人と、二つの列が出来ているでしょうか?

そして歩く人は、右側、左側のどちらを歩いているでしょうか?

日本ではよく知られていることですが、
関東では立つ人は左、歩く人は右です。
そして関西では左右が逆です。

ちなみに私の記憶ではイギリスは関西方式だったと思います。

なぜ西と東で違いがあるのかには諸説あります。

例えば…

関西は商人が多く集金袋を右手に持っていたので
右に人を置かず、自分が右寄りに立つ(盗まれるから)。

関東は武士が多く、刀を左に差しているので、
人の右に立たず、常に左を取る(斬られるから)。

なーるー。

そして、一番信憑性の高いものは…

関西、とりわけ大阪では大阪万博が行われた時に
海外からきた外国人達がエスカレーターの右側に立った名残というもの。

でも、じゃあなんで、関東は国際基準に従わなかったんでしょうね…。

それはさておき
JR東日本では今夏から原則エスカレーターは歩行禁止を打ち出し、
「駅のエスカレーターでは歩かないで」というキャンペーンを始めています。

その理由が、
利用客がエスカレーター上でぶつかってケガをする事故が
年間約250件にも上っているからです。
歩かない→ぶつからない→安全 という具合です。

そもそも、エスカレーターって歩くように設計されていないんですってね。
なので歩かれると左右のバランスがおかしくなって、
故障の原因にもなりやすいとか…。

とはいえ、このJRのキャンペーン、
まったく話題になっていないし、
なったく効果があがっていないです。

ご存知ですよね、日本人の歩く早さ。
セカセカ、いつも急ぎ足。
急いでいる時は当然だけど、急いでいない時ですら早足の人が多い。
これね国民病だと思います。

まして駅でしょ。
ラッシュ時なんてみんな一刻を争っている。
そんなに簡単には治らないですよ。

むしろエスカレーターの幅を広げれば?って思うんですけど、
それはお金が掛かるからダメなのかしら。

ちなみに空港とかにある歩く歩道。
あれ、どの国に行っても
立っている人と歩く人、両方いますよね。
(カートを押しながら追い越す人も沢山いる)
JR的にはあれもずっと立ってろってことでしょうか?
それとも下に転がり落ちないから良いのかな。

個人的には立つ・追い越しより腹が立っていることもあります。
日本ではエスカレータが二機(上り下り両方)設置されていない場所が
かなりあります。
駅などは特に一本だけ、そして脇に階段があるという所がかなりあります。

でね、一本しかないエスカレーターの向きが「下り」になっている所が
結構多いんですよ。
(特に渋谷に多い気がします)

あれなんですかね。

上るのと下りるの、どっちが辛いかって言ったら、
普通、上りでしょ。

時々、上りと下り、本当に辛いのは下りだ、って言う人いるけど、
それは、膝が痛いとか、富士山下りる時とか、
ちょっと特殊なケースだと思いますよ。

重力に反して体重を引き上げる
上りの方がいろんな意味で辛いはずです。

なのに、階段で上らせて、エスカレーターで下りさせる。

逆でしょ、逆。

かねてより東横線の渋谷駅のリニューアル後のひどさについては、
イライラしていますが(そして利用者の大半は同じ意見)、
このエスカレーター上り下り逆設定問題は投書したいくらい、
腹が立っています。

世の中のいろんな部分でバリアフリー化が進んでいるのに、
あんなに優しく無い設計の駅をなぜ作ったのか!
と、気がつけば書き出しのテーマと大きくズレてしまう
エンディングをお許しくだされ。


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ではでは、今週はここまでです!

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