Mail Magazine Vol.746 2014/4/27 『連休前の準備 大統領の来日』

みなさん、こんにちは。日本はGWに入りました。
長い人は、4月26日から5月6日まで
ずーーーーっと、お休み。
ということは、10日間の大型連休!
うらやまし~い。

かくいう私は、
4月28日、30日、5月1日、2日は
カレンダー通りに出勤日です。
なので連休は、3日~6日の4日間だけ。
それでも嬉しい。
晴れるといいな。

さて、先日、ある情報番組で、
”GW前にやっておくべきこと”の一つとして、
カーナビのバージョンアップをあげていました。

カーナビとは車に付いている道路案内機器のこと。
日本ではカーナビの普及率世界一でして、
約7割もの車がカーナビを付けていると言われます。
(欧米やほかの東アジアの市場は20%以下)

カーナビは、ハードディスク、SDカード、DVDなどに
全国の地図情報を収めているのですが、
基本的には買った時点での情報が入っているので、
徐々に情報は古くなっていきます。

番組では、その地図情報のバージョンアップを
忘れずに!ということなのです。
(バージョンアップはディーラーや車屋さん等で
行いますが、基本的には有料です)

なぜバージョンアップが理由なのか?
番組ではその理由をこう説明していました。

*そもそも連休中は、渋滞がよく起こる。

*連休中は、慣れない道を走ることが多く、
その分、カーナビに頼る機会も増える。

*地図情報をバージョンアップしていないと、
新規に開通した道の情報が入っていない。

*新規の道は、渋滞を緩和するために作られることが多く、
こうした道を知らないと、渋滞に巻き込まれることが多い。

だから、バージョンアップをお忘れなく
ということなのです。

その時は、
「なるほど、確かに・・・」って思ったんです。

というのも、最近、ある仕事で、
レンタカーで地方を走ることが増えたのですが、
古いカーナビが付いた車だと、
バイパス道路に入った途端、
突然、地図から道が消えることがあります。

それだけ道路大国日本は、
新しい道が次々とできているってことなのでしょうが、
けっこう、焦るんですよね。

でも、
ある時、スマートフォンのナビを使うことを
人に勧められてから
その問題は解消されました。

スマホをナビで使うための
アプリは、沢山、出ています。

その中で、私が主に使っているのは
Google Map(グーグルマップ)

他の日本製アプリも試したいのですが、
有料なことが多くてまだ手が出ません。
これらのスマホナビはネット上の地図と
連動しているので、情報は常に最新。
道が消えることは基本的にはありません。

Google Mapのナビは、女性の声です。
「つぎ、分岐を右です」
落ち着いていて、どこか毅然としています。

実は最初のうちは、
Google Mapとカーナビの両方を使っていたんですね。
というのもスマホは画面が小さいし、
電波の入らない所もあるし、
やっぱり使い勝手はカーナビと思っていたのです。

でも、ある時からカーナビの
スイッチを入れないようになりました。

それは、大阪を走っていた時でした。
高速道路を気持ちよく走っていたら、
突然、Google Mapが次の出口で降りろと
言い出したんです。

スムーズに流れているのに・・・
別に事故の表示も出てなかったし・・・
何より、カーナビは何も言っていないし・・・

なんで?と不審に思いつつ、
それでも高速を下りてみれば、
なんと、Google Mapは次の入り口で
また高速に乗れと言ってきた。

これは完全にソフトのバグ・・・
高速料金二度払い・・・
Google Mapのバカ、バカ、バカって思っていたのですが、
後で調べてみたら、下りろと言われた区間で、
ほんの少し前に事故が起きていたんです。

ちなみに後を走っていた別のスタッフの車は、
カーナビを信じて高速を下りなかったために、
事故渋滞に巻き込まれ、30分も遅れました。

以来、すっかりスマホナビの実力にほれ込んだ私は、
今では、レンタカーに乗ると、
100円ショップで買った台をダッシュボードに付け、
スマホを載せ、スイッチオン。
シガーソケットと本体をケーブルでつなぎ、
電池切れの無くなる心配もない。
ということでカーナビはラジオを
聞くくらいしか使わなくなったのです。

それでも、スマホナビには、
幾つか不満があります。

まず地方、それも田舎に行くと、
電波が入りにくくなるので、
ナビの精度がかなり落ちてしまいます。

それから東京、
混雑をかわそうとナビの指示から離れて
裏道走り始めると、
いきなり、ものすごく込み入った道を
指示してきます。

おそらく、最短経路を、
再度、探索した結果なのでしょうが、
どんな近道でも「駅前の横丁」は
さすがに走りたくありません。

ちなみに、こんな時、
旧来のカーナビですと、
絶対に、王道の道へ戻そうとします。
なかなか別案は提示してくれません。

「俺に付いて来い」型の頑固オヤジと、
相手の意を汲むのは上手だけど
どこか親身さに欠ける若者、
そんな違いがあって、面白い気もします。

それから、
旧来型カーナビは予定到着時間が曖昧です。
そして、ほとんどの場合、予定時間より早く到着します。
時には、1時間近く早く着くこともあります。

一方、Google Mapでは、
到着時間は実に正確です。
おそらく、こちらの走る速度を元に、
刻々と計算しなおしているのでしょう。
最終的には、1分と違いません。

この比較ですが、
正確なGoogle Mapの方が便利そうですが、
実はそうでもありません。

人間はトイレに立ち寄ることもあれば、
ジュースを飲みたくなる時もあります。
ほとんど誤差も無いGoogle Mapでは、
そうした”ゆとり”の時間を想定しておかないと、
遅刻してしまうのです。

さて、ナビは、来たるべき、
自動運転車時代の主役と言われています。
やがて人は車に「○○へ行きたい」と告げれば、
すべて自動で目的地に行けるようになるでしょう。

そのために、これからもナビの能力は、
飛躍的に伸びてゆくでしょう。
ただ、個人的には「人間の心」を多少汲んだ作りに
してもらいたいと思っています。
正確さは重要です、でも、それだけでは、
車に乗る愉しみが消えてしまう気もするのです。

■■■オバマ来日■■■

アメリカの大統領オバマ氏が来日しました。
ただしその滞在は、
23日の夜に来て、25日の午前には離れるという
とても短いもの。
ミッシェル夫人の同行もありませんでした。

それでも国賓(こくひん)としての来日なので、
当日が近づくにつれ、交通規制は敷かれるし、
主要駅のごみ箱やコインロッカーは使用不可になるしで、
超厳戒態勢下での来日となったのです。

今回の来日で、マスコミが最も話題にしたのは、
安倍首相とオバマ大統領の寿司屋会談。

これは、安倍首相が、
寿司好きのオバマ大統領のために、
銀座にある「すきやばし次郎」に招き、
私的な親交を深めたというもの。

”すきやばし次郎”は、ミシュランの常連店。
座っただけで3万円という超高級店でもあります。

「シンゾー」が「バラク」の持つ
おちょこにとっくりでサケを注ぐ。
そんな写真がメディアを騒がし、
両国の首脳がいかに仲良しか、
大々的に宣伝されたのです。

もちろん寿司はおいしかったでしょうし、
一時的に和気藹々のムードもあったかもしれません。
しかし、本当に両首脳が意気投合したかと言えば、
それは、どうなのでしょうか?

寿司屋会談の翌日に行われた、
日米首脳会談。

その夜、対照的な二つの報道がありました。

まず、NHKのニュース

そこではオバマ大統領が
中国との衝突が懸念される尖閣問題について、
安保5条を適用することを明言したということが、
安倍政権の成果として大きく報道されました。

また自民党が推し進める
憲法の解釈(集団的自衛権の行使容認)について、
オバマ大統領が歓迎したことも強調され
”日本にとって百点満点だった”と伝えられたのです。

一方、同じ夜に放送されたテレ朝の報道ステーション。
そのトーンは、全く違いました。

オバマ大統領は安倍首相に、
中国政策に対して色々と注文を付けたというのです。

「対話や信頼関係を作る、取り組みがされていない」
「関係悪化を、ただ見過ごすことは大きな過ち」
「挑発的な行動を取ってはならない」

それぞれのメディアには
それぞれの政治的スタンスがあります。
そして、朝日とNHKのそれは大きく異なります。
だから、上記の報道の
どちらが正しいとは言い切れません。

ただ、
ウクライナ問題に悩むオバマ大統領にとって、
「今はアジアで問題を起こさないで欲しい」という思いは
切実なはずで、それを同盟国・日本のリーダーに
強く求めたことは、想像に難くありません。

また、これにどう安倍首相が応えるか、
アメリカは今後、日本を注視し続けるはずです。

ちなみに大統領が日本を離れた途端、
失言が多いことで知られる、
麻生太郎財務相がやってくれました。

今回の大統領来日でも結論が出なかった
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉について
「オバマが国内で全部まとめきれる力は今ないだろう」と
述べたのです。

オバマ大統領の現在の支持率を見れば
この読みは間違いではないかもしれません。

ただ・・・
こんな自民党の本音が見え隠れしていたとすれば、
美味しい寿司とサケ程度では、友情関係は作れません。

国内的なパフォーマンスは成功。
ただ、これからの日米関係は本当に強固になったのか?
と問われれば、色々と考えてしまう、
今回の来日だったのでありました。

ということで今週はここまでです。
(来週号は連休のためお休みします!)

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