Mail Magazine 2006年4月21日 『ハト大量死、欲しくないメール』


Mail Magazine 2006年4月21日『ハト大量死、欲しくないメール』



みなさんこんにちは。
お元気ですか?

今日、乗ったタクシーの運転手さんが
「もうじきゴールデンウィーク、はぁ・・・」って、深い溜息をついていました。

なんでも東京の場合、GW前後は、タクシーを利用するお客の数がめっきり減るんだそうです。

「GW前は、連休前に無駄遣いはやめようと、財布のヒモがかたくなり、
GW後は、連休中にお金を使ったからと財布のヒモがかたくなる。
結局、GW前後はタクシーに乗らなくなるんだよ」ですと。

ちなみに今年のGWは、5月1日、2日を休みにすれば、4月29日~5月7日まで、9連休という大型連休。
景気も上向いてきたせいか、今年は、GWに海外旅行という人もかなり多いようです。

●日韓がピリピリ●

すごいみたいですね、現在ソウルの日本大使館前で行われている韓国の人たちの抗議運動。
小泉首相の顔写真に思いっきり×印が付いて、火で燃やされていました。

事の発端は 日本の海上保安庁が19日、海洋調査を行う目的で、日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国側の呼称は独島)の周辺海域へ、二隻の測量船を送ったことにあります。

韓国側はこの海洋調査を、
「日本側の一方的な通知だけで、韓国の同意を得ずに調査しようとしている。国際法違反だ」と猛反発。
韓国が自国領域だと主張する海域に日本の測量船が入った場合、拿捕(だほ)も辞さないと言っています。

一方、日本側は、
「この海域では日本は過去三十年調査していなかったが、韓国は少なくとも四年間、日本の抗議にもかかわらず調査を行ってきた。国際法上にも問題はない。」と反論。

おやおや。
先週号にもあったように、、拉致問題に進展があり、これからは日韓が協力し問題解決に取り組むのかな・・・と、思っていた矢先だったのに、いきなりのピリピリ状態ですか。

この、竹島周辺の海洋調査。
日本でも、ほとんどの人は、昨日、初めて聞かされた状態でして、
「え?」「は?」「なに?」状態なんです。

日本が30年間も、海洋調査をしなかった理由も、それを、この時期に再開する理由も、なにも、知らされてない。

そういえば去年、島根県が「竹島の日」を制定した時も状況はまったく同じ。
怒る韓国人と、「竹島の日」の意味すら分からず、困惑する日本人。

ようするにこの問題、日本と韓国の間で、猛烈な温度差があるんですね。
正直なところ、多くの日本人にとって「竹島」は遠い問題なんだと思います。
ヘタしたら国民の何分の一かは、
「そんなに欲しいのなら韓国にあげればいい」と、思っているかもしれない。
(実際、社説でそう書いた全国紙もある)

極めて微妙な問題だとは思うのですが、日本側も事を起こす前に、もう少し国民向けの情報公開があってもいいんじゃないでしょうか、ねぇ小泉さん?

●ハトが死んだ日●

さて、ここ数週間、東京は日増しに春めいてきました。
太陽の光は、強すぎず、弱すぎず、まさしく、ポカポカ陽気です。

こんな季節、家の中にいるのはもったいないよね、ということで、先日、当編集部の面々は(メディモン1号、2号+赤ちゃん+友人)世田谷のとある公園に遊びに行きました。

おっと、日付が重要なのできちんと書いておきましょう。
それは4月8日(土曜日)の午後のことでした。

桜こそ散っているものの、公園の中は、チューリップなど色とりどりの花がいっぱい。

私たちは、芝生の上に敷物を広げ、お手製のお弁当に舌鼓を打ち、のんびりとした午後のひとときを過ごしたのです。

さて、私たちが行った公園ですが、芦花公園(ろかこうえん)と言います。

学生時代に文学史をお勉強した人なら多分ご存知の、明治の文豪、徳富蘆花(とくとみ・ろか)。
彼は生前、世田谷のこの場所に住居を構えていたのです。
なので、今も、敷地内には徳富蘆花の家や墓が残されています。

さてさて、この蘆花公園で事件は起こります。

4月9日(つまり私たちが行った翌日)の朝、公園の管理人が、敷地内で大量のハトの死骸を見つけたのです。
その数、全部で37羽。
37羽と言えば、ダンボール二箱分はあります。

こんなに鳥が大量死していたら、誰もが鳥インフルエンザを疑いますよね。

東京都も同様に考えたようで、さっそく東京都家畜保健衛生所が死骸を回収し、検査したのですが、鳥インフルエンザのウィルス反応は陰性。
ようするに鳥インフルエンザでは、ない。

あのですね、前日、同公園で、長い時間を過ごした人間の証言として聞いていただきたいのですが、前の日まで、ハト大量死の兆候はゼロでした。

実は、その日、帰りがけにメディモン2号が上着を忘れたと言い出し(案外、忘れ物が多い)、夕方近くの公園をもう一度、歩いて回ったのです。
その時でだって、あと15時間後にバッタリ死にそうなハトは、一羽も見かけませんでした。

さて、こういうことがあると、俄然盛り上がるのがネットです。

「本当は鳥インフルエンザなのに、パニックが怖くて政府が隠している・・・」
「変質者による毒殺・・・」
「携帯電話の影響・・・・」と、掲示板には様々な書き込みが。

携帯電話というのは、携帯電話の電波塔の近くで鳥が大量死したという噂に基づいているようですが、でもねぇ・・・。

なお、こうした鳥の大量死現象は、最近、日本全国で起きていまして・・・。

例えば、北海道の旭川市。
昨年末、スズメの大量死が報告されたのですが、その後、同現象は、全道へと広がり、なんと4月現在で、950羽ものスズメの不審死が確認されています。

一方、秋田の大潟村では、89羽のカラスの大量死が報告されています。
秋田の場合は、木の枝に引っかかった死骸も発見されており、まるで空を飛んでいた群れが、いきなり、バタっと死んだような状態とも報告されています。

なお、それぞれの地域で見つかった死骸から、鳥インフルエンザのウィルスは発見されていません。

不気味ですね。

さてさて、芦花公園ですが、19日になって、ハトの死骸から農薬成分のメソミルが検出されました。
ちなみにこれ毒薬です。

警察としては何者かがハトを殺すために、農薬入りの餌をまいた可能性があるとみて、鳥獣保護法違反容疑で調べているとのこと。

つまり、人間の仕業ということなのでしょうか・・・。
でもなぁ、全国で起きている他の鳥大量死現象は、どう説明したらいいのでしょう?
そんなに鳥が憎い変質者が全国にいるのでしょうか?

ところで・・・
私、あの日、芝生に落ちたおにぎりを食べたんですが、大丈夫でしょうか・・・。

●いやらしメール●

みなさんの所には来ますか?
いやらしいメール。
私の所には、よく来ます。

日系のものが毎日最低でも、20通。
外国系のものが毎日、10通程度。

ちなみに外国系のものは、エッチ系だけではなく、
「バイアグラが安い」とか、
「フリーの大学学位が買えます」などの、売りつけ系メールがよく来ます。

一方、日系の方ですが、ほぼ99%が、男性向きのエッチな内容で、出会い系&ワンクリック詐欺を誘うものばかりです。

へこみますよね、はっきり言って。
毎朝、PCを開けて最初の作業が、いやらしいメールを一つづつ消していくことですから。

こうしたメールのほとんどは文章だけのテキストメールなんですが、先日は、写真付きが届いて大ショック。
ぎゃお、女の人が縄で縛られてる。

さて、このいやらしメール。
余りにも沢山来るので、対策も兼ねて分析してみました。
(以下、日系のものを対象に書きます)

まず「件名」ですが、大きく分けて2タイプあります。

1)"勘違いを誘う"タイプ
「新しいシステムを開発しました」とか
「先日のお打ち合わせの件」などと、仕事のメール?と勘違いさせる件名が付いたもの。

・・・・なので私は、仕事のメールの場合、相手にすぐ
「〇〇の仕事だ」と分かるように、番組のタイトルなど固有名詞を入れるようにしています。

2)"確信犯"タイプ
「逆援助可能なリッチな女性達」とか
「3万円ですぐOK」
「人妻があなたを待ってます」などの、ダイレクトに訴えかけてくるタイプ。

どうも最近は、8:2の割り合いで確信犯が増えているような気がします。

次は、「文面」。
いやらしメールだと分かった時点で、中は見ずに削除してしまうのですが、時には偶然目に触れてしまうものもありまして。

例えば、去年の初め頃に、よく来たのが、ちょっとしたエッセー風のメール。

貿易会社に働く、黒崎なんとかというOLさん。
仕事に忙しく、男の人と知り合う暇も無く、寂しい。
お金は沢山あるので、あなたに金銭的負担はかけない。
だから、後腐れないお付き合いしたい。

・・・そんな都合のいい女が、世の中にいるのですか?

中には、「もう少し文面考えろ!」と、突っ込みを入れたくなるようなものもあります。
例えば、今、これを書いている最中に届いたメール。

件名は、「このメールは自動転送されています」

内容は・・・
「お客様に確実な出会いを提供するために、送信相手数をランダムに限定して送らせて頂いております。
本日、以下の女性が新規登録されました。
気になる方がおられましたら、下のアドレスから入場して、女性のプロフィール欄右上のメールアイコンをクリックしていただければ、直接メールのやり取りができます。」

「・・・ランダムに限定」っていうのも、既に、意味が通っていないのですが、まぁ、ここまではいいですよ。

で、続く文章が・・・

「美奈子♀(48) 一ヶ月350万円でセックスフレンドの契約をさせて頂きたいと思います。
こちらは、社会的身分がある為、秘密厳守を守れる方のみとさせて頂きます。」

はっ?
一ヶ月350万円?
これって、350万円、くれるの?あげるの?
意味がよくわからない。
ま、どっちにしても年間、4200万の大型契約・・・。
「こちらは、社会的身分がある」って、美奈子よ、お前って、何者よ?

で、こうしたメールには、必ず、下の方に二つのサイトのURLが並んでいます。
一つ目が、女の人への連絡用URL。
もう一つは、配信不要な方用のURL。

一番目をクリックするとヤバイのは言わずもがな。
問題は、二番目の「配信不要な方用 URL」

このURLをクリックするとですね、配信不要とは逆、つまりあなたのメルアド宛てに、さらに沢山のいやらしメールや、脅しの入った請求書なんかが届きます。
善良な人(=うちのお母さんとか)は、つい押してしまいそうだもんなぁ。
みんなで気をつけましょうね。

こうした、いやらしメールに悩む人の数は日々増えていて・・・
ネット上の相談室でも
「どうしたらいいのでしょう?」という質問が続々と寄せられています。

ただし、はっきり言って、有効な解決策はありません。

アドバイスはたいがい、
①アドレスを変える。
その際、@の前の文字数を最低、13文字以上にする。
なんでも13文字以上にすると、乱数計算が難しくなるのだとか・・・。

②メールにフィルターをかける。
これはメーラーの機能を使って、特定の言葉が入ったメール(例:セックス、セフレ)をはじいたり、
特定のメールアドレスの受け取り拒否を行う。
もっとも、これは、先方も手を変え、品を変え送ってくるので、手間の割りに効果がありません。

ちなみにプロバイダーによっては、一つのアドレスから大量のアドレス宛てに送られるメールを、
「スパムメール」(勝手に送りつけるメール)と判断し、自動的にはじいてくれるというサービスもあります。

でもこれも諸刃の剣でして、例えば、うちのメルマガ。
受け手が300を超えているので、スパムと判断され、プラバイダー段階で、はじかれてしまうことがよくあります。

昨年あたりより、複数の方から
「メルマガ届かなくなった」という苦情を戴き、今は、あ行、か行と、細かく宛先を分類して送信しているのですが、(これ、けっこう手間がかかります)、それでも、はじかれてしまう場合がある。

つまり、自動のフィルタリングサービスでは、欲しくないメールだけではなく、欲しいメールも受け取れなくなる可能性が高いということです。

恐らく、抜本的な解決法は、自分のアドレスを公開しないということでしょう。
ただ、そうなると、なんのためにアドレス持っているのか?という話にもなりますね。

なお、私宛てに、いやらしいメールが送られるようになった件ですが、犯人は分かっています。
(一回、あまりに、悔しくて調査したのです)
うちの会社の、某ディレクターでした。
そいつが会社のPCから変なサイトにアクセスした時、彼のアドレス帳に登録されていた私のメルアドが、ネットの海へと流出したのです。
一度、流れたらもう後は、もうダメです。
マジで、メルアド、変えようかなぁ・・・。

ちなみに先日、某売れっ子芸能人のマネージャーに聞いたのですが、タレントさん間では、顔文字をメールアドレスに入れるのが流行っているのだそうです。
そうすると変なメールの受け取り率が急に下がるのだとか・・・。

でもねぇ・・・・

ヘ(^0^)ヘ (・ε・)ノ @XXXX.co.jp

↑ こんなメールアドレスで、仕事するのもなぁ・・・。

それにしても・・・・。
おっと、また来た。

ふむふむ。

結婚5年目28歳で子どもが欲しい「fuyuko」さんと、
明日の夜だったら空いている18歳の「yuki」ちゃんからでした。

それから、私は、援助交際の完全無料特別権に当選したそうです。
名前の最後に「8」を付けて送り返せば、援交が、完全無料となるんだって。

あーあー。

●短信●

★スターの引退宣言★
日ハム新庄選手が、大活躍の後の、お立ち台インタビューで突然
「体力の衰えによる今季限りの引退」を表明。
これには、マスコミもファンも唖然。
日ハムは「うちのチームの華だから」と全力をあげて慰留するそうです。

★小沢VS小泉★
自民党と民主党が激しく競り合う参院千葉7区の補欠選挙。
それぞれの候補者は、

自民が46歳の元エリート官僚候補(東大→通産省) VS 民主が26歳のさわやか系女子県議

今週発売の週刊誌に民主党の女性候補者が元キャバクラ嬢だったなどの情報が流され、すでに、仁義無き戦いの様相に。
ようするに、小沢党首に代替わりした民主党が、どこまで戦えるのかのリトマス試験紙なのです。
今後の政局を占うこの一戦、23日が開票です。

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