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Mail Magazine 2006年5月12日 『国家の品格、平塚5遺体事件』
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Mail Magazine 2006年5月12日 『国家の品格、平塚5遺体事件』
2006/05/14 17:34
投稿者:
MM編集部
表示回数
3,114
Mail Magazine 2006年5月12日『国家の品格、平塚5遺体事件』
こんにちは、メディモン3号です。
【ベストセラー誕生】
みなさんは新潮新書から出ている『国家の品格』(藤原 正彦著)という本を読まれましたか?
なにかと話題になっているので、読んでいない人も、噂くらいは耳にしているかもしれませんね。
この本は、昨年11月の発売から約半年間で202万部(!)を売り上げた「大」がつくベストセラー。
この数字は教養新書では最速の記録だそうで、勢いは、数年前に同じく驚異的な売り上げを誇った新書「バカの壁」(養老孟司著)を越えています。
(※「バカの壁」は現在415万部)
その内容は
「日本は世界で唯一の"情緒と形の文明"である。
国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき"国柄"を長らく忘れてきた。
いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、"国家の品格"を取り戻すことである」
(出版社の内容説明より抜粋)…というもの。
つまり日本人よ、ナショナリティに誇りを持て!
自国が持つ独特の文化を愛せよ!という話です。
文字にするとナショナリズムの香りプンプンですが、藤原先生の文章はかなり平易で読みやすいので、さしたる違和感は感じません。
特に、今までどうも「日本」を好きになれなかったという人(特に若者)に好まれているようです。
これは出版界の内輪話ですが、本当は新書って文庫と違ってあまり売れない分野なんですよ。
そもそも新書というのは岩波書店が
「文庫は古典。世間が広く求める情報は、この新書で」と始めたモノ。
それが1938年のことですから、えーと、かれこれ68年前のことですか。
(補足トリビア ※岩波が新書を作る際に参考にしたのが、イギリスのペリカンブックス。
そういえばサイズが似てるでしょ?)
でも、今回バカ売れした「国家の品格」と「バカの壁」は、どちらも新潮新書なんです。
実はこの新潮新書ができたのは、たったの3年前。
つまり新書界ではポッと出の新顔もいいとこ。
それでこの前人未踏の大ヒットですから、新潮社は笑いが止まらないでしょうね。
(で、岩波はちょっと嫌な気分だと思います。多分)
ちなみに。
先日友人が某雑誌の取材で藤原先生の仕事場へ(※ご自宅じゃないですよ)お邪魔したそうなんですが、それはそれは立派な超高級マンションだったそうで。
(あまりに広すぎて中で迷ったらしいです)
藤原先生の本職は数学者。
一介の大学教授がこんなところを借りられるの…?
と疑問に思ったそうですが、実は藤原先生、お父様が「八甲田山死の彷徨」で有名な作家の新田次郎さんで、お母様も作家の藤原ていさん。
ようするにサラブレッドな血筋の方。
多分お金持ちな理由は…
先代からの印税なんじゃないかと…。
うーん、羨ましい。いや、すごい。
そんな下世話な話はさておき、「国家の品格」。
間違いなく、今年一番のベストセラーになると思います。
どこかで目にされたら、一度手にとってみてはいかがでしょう。
【ミステリー? 平塚5遺体事件】
最近のワイドショーや週刊誌は、とにかく、この事件で大騒ぎです。
その理由は、なかなか解けない謎と、主役となった家族の持つ闇の深さ・・・。
身も心もゾッとする話です。
少々話が複雑なので、順を追って説明します。
まず発端は、今月1日に平塚のアパートから男女の死体が発見されたというニュース。
第一報はこうでした。
「"アパートに男女の遺体、無理心中か "
本日、午前11時ごろ、神奈川県平塚市のアパートで無職、XXM宏さん(35)方で、男性と、身元不明の女性が死んでいるのを、XXさんの母(64)とアパート管理会社の男性が見つけた。
県警は無理心中の可能性とみて調べている。
2人は死後数カ月で、XXさんは首をつり、女性は布団の中でうつぶせで死んでいた。」
(原文では実名表記)
ようするに、息子の部屋を訪ねに来た母親が、男女の無理心中の現場を見つけてしまった、というニュースでした。
ところが半日後に、こんな続報が飛び込む。
「アパート変死体、段ボールに乳幼児3遺体も 神奈川・平塚」
遺体が5つ!?
ただし、この時点では多くのメディアは、乳幼児の3遺体は無理心中カップルのものではないか?
というニュアンスで報じていました。
それが一変するのが、一日おいた、この↓続報。
「平塚5遺体 死亡女性の実母を殺人容疑で逮捕 」
え? 娘の母親が犯人? なんで?
ここからマスコミの大騒動は始まったのです。
まず関係者を整理しましょう。
●Rさん(女性・19歳)
・・・絞殺死体で見つかった女性。
女優を目指し劇団に入っていた。
●M宏さん(男性・35歳)
・・・首を吊った状態で発見された男性。
M宏さんが死んだのは、Rさんが亡くなった5ヶ月後。
その間、M宏さんはRさんの遺体と同居していた。
●T子(女性・54歳)
・・・警察がRさんの殺害犯として逮捕したRさんの実母。
M宏さんの義理の母。
昔は美人として有名で、ナンバーワンホステスだった時代もある。
この一家、関係がかなり複雑。
(どの番組も雑誌も系図と作って説明しているほど)
RさんとM宏さんは、同じ父親を持つ異母兄妹です。
T子がホステス時代に知り合ったのがM宏さんの父。
T子は略奪愛のような形で、前妻を追い出し、結婚。
そこで生まれたのがRさん。
さて上記の3人は、平塚のアパートで一年以上もの間、同居生活を送っていました。
どうやら、M宏さんのアパートに借金で家を追い出されたT子とRさん母娘が、転がり込んだというのが真相のようです。
どの関係者も、T子はRさんを溺愛していたと語っています。
子どもの頃からブランド品を着せ、送り迎えにタクシーを使わせたり・・・。
そんなに可愛がっていた娘を、なぜ母は殺したのでしょうか?
一方、M宏さん。
写真に写る彼は、小太りで人が良さそうな風貌。
当初は、彼と異母妹であるRさんとの関係を疑うメディアもありましたが、その後、2人は仲の良い兄妹だったという証言が多く出ています。
M宏さんは、仲の良かった妹の死をどう受け入れ、そして、どのような心理状態でその遺体と半年近く住んでいたのか?
そしていまだ身元が分からない3体の子ども(乳児と子ども)の遺体は?
●失踪したT英ちゃん(男性・6歳)
T英ちゃんは、T子の息子です。
Rさんの兄に当たる存在です。
T英ちゃんは、今から22年前、当時6歳の時に行方不明になり、その後、T英ちゃんの姿を見た人は誰もいません。
実は、T英ちゃんが行方不明になった22年前、警察は公開捜査に踏み切ったため、テレ朝のワイドショー番組が、この家を取材しているのですね。
今回のそのテープが登場しました。
(よく保管していたなぁテレ朝)
映像では、レポーターが家を訪ね、憔悴した父親に話を聞いていると、後ろから女性の苦しそうな泣き声が聞こえ始め、やがてカメラの前に出てきた女性が
「探して下さい」とレポーターに泣き崩れる。
この女性が今回捕まったT子という訳です。
当時の関係者の中では今回の報道で「やっぱり」と思っている人も多いようです。
これまでの報道で、T子の54年間の人生が実に波乱に富んだものであることが分かっています。
男を作る、子どもを産み溺愛する。
過剰に贅沢な生活を送る。
嘘を重ねて借金をする。
逃亡する。
・・・その繰り返し。
この事件には呆れるくらい多くの「?」があるのですが、その答えを知る唯一の存在と言えるT子は、取り調べ中も嘘が多く、警察はかなり振り回されている様子。
いずれにせよ、近いうちにもっと多くの真実が明らかにされてくるでしょう。
彼女の心の闇を覗き、答えを知りたいような、知りたくないような・・・。
そんな不気味な事件です。
【ダイエット番組で波乱?】
大人気の「こうやったら痩せる!」「これで病気が治る!」など、健康の秘訣を教えてくれるHow to~番組。
よっぽど反響が大きいのか、フジ『あるある大辞典』、NHK『ためしてガッテン』、NTV『おもいっきりテレビ』などなど、テレビ局各社がこぞって似たような番組を流しています。
先日この手の番組のひとつであるTBSの新番組『ぴーかんバディ!』で、
「白いんげん豆にはフィセオラミンという成分が入っており、それが肥満の一原因である炭水化物を吸収してくれる」と放送したから、さあ大変。
スーパー、デパートなどで白いんげん豆がバカ売れし、売れ切れ店が続出。
白いんげんの高騰なんかも始まっちゃって、
改めて「テレビの影響ってすごいんだなあ」と思っていたのですが…。
(※このダイエット法の細かい内容紹介は、あえて伏せさせてもらいます)
後日、このダイエット法を試した人たちから次々と
「嘔吐した」「下痢になった」とTBSにクレームが届くようになったんです。
その数なんと609件。
ちなみにTBSではこのダイエット法をスタッフの間で試し、その時点では問題は無かったと言っています。
ではなぜ問題が起きたのか?
それは白いんげん豆に含まれる毒性にあります。
この毒は弱いので、加熱することで食用となるわけですが、実は上記のフィセオラミンという成分って、熱を加えることで壊れちゃうらしいんですね。
TBSの番組では「加熱した」ダイエット法を紹介していたのですが、ダイエッターとしては多少のリスクを負っても痩せられる成分を少しでも多く取りたい。
で、半生で食べちゃった人が続出してしまったようです。
その結果、TBSでは
「もうこのダイエット法は止めて下さい」と特別放送を繰り返し流す羽目となりました。
私も一回だけこの番組を観たことがあるのですが、今、流行の体型抜群のモデル(梨花とか)が登場し、日本テレビからフリーに転向したばかりの福沢アナが、超ハイテンションで
「驚きの効果!」「これで確実に痩せる」「明日には食品売り場から●●(※紹介した食材)が消え失せますよ!」などと盛大に煽ってるのを観て、
「…疲れた…」と思いました。
なんというか、観ているだけで疲れて痩せそうな…。
いやいや。
痩せたい気持もわからないわけではないですが、
だいたい「何かを食べて痩せる」…って、ちょっと変ではないですか?
太らないならともかく。
(そりゃ嘔吐や下痢をすれば痩せますけどね)
ともかく、今回の騒動は「ああいう番組に踊らされちゃ、いけないんだな」といういい警鐘になったと思います。
ダイエットも健康第一!
皆さんも、くれぐれもご注意を!
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