MediaMonkeys.net

Search

無料ユーザー登録


  • 海外ロケスタッフを探す
    • 地域で探す
    • 国別で探す
    • 所在都市で探す
    • ロケスタッフ一覧
    • * 登録する
  • 翻訳者・通訳を探す
    • 通訳を探す
    • 通訳翻訳一覧
    • * 登録する
  • さる電で探す
    • * 登録する
  • 業界ニュース
    • 業界ニュース投稿
  • サイトマップ

  • ホーム
  • メールマガジン
  • Mail Magazine 2006年6月9日 『嘘つく人々』

サイトカレンダー

サイトカレンダーをスキップ

«
2021年 04月
»
日 月 火 水 木 金 土
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ユーザー機能

ログイン
  • 新規登録
  • パスワード再設定

記事カテゴリ

  • 日本のテレビ (372)
  • 新番組 (33)
  • 海外のテレビ (110)
  • 社会情報 (135)
  • コーディネーター情報 (111)
  • IT関連情報 (141)
  • 視聴率 (95)
  • 映画 (81)
  • CM (37)
  • 韓流 (12)
  • PR (61)
  • ギョーカイ日記 (127)
  • 特別企画 (18)
  • コラム (44)
  • メールマガジン (503)
  • 教えてください (36)
  • マーケット (14)
  • MM編集部より (6)
  • 機材 (25)

Mail Magazine 2006年6月9日 『嘘つく人々』

  • 2006/06/11 23:28
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    3,139
メールマガジン
Mail Magazine 2006年6月9日『嘘つく人々』


こんにちは、メディモン3号です。

■小さなミラクル■

先日取材先で「ミラクルフルーツ」というものを食べました。
ご存知の方もいるかと思いますが、これを1粒食べると、すっぱいものが甘~く感じる…という不思議な実です。

大きさはですねピーナッツくらい、見た目は生のコーヒー豆という感じ。
実の色は、真っ赤です。
これが一粒、600円!(某高級果物店にて)

私も以前から噂は聞いていたのですよ。
でもこんな小さいものに600円も出すなんてもったいない!と思ってたので、今まで買ったことも試したこともなかったんです。

が!食べてわかりました。
予想を超えたミラクルアイテムですよ、これは。
こんなにすごいものなら、むしろ600円でも安いかもしれない…と思うくらい感動してしまいました。

食べ方はですね、まず口に入れ、ブドウのように皮をペローとはがして、噛まずに(種が苦いらしい)実を舌の上でコロコロします。
1分くらいそうやって転がしてると種だけになるので、それはペッと出す。

その後に切ったレモン等を食べると、アラ不思議。
オレンジみたいに甘~く感じます。
さらにさらにグレープフルーツやキウイなど、ちょい甘のフルーツを食べると、高級フルーツ店で出される果物もビックリの「超極ウマ」フルーツになっている。
これは本当に感動します。

なによりも「ひゃー」と思ったのは、レモン汁をしぼっただけの水が甘露水のように旨い!
なんというか、砂糖水とも果汁ジュースとも違う、上品で後を引く麗しい飲み物になってるんですよ。

一緒にいた人と「スゴイ! おいしい!」を連呼しながら、レモン1個、グレープフルーツ1個、キウイ&さくらんぼを数個食べ、さらにレモン水4杯を一気飲みしてしまいました。
ちなみにこの人、普段は酸味の効いた果物は、まったく食べないそうです。
気持ちはわかります。
本当においしかったんですから。

このミラクルフルーツは、西アフリカ(ガーナ)原産のアカテツ科 フルクリコ属の植物です。
このフルーツがなぜ「すっぱさ」を「甘さ」に変えられるかというと・・・
その理由は、実に含まれるアミノ酸成分「ミラクリン」にあるそうです。

味覚は、舌にある味蕾(みらい)という器官で感じ取ります。
その仕組みは複雑なので視覚的に説明すると・・・
例えば、甘味、塩味、酸味、うま味、苦味など、それぞれの味には、形があると思ってください。
甘味は〇、酸味は△、苦味は☆というように。

味蕾には、〇や△や☆の形をした穴のようなものがあり、ある成分が〇の穴に入ると甘い、ある成分が△の穴に入ると酸っぱいと、脳にシグナルを送ります。

さて「ミラクリン」ですが、これが「すっぱさ=△」と一緒になると、△の周りに膜のようなものを作り、〇に形を変えてしまいます。
そして、〇の穴に入り、「甘い!」というシグナルが脳に送られるのです。
(ちょっと複雑・・・)

ミラクルフルーツのような味覚を変える植物を、味覚修飾(変換)植物と呼ぶそうですが、
他にも、クルクリゴ( 酸っぱい物と水を甘く )
ギムネマ(糖の吸収を抑え、甘味を感じなくする)
ナツメ(甘味を感じなくする)
ケンボナシ(甘味を感じなくする)・・・
など、世界には同様の植物がいくつかあります。

ミラクルフルーツの場合、効果は1~2時間持続しますが、その後、味覚は元に戻ります。

この不思議な食べ物、特に、病気で甘いモノの摂取を控えなければならない人に、効果があると言われています。

もちろんダイエットを目指している人がストレス無く、甘いモノを減らすことができるという効果も期待できます。

気になる安全性ですが、 ミラクリンは安全な添加物として、厚生省の認可を受けていましたが、安全性は証明されているものの、該当製品がないという理由で現在は削除されています。
(日本に無い植物ですからねぇ・・)

なお、ネットなどでは、フリーズドライや粉末など、さまざまなミラクリン加工製品も出始めています。

■嘘つく人々■

先週、今週は、世間を騒がす大きいニュースが目白押しでした。
その共通点は、ずばり「嘘」。
その詳細をひとつひとつ書くことにします。

●嘘、嘘、嘘…の盗作疑惑●

"盗作"と聞くと、小説、論文、楽曲などが思い浮かびます。
「あの小説、前に似たような話を読んだことがあるような…」
「この曲のイントロ、他の曲に似ていない?」などなど。

とはいっても、真似するほうも馬鹿じゃない。
丸々そのまま使っちゃうってことは、まずありません。
(すぐバレちゃいますからね)
ニュアンスが似てるかな~?くらいのものが多い。

でも、今回発覚した盗作疑惑はそのものズバリ、「丸々そのまま」だったんです。
それもひとつじゃなくて立て続けに何作も。

疑惑の人となったのは、今年の春、芸術選奨で、文科大臣賞を受賞した画家の和田義彦氏。
そもそもの発端は、受賞後、文化庁に届いた一通の告発文(匿名)でした。

そこに書かれていたのは、和田氏の作品の多くが、イタリアの画家アルベルト・スーギ氏の作品に酷似している…ということ。
で、慌てて調べてみたら、出てくる出てくる、文化庁の調査で極めて類似性が高いとされた作品が23枚、スーギ氏本人が「似ている」とチェックした作品に至っては、60枚も出てきたんです。

あのですね、実際の作品を並べて見ると、似ているとかじゃなくてまるっきり同じなんですよ。
トレースしたかのようにそっくり。
タイトルが同じものもあったりして。

ちょっとずれているかな~と思うものもありますが、どなたか奇特な人が画像ソフトで調べてみたところ、右から写真を撮った場合の角度とピタリと合うズレだったんですって。
…つまりスーギ氏の作品の写真を撮って、後からそれを模写したってことですね。うう~ん。

「盗作」だけでも恥ずかしいことなんですが、それよりも恥ずかしいのが、疑惑発覚後に自らの保身に走る和田氏の言動の数々でして。

ちょっとあげてみましょうか。

1)これらはスーギ氏と共同制作した作品だからOK
2)僕のは油絵で、スーギ氏はアクリルだからOK
3)そもそもスーギ氏に絵を教えたのは自分だ
4)僕の方が製作年月日が早い(後で改ざんしたことが判明)
5)構図が酷似したのはローマの画家との深い交流の成果だ
…等々。

他にもスーギ氏から届いたイタリア語の手紙を、自分の都合に良いように超訳したりと、もうやりたい放題。

和田氏は「今私が何を言っても聞いてくれないだろうから」と、後日賞を返上したんですが、当然というか文化庁も黙っているわけもなく、翌日には「和田氏への受賞取り消し」を発表しました。
…というか、賞をあげるまえにチェックしようよ!
なんのためにキュレーターがいるんだ。

…この話、フランスやイギリスのBBCなどでも報道されたようですが、その中で和田氏のことを 「a leading Japanese artist」と紹介しているんですよ。
私なんてこの騒動まで和田さんの和の字も知らなかったのに
「日本で有名な画家が盗作した」なんて海外で思われたら、本当に恥ずかしい。

ネットなどでは揶揄を込めて「モシャ彦」なんて呼ばれている和田さん。 盗作を認めたら画壇から抹殺されるでしょうから、ここはあくまでシラを切りとおしたいところだとは思いますが、もういいから早く謝ってください。
世界中に呆れられちゃうから。お願い!

●村上氏、逮捕される●

先週のメルマガでも取り上げましたが、村上ファンドの元代表である村上世彰氏が、証券取引法違反(インサイダー取引)で逮捕されました。

この話は、ライブドアによるニッポン放送株取得の際に、村上氏が堀江氏から事前情報を得ていたんじゃないか?というところから始まりました。
(この買収騒動の結果、村上ファンドは保持していたニッポン放送株を売却して、100億近い利益を上げたんです)

今回、村上氏は逮捕の直前に異例とも言える会見を開きました。
内容は「確かに僕はライブドア側から、『日本放送の経営権が取得できたらいいですね』と聞きました。
聞いちゃったんですよ。
これがインサイダー取引に当たるとは、そのときは分からなかったけど、今考えると投資のプロとしてありえないミスだったと思う」というもの。
実にあっさりと容疑を認め、さらに業界からの引退も表明しました。

…が、途中から悔しさのあまり語気も荒くなって。

「こんなことで今まで築き上げたものがなくなるなんて」とか
「僕が人から嫌われる理由は短期間に金を稼ぎすぎたせいだ」とか
「お金を儲けるという事がそんなに悪い事ですか?」と、口角泡を飛ばして怒ってました。

ここまでなら、「…別に悪くない」と思った人も多いでしょう。
大体株で儲けた儲けないという話は、殺人事件と違って、一般には「ふーん?」という感じで受け止められていますから。

が、話は村上氏の語ったような
「話をうっかり聞いちゃったのでしょうがない」という単純なことではないようで。

ここで一連の流れを見てください。

1)以前から村上氏は、ライブドアの堀江貴文元社長と交友を結んでいた
(家も同じ六本木ヒルズ内)。
2)村上ファンドのニッポン放送保有比率が株主第2位に浮上。
3)村上氏がライブドアの堀江氏に対し、「ニッポン放送はいいよ」と株式取得を持ちかける。
4)村上氏、ライブドアの堀江氏と再度会談。
彼らから「村上さん、ニッポン放送いいですね、欲しいですね。
経営権が取得できたらいいですね」との話を聞く。
(←ここがインサイダーに当たる)
5)ライブドアがニッポン放送発行株の35%を取得。
フジテレビがニッポン放送経営権を取得するために、株式の公開買付(TOB)を発表
6)ライブドアとフジテレビの和解が成立。
7)ニッポン放送株、上場廃止。
8)村上氏、株売却で100億円の利益を得る。

つまり、単なるインサイダー取引というよりは、すべては村上氏が最初から青写真を描いた「仕組まれた買収」だったのではないか…という話。

それはさすがに…悪いでしょ。
村上氏は「(僕のように)税金もたくさん払ってる人に(こんな仕打ちをして)日本はおかしいよ」と怒ってましたが、額に汗して働いた人の発言じゃないからなあ。

そういう彼も今は拘置所の中。
ちょっと時期がずれれば、ムショの中でもホリエモンとご近所さんになっていたかも…というのはあまりに皮肉に過ぎますかね。

●秋田小一男子殺害事件●

秋田で起こった児童殺害事件ですが、とうとう容疑者が捕まりました。

これが実にショッキングな結果で…。

今年4月。
秋田にある小さい町で、ひとりの女児が、川で水死体となって発見されました。
警察の判断は「事故死」。
母親(父親とは離婚)は、「あんなに川が嫌いだった子が溺れるわけがない」と猛抗議。
これは事故死、それとも…。

その1ヵ月後、この女児の家からほど近い家に住む少年が帰宅途中に姿を消しました。
必死の捜索もむなしく、彼も川のほとりで死んでいるのが見つかり、今度こそ事故ではなく事件として捜査が始まったのです。

ニュースを見ていた私達は、変質者による連続殺人か?と騒然となりました。
ただひとつ気になることがあって…。
それはニュースや雑誌などの報道が、なにか奥歯にモノがはさまったような書き方をしているということ。
それだけで「何かある」という感じはしていたんですけど。

で、先日、この少年を殺害したとして、女児の母が逮捕されたんです(犯行については自供済み)。
みなが思ったことは同じ。
なぜ、どうして、ということ。
理由が本当にわからないんです。
だって、この母親、連日テレビなどに出演したりして、事件や警察に対する憤りを語っていたんですよ。
それが、なぜ…。

ニュースなどでは連日
「母親失格」
「そもそも虚言癖のある変な女だった」
「男出入りが激しい」など、母親のダークサイドについて終始放送しています。

確かにそうだったのでしょう。
私も罪のない子供を殺した犯人をかばう気は一切ありません。

ただひとつ、すごく気になったのが地元の反応。
小さい町ということもあるんでしょうが
「絶対アイツの仕業だと思った」という意見が、ずっと以前から町に流れていたようで。
マスコミの反応が微妙だったのも、多分彼らから話を聞いていたからなんでしょう。

でも、それならばなぜ犯行が止められなかったんでしょうか。
最初から「彼女がおかしい」と思っていたならば、女児が亡くなった時点で何かしらの手は打てたはず。

事が終わったあとならなんとでも言える…といえばその通りですが、
小さい頃のあだ名が「えいようしっちょう。ひとくい人しゅ」という彼女の闇の一部を、この小さい町が負っているのではないか…とつい考えてしまうのです。

今後動機なども解明されると思いますが、なんとも気の重い事件でした。

●エレベーターの悲劇●

今月3日、高校生がエレベーターの扉に挟まれて亡くなる…という悲劇が起こりました。

青年は自転車に乗ったまま自宅マンションのエレベーターに乗り込み、後ろ向きに自転車を引きつつ降りようとしたところ、突然扉が開いたままエレベーターが上昇。
扉上部と床面に挟まれてしまいました。
50分後に救出されましたが、頭の骨を折り、青年は命を落としてしまいました。

このエレベーター、シンドラーエレベータ社という会社が製作したもの。
基はスイスの会社で、世界でのシェアは第2位。
かなりの大手ですね。
が、有数のエレベーター大国日本ではたった1%のシェアしか占めていません。

その1%はどこなのか。
実はこの会社のエレベーターってとにかく価格が安いんですって。
ですから入札制度のある公共の建物で、主に取り入れられているそうなんです。

いや、決して安かろう、悪かろう…ということを言いたいのではないのですが。

この事件以来シンドラー社のエレベーターを使っている建物から
「うちのエレベータも故障した」
「前に閉じ込められたことがある」と苦情が殺到。
ついにニュースなどで「殺人エレベーター」とまで、呼ばれるようになってしまいました。

同社では、「エレベーター自体の不具合ではなく、メンテナンス会社のミスだろう」と弁明していますが、このマンションでは過去2年半の間にエレベーターに関する苦情が、20件も寄せられていたそうなんです。
そして、シンドラー社自身がメンテをしていた期間にもやはり事故があったことが判明して…。

急遽スイスから社長が来日して記者会見をひらくことになったそうです。
とはいえ、簡単にミスを認めるとは思えませんが。

私もよくエレベーターに乗ります。
昨日数えてみたら、一日に20回以上もエレベーターのお世話になってました。
私に限らず、都心に勤めている人、高層マンションに住んでいる人などは、日に何度もエレベーターに乗る機会があるんじゃないでしょうか。

ましてや今回事故のあったマンションは23階建て。
いくら不具合が続いたとしても、住民としてはエレベーターを利用せざるを得なかったと思うんです。

余談ですが、うちの父は現在80歳。
この年になると、どんなに短い階段でも上り下りがつらくなってくるようです。
そんな人のためにあるエレベーターが、突然凶器になる。
考えるのも怖いことですね。

この事故を機会に、全面的な安全の見直しがなされるといいのですが…。

話題: メールマガジン

関連情報

  • NULL
  • 同じ投稿者からの投稿: MM編集部
  • 同じ話題: メールマガジン

記事のオプション

  • 印刷用ページ

トラックバック

このエントリのトラックバックURL:
https://mediamonkeys.net/trackback.php/MailMagazine20060609

この記事にはトラックバック・コメントがありません。

  • Mail Magazine 2006年6月9日 『嘘つく人々』
  • 0コメント
  • アカウントの登録
[ コメントの投稿 ]

以下のコメントは、その投稿者が所有するものでサイト管理者はコメントに関する責任を負いません。



ページトップへ戻る
  • Copyright © 2021 MediaMonkeys.net
  • Powered by Geeklog
  • プライバシーポリシー
  • 利用規約
  • サイトマップ
  • 広告について
  • [staticpage:contact お問い合わせ]