Mail Magazine 2006年9月1日 『紀子様ご出産間近 ある作家が起こした波紋』


Mail Magazine 2006年9月1日『紀子様ご出産間近 ある作家が起こした波紋』



こんにちは、メディモン3号です。

今日、9月1日は「防災の日」です。
なぜ今日が防災の日に選ばれたかというと、関東大震災が起きたのが、1923(大正12年)年9月1日であること。
そして8月末から9月初旬にかけては、台風が多く発生する季節だからのようです。
きっと今日は、全国各地で防災関連のイベントが行われていることと思います。
余談ですけど。。。
「関東地震」という言葉、厳密には関東で起こった大型地震の総称を現す言葉です。
なので、はるか昔、1855年11月11日に発生した「安政の大地震」のことも「関東大震災」と呼ぶそうです。
(私も今回調べて初めて知りました)

タイムリーというかなんというか、昨日、関東地方に地震がありました。
(東京は震度3、神奈川県は震度4)
私はオフィス(※東京、2階)にいたのですが、グラグラッと軽く揺れた後、1回大きくドンッと上にあがる感じがしたので、慌てて窓を開けに走りました。

そこで面白かったのが…
(と、言っていいのかわかりませんが)
同僚のフランス人の取った行動です。
「うわっ」と言うだけで座っている椅子で、そのまま固まってしまった。

彼の生まれたフランスでは地震がなく、それゆえに地震の際の対処方法が分からないようなんですね。
「…なんで窓を開けたの?」と言うので、
「逃げ道を確保しないとね、後は火事になるから火を消して。。」と説明をしました。

思えば、幸いにも、ここしばらく首都圏には大きい地震が来ていません。
と、なるとフランス人の彼と同様、地震に対する知識が少ない子供も多くなっているのでは?と不安になります。

もちろん大地震は来ない方がいいのですが、せっかくの防災の日です。
今日くらいはご家庭・学校・会社などで防災について考えてもいいのではないかと。
そう思った次第です。

あなたの家には「防災グッズ」、ちゃんとそろってますか?

【紀子様ご出産間近に】

来週のメディモンのメルマガが配信される頃、つまり、来週の金曜には秋篠宮家に3人目のお子さまがご誕生しているかもしれません。

現在、臨月をお迎えになっている、秋篠宮妃紀子様。
部分前置胎盤のため、今回は帝王切開でのご出産ということで、現在、予定日と目されているのが「9月6日」です。
(※自然分娩と違って、帝王切開は出産日時が決められます)

本当はまだ正式発表されてないんですけど、あまりにも「9月6日出産」が広く世間に流布されてしまったので、それ以降になると国民が心配する…という理由で、9月6日までに手術を受けられるというのが、大方の見方のようです。
大変ですねぇ。

今回のご出産について、一番人々の関心を呼んでいるのが「皇孫は男子か、女子か」ということです。

というのも愛子様が皇位を継ぐ(女帝になる)には、皇室典範の改定が必要なのですが、この改定には反対派が多くて難航。
それが今回、秋篠宮家に男子が生まれれば、そのお子様が将来の皇位を継ぐ存在となるため、女帝問題は、ひとまず落ち着くものと思われているからです。

(某週刊誌の最新号には、秋篠宮様が親しいお友達に「第三子は男の子」と漏らしたという記事が出ています)

もっとも、男の子がお生まれになっても、すぐには、何も変わりません。
秋篠宮様の皇位継承順位は、徳仁親王(皇太子殿下)に次いで第二位。
そして秋篠宮家に新宮(男子)が生まれた場合、そのお子様の皇位継承権は第三位となります。

ようするに新宮が天皇位を継ぐ前に、まず叔父である皇太子が、そして父親である秋篠宮様が天皇にならなくてはならず、両殿下ともお元気な今、まだまだ先のお話です。

とにかく、紀子様。
周囲の声など気にせず、元気な赤ちゃんをお生みください。
男の子でも女の子でも構いません。
もうすぐ40歳という年齢で出産なさるんですもの、体調を一番に考えていただいきたいものです。

ちなみに・・・
今回お姉さまになられる、眞子(まこ)様と佳子(かこ)様。
秋篠宮様が、それまで皇室では前例のなかった「二文字」の呼び名をお二人につけたのは、「紀子(きこ)一人ではかわいそうだからね」というご意向からだそうです。
(※天皇家でも、直系以外はお父様がお子様の名前を自由につけられます)

…うーん、愛妻家。
いいお話です!
さてさて次のお子様はどんなお名前になるんでしょうね?

【ある作家のコラムが起こした波紋】

今月18日の日経新聞に掲載された、直木賞作家・坂東真砂子さん(代表作は映画にもなった『死国』)のコラムが波紋を呼んでいます。
このコラムは連載方式となっていまして、坂東さんの場合は、主に、現在居住しているタヒチでの生活について綴られています。
さて問題になったのは、その中の「子猫殺し」という回です。

内容をかいつまみますと…

●現在タヒチで3匹のメス猫と暮らしている。
●ネコは、成長すると、盛りがついて、子を産む。
●避妊手術をまず考えたが、どうも決心がつかない。
●その理由は、獣のメスにとっての「生」とは、セックスして、子供を産むことであり、その本質的な生を、人間の都合で奪いとっていいものかと考えるから。
●タヒチでは野良猫が多く、血統書付き以外、貰い手がいない。
●自分は避妊手術に異を唱えるものではないが、最初から生まないようにするのも、生まれてすぐ殺しても、子種を殺すか、できた子を殺すかの差に過ぎず、基本的には同じことだ。
●なので、自分は子猫を殺している。
 家の隣の崖の下がちょうど空地になっているので、生れ落ちるや、そこに放り投げる。
●愛玩動物として獣を飼うこと自体が、人のわがままに根ざした行為。
●私は自分の育ててきた猫の「生」の充実を選び、社会に対する責任として子殺しを選択した。
 それに伴う殺しの痛み、悲しみも引き受けている。

ちなみに坂東さんは、このコラムの冒頭に
「こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。
 世の動物愛護家には、鬼畜のように罵倒されるだろう。」と書いています。
ようするに、非難が起こることを予め予想しての「確信犯的コラム」なのです。

*もし、このコラムの全文を読まれたい方は、サーチエンジンで「坂東真砂子 猫」と検索してみて下さい。

さてさて、このコラムが掲載された直後から、予想通り(?)日経新聞には「こんなコラムを載せていいのか」という怒りの電話・投書・メール・FAXが相次ぎました。
その数800件!

非難の炎はネットのブログを経由してさらに激しく燃え広がり、
「鬼畜」「猫殺し」「(坂東作品)不買のお願い」「許せない」「心を病んでいる」「犯罪者」「彼女は、子猫を殺すために猫を飼っているのでは?」などなど…

うーん。。。

まず、最初に書いておきますと、彼女の行為は日本では犯罪です。
昭和48年に立法された「動物の愛護及び管理に関する法律」に
「愛護動物(*猫が含まれる)をみだりに殺し又は傷つけた場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されます。」とあります。

なお坂東さんの住んでいる仏領タヒチでも、こうした行為は法律違反のようです。
もっともこうした罰則が実際に適用されるケースは、日本でもタヒチでも稀です。
(英国などではそうではありませんが・・・)

さてさて、この問題がネットで大騒ぎになっているのを知ったマスコミも次々と、この問題を取り上げはじめました。

週刊ポストは、この件に関する猫好き著名人のコメントを特集しましたし、週刊朝日では、坂東さん自身が誌上に登場し抗議に対して反論しました。
中でも反応が過激だったのが、いわゆる女性誌で、女性セブンは、カメラマンをわざわざコラムに登場した崖に派遣し、「この崖から・・・ これが大騒動の現場撮!」というグラビアを掲載。
(こうなると、ホラー扱いですな)

一方で、女性自身は、坂東さんの人となりを紹介するのに、坂東さんの恋人の話とか、彼女のセックスの話などを載せてる。
(恐らく、彼女は「変わり者」だという事を伝えたいのでしょうが、猫とは何の関係もない。
 見事な脱線ぶり。)

で、かなり情けないのがこのコラムを掲載した当事者である日経新聞の対応。

編集局のコメントとして、
「坂東氏の文学的業績などを評価し、執筆をお願いした。
 個々の原稿の内容については、原則として、筆者の自主性を尊重しています。
 さまざまなご意見は真摯に受けとめています。」

・・・・ようするに、作家と読者、取り合えず両方を立ててみました的な、弱腰なコメント。

どうやら、作家は確信犯だったのに、新聞社の方はそうでもなかったようで・・・。
原稿チェックは、しなかったのかしらん。

ちなみに私は、坂東さんのコラムを読んだだけでは、
「避妊より、子猫を殺すことを選ぶ」という彼女の選択の必然性が、まったく理解できませんでした。

もっとも、時代によって、地域によって、そして人によって、生き物と人間の関り方は、違ってくると思います。
コラムの中で、坂東さんは
「タヒチに来てから物事に対する考え方がガラリと変わった」と書いています。
もしタヒチでの生活が、「子猫殺し」という多くの日本人に違和感を与える行為に、何らかの影響を与えているのならば、その点も含めて、もう少し丁寧な説明をして欲しかったです。

彼女は作家なのだし、文章で伝えるプロな訳ですから、その責任はあると思うのです。

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