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Mail Magazine 2008年2月16日 『借金の町に降る雪 児童虐待?それともフィクション? ほか』

  • 2008/02/18 18:31
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    2,776
メールマガジン
Mail Magazine 2008年2月16日『借金の町に降る雪 児童虐待? ほか』


みなさんお元気ですか?

偶然が重なって、最近、十年以上会っていない人と再会するというイベントが続いています。

会話は「あの頃はこうだったよね」という思い出話が中心になります。
こちらがハッキリと憶えていることを相手はまったく憶えていなかったり、その逆だったり。

そして相手から「あの頃の、あなたはこうだったよね・・・」「こんな事をよく言っていたよね・・・」と昔の私のこと(それも私がすっかり忘れていたこと)を言われるとドキドキします。
まるで、相手の記憶の中に生きて来た、かつての自分と再会する感じがするからです。

明日もうん十年も会っていなかった高校時代の友人と会います。
彼女たちの中にはどんな私が生き続けてきたのでしょうか?
ちょっと面白くて、かなり怖い気持ちで一杯です。

■■■借金の町に降る雪■■■

今週は日本海側の各地域で大雪が降りました。(そして今も降り続けています)
理由は、オホーツク海に居座り続けている大きな低気圧のせいです。

元々、日本海側は雪の多い地域として知られています。
だからこの地域に住む人たちは雪に強く、多少の吹雪でも文句など言いません。
たった数センチの降雪で大騒ぎする、「ヤワ」な東京人とは大違いです。
しかし今週の大雪は、そんな雪に慣れている北国の人たちをも戸惑わせているようです。
特に、借金の町に住む人たちを・・・。

昨日、64センチの降雪を記録した北海道の夕張(ゆうばり)市。
昨晩のニュース番組では雪に埋まるこの町の様子を紹介していました。

炭坑とメロンで知られる夕張は、急激な人口減と無謀な投資がたたり、市の財政が悪化。
ついに去年の春、財政再建団体となりました。

「財政再建団体」とは、破産状態に陥った自治体が、もう自分たちではどーにもならないと、自治権を放棄して国の管理下に入る状態を言います。
当然、予算配分も自分たちの一存では決められず、黒字になるまで厳しい道が待っています。

そんな町に大雪が降るとどうなるのでしょうか?

●●●除雪車はいつ来るの?
道路などの除雪作業は、自治体が負担して行うのが普通です。
夕張でも年間で約9000万円の予算を除雪作業費として計上しています。
しかし、この大雪のせいで除雪車の出動回数は増え、早くも予算が底をつきそうです。

そもそも、借金返済に苦しむ夕張では、今年から除雪の条件を、10センチの降雪から15センチへと変更しました。
少しでも除雪作業を減らして市の出費を抑えようとしたのです。
しかし一気に64センチも雪が降れば、除雪車は出動しない訳にはいきません。
(ちなみに今の夕張の雪の高さは約1mです)

もし9000万円の予算が尽きたら、その後、一回につき2~300万円かかると言う、除雪作業費は誰が負担するのでしょうか?
追加で市民に支払えと言うのでしょうか?
それとも除雪車が来なくなる?
「今後どうするんですか?」という記者の取材を受ける市の職員も、ひたすら口ごもるばかりで何も答えることが出来ません。

●●●年金生活者
夕張に住む、元炭坑夫のお年寄り。
かつては夕張の繁栄を支えたはずなのに、今では年金で細々と生活する一人です。
奥さんは病気で入院中。
月々受け取る年金は26万円。
そこから医療費や家賃などを支払うと、残りは約7万円だそうです。
冬は、この中から暖房用の灯油代を支払います。
しかし今年は、石油の値上がりで灯油の価格も上がっています。
食費を削り、室温の設定を下げ、灯油の節約をしていますが、大雪が続き温度が下がれば、生きるか死ぬかの問題になってしまいます。

本来ならば、自治体が緊急に予算を組んで、灯油を配給するなどのサービスが出来れば良いのですが、破産状態ではそうもいきません。

財政再建団体となった夕張は、前よりもずっと住みにくい町になっています。
市民税は法律の上限まで引き上げられ、ゴミの収集も有料化され、下水道料金も値上げされました。
市立の病院は民間化され縮小、市の職員も半減されたため、市民サービスもままなりません。

こうした状況を嫌い、若い人たちは町から次々と出て行きました。
今、残っているのは「どこにも行けないお年寄り」が多いのです。
こうした破産が引き起こした過疎が、さらに町の税収を圧迫しています。

借金の町に降る雪は、他の町に降る雪より、何倍も重く人々にのし掛かっています。

■■■児童虐待?それともフィクション?■■■

芥川賞作家の柳美里さん(39)が自分のブログに書いた記事が児童虐待にあたるのでは?とネットを中心に騒動になっています。

問題になっているのは、2月4日に書かれた8歳の息子さんに関する日記。

まず以下のような書き出しで始まります。
「息子の嘘に振り回され、たいへんな目に遭いました」

そして・・・
「あまりに嘘つきなので(そして次から次へと嘘をつきつづける)朝7時から15時までひっぱたきまくり、学校休ませ、罰として朝食も昼食も与えていません」

さらに厳しい文言は続きます。

「糞野郎ッ!」

「このまま育ったら、嘘つき演技型の犯罪者になるかもしれない」

「最後にいったこと(もし、それが嘘だったら、夕食も抜くよ、と脅した)は、嘘ではなかった。嘘つきで強情……最悪……」

ちなみに息子さんは2001年に出版され、ベストセラーとなった柳さんの著作、『命』の表紙に写っていた赤ん坊です。

柳さんは、マスコミの取材に対し、長男(8才)の頬を何度かひっぱたいたことは認めたものの、「虐待はしていません」と強調。
「ネットでは、より感情的な言葉を選んで書いている」と説明し、自らのブログでも、「広義な解釈で『フィクション』」と答えています。

また体罰に関しては「時と場合によっては、手を上げる必要があるという考えです」と語っていますが、"しつけ"の一貫である、という論旨です。

その後の取材により、息子さんには髪を切る癖があり、それを直そうとする母、柳さんとの間で、「切った」「切っていない」「嘘をついた」「ついていない」「髪を切ったはさみを隠した」「隠していない」・・・というやりとりがあったようです。

本人が語るところによれば、地元の児童福祉司が訪ねたそうですが、長男の様子を見ただけで、特に指摘はなく、その後も連絡はないといいます。

うーむ・・・

やがてこの騒動は、女性週刊誌にも飛び火します。
恐らく虐待のことを調べようと動いたのでしょう、「週刊女性」の記者の取材行為に対し、柳さんがブログ上で宣戦布告したのです。

柳さんは、新人の記者が長男を追い掛け回そうとしたとして、「ストーカー」「お前を虐待すんぞ、コノヤロー!!」と罵倒。
そして記者の名刺(実名)と顔写真をネット上で公表。

一方の「週刊女性」側は作家の逆襲に困惑状態で、編集長は他のマスコミの取材に対し、
●名刺が残っていることから分かる通り、きちんとあいさつした。
●家の前で24時間監視したわけではなく通常の取材活動の範囲内。
●ストーカーととられられる行為はしていない。
・・・と答えています。

うーむ・・・

個人的な見解としては、雑誌とのバトルは全然構いません。
柳さんも、記者も大人だし、(新人記者はビビッて辞めてしまうかもしれないけど・・・)「週刊女性」だって他人のスキャンダルで部数を伸ばしている所はあるんですから、逆襲されたって仕方ない。

ただ、8歳の男の子のこと考えると胸が痛くなります。
怒られても、親に隠れて、自分の髪を切る8歳の子ども。
何かを訴えているような気がして、なんとかならんもんかなぁ・・・と切に思います。

■■■それってセクハラ?■■■

今週13日夜、ある伝統的な祭りが行われました。
岩手県奥州市の黒石寺(こくせきじ)の「蘇民祭(そみんさい)」。

これは、裸の男たち(下帯姿)が、麻で作られた蘇民袋(そみんぶくろ)なるものを奪い合って、疫病よけを願うというもので、1000年以上も続いているお祭りです。

とはいえ、このお祭りのことは、今年になるまでほとんどの人が知りませんでした。

それが今年・・・
お祭りを取材した報道陣の数:約170人!
お祭りには、テレビ撮影用の照明やガンマイクが沢山。

さて、どうして、この祭りがそんなに話題になったのか?

事の発端は、この祭りの観光用ポスターでした。
そこにアップで写っていたのは、昨年の参加者。
上半身裸で、胸毛が生えている。

このポスターを、JR東日本が掲示拒否したのです。
その理由は・・・
「表現がセクハラ的でお客様に不快な感じを与える可能性がある」と。

このポスターを撮影した人も「いや、そんなつもりで撮影はしていない」。
このポスターに起用された人も「いや、私の裸が"不快な感じ"を与えると言われても・・・」
「裸だけが面白おかしく取り上げられたのは残念」とコメントしています。

・・・それは、ショックですよね。
だって、上半身しか写っていない自分の裸、しかも、伝統的な行事に参加している際の裸を「セクハラ的で不快な感じ」と表現されてしまった男性の気持ち。
辛すぎる・・・

さらに、この祭りに地元の警察も「待った!」をかけました。

というのも、この祭りの山場は、男たちが奪い合った蘇民袋を小刀で切り裂くという儀式なのだそうですが、この袋を切り裂く人は、伝統的に全裸。

「全裸は公然わいせつ」にあたる」というわけです。

そこで、今年の祭りでは、そのクライマックスの際、照明を消すことで、無事、行事は終了しました。
(フラッシュやテレビのライトも消されました)

この裸祭り、果たしてセクハラ/わいせつ行為にあたるのでしょうか?

本日、渡海文部科学相は、警察の判断に対して、「伝統文化について警察が判断するのはそぐわない気がする」と述べました。

私の感想は・・・
例のポスターを見ても、別にセクハラ的な感じは全くしませんでした。
JRも、地元の警察も、もう少し伝統文化への理解があってもいいのでは??と思いました。
ほとんどの人がそう思っていると思いますよ。

とにかく、幸か不幸か、この騒ぎは各メディアが伝えて、お祭りは全国区的に有名になりました。
結果的に、この議論も、無駄ではなかったのか?

裸祭りはセクハラ?
さて、皆さんはどう思われますか?

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