Mail Magazine 2008年4月18日 『平城遷都キャラクター キムタク首相になる 年間変漢ミスコンテスト ほか』


Mail Magazine 2008年4月18日『平城遷都キャラクター キムタク首相になる』



こんにちは、メディモン3号です。

【大モメ・平城遷都キャラクター】

藤原京から平城京に遷都がされたのは710年のこと。
(なんて偉そうに書きましたが、歴史で習ったはずなのに、私はとんと覚えてませんでした…)

この遷都を祝って、奈良県が2010年に「平城遷都1300年祭」を行うことが決まりました。

1300年?
切り…はいいかもしれませんけど、遷都って言われてもねえ。
その後さらに遷都されるわけですから、正直、奈良県民以外はピンとこない催しです。

が、最近その祭りのマスコットキャラクターが全国的に注目を浴びています。
いえ、「物議を醸している」という方が正しいかもしれません。

このキャラクター、名前を「せんとくん」といいます。
「せんとくん」は東京芸大大学院教授で、彫刻家の籔内佐斗司氏がデザインしました。
「せんとくん」の見た目は子供。
ただ、鹿をイメージして、頭に角がついています。
ここまでなら、ん…?何が問題なの?と思いますよね。

普通マスコットキャラクターって、可愛かったりかっこよかったり、見た人から愛されたり親しまれたりすることが重要なんですけど、この子はまずそこでつまずいちゃった。

そう、この「せんとくん」、みかけがあまりかわいくない。
どのくらいかわいくないかというと、発表されたとたん、見た人から「変!」と1000件のクレームが寄せられるほど。

「誰がこれに決めたんだ!?」という声から、広告会社主体の外部非公開コンペで決定された経緯や、著作権の買い取りなどで制作に約1000万円の経費をかけたということも発覚し、さらに話題になりました。

それだけなら、まあ…なんですが、この「せんとくん」に仏界からもクレームが来ちゃってさあ、大変。

そう、この「せんとくん」、実は仏様の格好をしているんですよ。

「おでこに白毫(びゃくごう)のような印があり、格好も仏にしか見えない。それに鹿の角をつけるとは、仏様に対する侮辱以外のなにものでもない!」と、怒れる地元僧侶有志から意見書が提出され、「このままのデザインなら1300年祭には参加しない」という声も出ているそうです。

しかし主催者側は、「これは童子。仏様じゃありません!」とデザイン変更をする気は一切ないよう。

あー、ねえ、確かにこの子はかわいくはないです。
肌の色とか魚肉ソーセージみたいだし、鹿角が付いているのも…狙いはわかるけど、見た目の異様さを考えたらむしろない方がいいんじゃないかと思う。

が、月日が経つうちに、目が慣れてきたのか、私、この「せんとくん」がちょっと可愛く見えてきたんですよ。
今風に言うと、「キモかわいい」とでもいうんでしょうか。
気持ち悪いけど、よく見れば、愛らしい部分もあるような…。

でも、この騒動のために、一地方都市の地味な祭りが全国的にフューチャーされるようになったんですから、すごい広告効果。
お坊さんたちはお怒りですが、まさに「せんとくん」さまさま、です。

もしかして…最初からそれを狙ったデザイン…だったりして?
そうだったら、すごい。

(※問題のデザインは「せんとくん」で検索すれば出てきますので、気になる方は見てみてください)

それにしてもこういう話で日々盛り上がるなんて、やはり日本は平和なんだなぁ…。

【キムタク首相になる】

タイトルを見て「え!」と思った方、ご安心ください。
ドラマの話ですから。

フジテレビの月曜9時ドラマといえば、「月9」の愛称で知られ、毎回それなりに高視聴率をとれる枠なのですが、今回はSMAPの木村拓哉さんが主役、 しかもその役どころが「首相」ということで、さすがにみんなビックラこいています。

現在発表になっているドラマの内容は・・・
1)キムタクは小学校教師である。
2)が、周囲の思惑から政界入りさせられ、
3)しかも首相になってしまう。
4)政治に興味のない主人公は、当然周囲から認められない。
5)が、徐々に才覚をあらわし、庶民派の首相としての道を歩み始める。
6)秘書役の深津絵理嬢とのロマンスも…ある…かも?

いや、ドラマなのはわかりますが、嬉しくなるほど荒唐無稽ですね。

いや、しかし。
キムタクといえば、日本で一番人気の色男でして、過去月9への出演が8回(!)。
しかも過去に主演したドラマでは、広告代理店勤務、ピアニスト、美容師、アイスホッケー選手、パイロット、検事、レースドライバー…と役柄がどんどん特殊になってきていることから、今回の設定も、ある意味究極の職業「首相」でどうだ!…っていう制作側の意図を感じてしまうのですが。
でもこれやっちゃったら…もう先はないんじゃない? ねえ。
キムタク国王とか? それもどうなんだろう…。

ちなみに今回の主題歌はあの「マドンナ」が担当。
そして、4月期のドラマでありながら、異例の5月12日からの放送…と特別続き。
いかに力が入ったドラマかが伺いしれます。

しかし、35歳の政治未経験な長髪青年が首相…。
本当にこんなことがあったら日本もおしまいですよ。

だけどまあ、もしキムタクが本当に政界入りを志したら、それこそ首相になれそうなくらい大量の票を集めてしまいそうですが…。

もしかしたらこのドラマの放送を一番気にしているのは、福田現首相かもしれませんね、なーんて。

いや~、つくづく日本は平和だ…。

【年間変漢ミスコンテスト】

私は仕事柄毎日パソコンを打っていますが、いやー、最近のパソコンはほとんどミス変換がなくて本当に便利!
一発で思ったとおりの単語に変換されるので助かります。

が、携帯となるとまた話が違ってきまして。
性能のいい携帯なら一発変換も可能なんでしょうけれど、私のは古い&海外の機種なので、ときどき驚くほどトンチンカンな変換をしてくれます。

一度ビックリしたのは、「よい週末を!」と打とうとして、「よい終末を!」となっているのに気がつかず送ってしまった時。
いや~、あれは焦りました…。

そんなパソコンや携帯電話の文字入力で生まれた「漢字変換ミス」を集めた「"変漢"ミスコンテスト」なるものを、日本漢字能力検定協会が毎年発表しているのですが、普段変換ミスに悩まされている人が多いのか、今年は2835作品もの応募があったそう。

その結果、上位に選ばれたのがこちら。
※()内が正しい変換

1「馬食い家内が象サイズになった」(うまくいかない画像サイズになった)
2「○○さんの質問は幼虫以下と思います」(○○さんの質問は要注意かと思います)
3「日本の卑怯100戦」(日本の秘境100選)
4「少額制問題。水野さん大変かを書け」(小学生問題。水の三態変化を書け)
5「何か父さん臭い時がある」(何かと胡散臭い時がある)
6「胸囲ないもんね。ゴメン~!」(今日居ないもんね。ゴメン~!)
7「老いて枯れた感じだ」(置いてかれた感じだ)
8「あの人猛獣役になったんだって」(あの人もう重役になったんだって)
9「裸のままですけど、放送しないんですか?」(裸のままですけど、包装紙ないんですか?)
10「肋骨食って下さい」(6個作って下さい)
11「おれは鹿になった」(おれ麻疹になった)
12「漁解禁よウニお願い」(了解金曜にお願い)
13「新宿は謎の郵便局」(新宿花園郵便局)
14「私魔性」(渡しましょう)
15「今日中に強盗見学できます」(今日12号棟見学できます)
16「豚以下集う」(部隊活動)
17「蚊割ると黄なんだよ」(変わる時なんだよ)
18「職辞し田植え出来てください」(食事したうえで来てください)
19「ふんわり祖父と間食が楽しめます」(ふんわりソフト感触が楽しめます)
20「恋人立ち退き説」(恋人たちの季節)
21「口臭か胃の出血を確認してください」(講習会の出欠を確認してください。)
22「あなたの小鳥怪死体」(あなたのこと理解したい)

どれも、思わず「お見事!」と言いたくなるほどの変換ミスですねー。
4番なんて投稿者のコメントも秀逸。
「塾でバイトをしてる私は、生徒にやらせる問題を急いで打ち込んだため、間違いに気付かず、生徒も何も質問しなかったが、解答欄に"お金がなくて大変です"と書かれていた」
…あはは、面白い!
生徒もまさか先生が間違うとは思いませんものね!

送り手は真っ青に、受け取り手は真っ赤になりそうな文面が並んでいますが、傍から見たら面白いことこの上ない誤変換。
みなさんも誤変換を発見したらぜひ登校、投降、投光、陶工、いや投稿してみたらいかがでしょうか?

【訃報短信】

漫画家の上田トシコさんが3月にお亡くなりになりました。
90歳でした。

若い人はなじみがないかもしれませんが、私は小さい頃、上田さんのマンガ「フイチンさん」や、「ハリスおばさんパリへ行く」という小説の挿絵が大好きで、何回も何度も読み返したものです。

上田さんの書くマンガの主人公は、おばさんだったり女子高生だったり、お手伝いさんだったり、つまりごく普通の市井の人なのですが、でもみな明るく元気で快活で、とても可愛い。

ちょっとオッチョコチョイだけど、「いいことはいい、悪いことは悪い」と思ったことをハッキリ言い、男性顔負けの活躍をする上田さんの作り出したヒロインは、戦後すぐ…という時代背景を考えると、新しい日本人女性の「こうなりたい」という憧れそのものだった気がします。

実は上田さん、90歳にして先月まで雑誌に連載を続けていたそうです。
そのバイタリティはご本人の描くヒロインそのまま。
心からご冥福をお祈りします。

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