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Mail Magazine 2008年4月26日 『聖火が町にやってくる 死刑判決 ほか』

  • 2008/04/28 10:58
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    3,252
メールマガジン
Mail Magazine 2008年4月26日『聖火が町にやってくる 死刑判決 ほか』


みなさん、こんにちは。
金曜日の東京はとても良いお天気でしたが、土曜日は一転、ちょっと寒い雨がしとしと降る1日でした。

●●●聖火が町にやってくる●●●

金曜夜7時のNHKのニュースのトップは、土曜日に長野で行われる聖火リレーについてでした。

金曜日に専用機で聖火が到着。
例の青いスポーツウェアの中国のお兄さんたちも一緒に来日。
一行(青軍団+聖火)はさっそく長野へ移動(パトカーの護衛付き)。
ホテルで一泊後、リレーに備えます。

ニュース映像には、バスに乗り込む青軍団が案外、無造作に聖火が入った箱を運んでいる様子が映ってました。

私、もっと恭しく運んでいるのかと思い込んでいたので、ちょっと拍子抜け。
もしかしたら青軍団の人たちが今回の聖火の意味を一番よく知っているのかもしれない。
(なんちゃってね)

迎える日本側の警備はものものしく、なんと3,000人。
まさしく国賓待遇。
当然、長野県警にそんなに余力があるはずもなく各地から応援が駆けつけます。
これって全部、税金で賄われている訳ですよね。
はぁーーーーと、深いため息。

一方、東京都の石原都知事は定例記者会見で、今回のリレーについて問われ、「こっけいな話。何のためにやるんだ」と発言。
ここだけ読むと相変わらずの石原節ですが、前後も読むとそんなに乱暴な発言でもありません。

「なんか、こっけいな話だよね。何のためにやるんだ。ただの形式なんじゃないですか。こういったものは本当は和気あいあいやるべきものがだね、ガードされてだね、市民も立ち会えずにだね、なんか遠くで火が走っているのを見たってなんの感興もわかないでしょう。」

そうなんですよ。
今回のリレーは市民との触れあいはおろか、日中混合の屈強なお兄さんに囲まれて、ランナーの姿さえ見えないって可能性大。
サンフランシスコでは建物の中に入っちゃったし、どこの箱入り娘なんですかっ!?

ちなみに全員で80人いるランナーの中で、走行区間が公表されたのは星野仙一野球日本代表監督だけ。
炎の男、仙ちゃんの発言。
「私は、野球人の大将として走る。走るからといって中国支持ではないし、走らないからといってチベット支持ではない。」

スポーツ人としては満点の発言ですが、「勇ましく言っているようで何も言っていないと同じ。」という批判の声もあります。

一方、もっと正直な人もいます。
同じくランナーに選ばれた欽ちゃんこと、萩本欽一は、走行区間などについて、主催者側から何も知らされていないと言い、「何の報告もないよ。一番不安なのは走る本人。」と語っている。
そりゃ、リハ無し、本番ぶっつけの、お役人が仕切るイベント。
実に不安です。

ちなみに欽ちゃんは記者団からの「リレー中に欽ちゃん走りをするのか」という質問に、「できれば自分らしく走りたい。五輪用の(新しい)走り方もないし。みんなの笑顔が見たいからね。」とニヤリ。

あー言っちゃった、というか、サービス精神満点の欽ちゃんにそう振ったら、そう答えちゃうでしょ。
記者の人よ、反省してください。

3000人の警備の前での"欽ちゃん走り"。
歴史に残るっていうか、なんか誰も笑えない痛~い展開になりそうな気がする。
しかも、その映像が世界に配信されたらどーする?
なんて説明する?

主催者よ、"欽ちゃん走り"については、取りあえず青軍団にだけでも、先に耳打ちしておいてくれ。
欽ちゃんが、よろけているのと間違えて、聖火消されちゃったら困るよ。

・・・ところでここで聖火に関する、ちょっといい話をご紹介。

1964年の東京オリンピック。
この時、聖火リレーは日本国民を熱狂の渦に巻き込んだのでありました。
参加したランナーの数は、なんと10万713人。
え?二桁違うんじゃないの?っていう数字です。

栄えある聖火リレーの最終ランナーに選ばれたのは、坂井義則という18歳の陸上選手。
彼は400mと1600mリレーの強化選手でしたが、代表選考会で結果が残せず、オリンピックには出場出来ませんでした。
当然、無名です。

実は組織委員会が作成した最終ランナーリストには、他に有名な選手が含まれており、直前まで別の選手が走る予定になっていたという説もあります。

では、なぜ坂井君が選ばれたのか?

それは彼が原爆投下の日に広島で生まれたからです。
組織委員会は、健康でエネルギーにあふれた18歳の青年の姿に、日本の復興と平和な未来をイメージして欲しかったのですね。
事実、青空の下、トーチを高く掲げながら国立競技場の163の階段を一気に駆け上がる青年の姿は多くの人に感慨を与えたのです。

さて、彼が壇上で点火した聖火台。
こちらにもストーリーが・・・。
聖火台は高さ2.1mの巨大な鋳物の台。
手掛けたのは当代一の名人と言われた鋳物職人・鈴木萬之助です。
それまで誰も手がけたことがなかった巨大な聖火台。
周囲からのプレッシャー。
作業は困難の連続。
迫る期日。

そんな中、萬之助は作業の途中で失敗をおかし、一からの作り直しを余儀なくされてしまうのです。
そして、ショックか疲労か、5日後に萬之助は亡くなってしまうのです。
作業を引き継いだのは萬之助の息子の鈴木文吾。
不眠不休で、第二の聖火台を作成。
親子二代、職人の意地と命をかけ完成した聖火台は、40年以上たった今も国立競技場にあります。(今度見てね)

・・・とまぁ、聖火には罪は無いんだよなぁ・・・。
今回、こういう、いい話ないのかなぁ・・・。

尚、上記の記事は金曜日に書かれたものですが、配信する本日(土曜日夜)現在、聖火リレーは終了しております。

こぜりあいが起き、逮捕者6人が出ましたが、大きな混乱はなく、終了しました。
尚、注目の「欽ちゃん走り」ですが、ちょうど欽ちゃんが走っている時に物が投げ込まれるアクシデントが起き、周囲の警備隊が事態を収拾するために、一瞬横走り状態に。
(これは「欽ちゃん走り」にそっくり)
周囲に先を越されたためか、結局本人は「欽ちゃん走り」は出来ず。

さまざまな騒動を生み出した聖火は、今晩、韓国へと旅立ちました。
ちなみに、韓国での警備体制は8000人だそうです。

●●●死刑判決●●●

5月6日、文化放送(ラジオ局)が、死刑の瞬間をおさめた録音テープを含んだ特別番組を放送するという発表が今日ありました。
(サイトにも載せましたので詳しいことはそちらで・・・)

このテープ、昭和30年代に大阪の刑務所が、刑務官の教育や死刑囚の待遇改善を目的として録音したテープのようで法務省自体も、その存在を知らなかったものです。

録音されているのは、死刑執行を死刑囚に伝える刑務官の声や、読経が流れる中での刑務官と死刑囚との最期のやりとり、さらには刑が執行されロープがきしむ音まで記録されているそうです。

今回、文化放送は死刑囚の遺族に許可を取り、また当時の関係者の証言を新たに取材し、死刑執行の現実を伝えるドキュメンタリーとして番組を作ったようです。

実は今日本では、かつて無いほどに死刑に関する論議が盛んになっています。
その理由は、来年の5月からスタートする「裁判員制度」の存在があります。

これは一般市民が刑事裁判に参加する制度です。
こう書くと、アメリカなどで行われている陪審員制度と同じように聞こえますが、大きく違う点があります。
あちらは一般市民の陪審員が有罪か無罪かを決め、刑罰は裁判官が決めます。
一方、日本の制度では一般市民が有罪・無罪だけでなく、刑罰(量刑)まで裁判官と協議して決めます。
ようするに・・・懲役何年とか、死刑とか、そういうことまで一般市民が参加して決める訳です。

責任が重すぎる・・・・やりたくない・・・・・。
と、誰もが尻込みしてしまいそうですが、数字上では日本国民の67人に1人が体験しそうな役目なのであります。

恐らく放送に踏み切るまで、様々なハードルと勇気が必要であったと思われる今回の文化放送の番組。
その背中を押したのは、マスコミとしての責任感だったのではないかと思います。
(偉いなぁ、骨があるなぁ、ラジオ。テレビはどうしたのよ?毒も薬もない裁判員制度のPRドラマを作ってお茶を濁しているだけじゃん。)

さて、そんな中、注目を集めていた事件の判決が、今週火曜日に下されました。

光市母子殺害の差し戻し審。
加害者の元少年に死刑判決が下されたのです。

この事件をご存じない方のために、簡単にご説明しますね。

今から9年前の1999年4月14日午後2時、山口県光市の社宅アパートに少年が排水検査を装い侵入。
会社員本村洋さん(32)の妻・弥生さん(当時23)を絞殺した後に暴行。
激しく泣き続けた長女夕夏ちゃん(同11カ月)も首を絞めて殺害。
遺体を押入れなどに隠し、居間にあった財布を盗んで逃走。
犯人の少年は当時18歳でした。

まことに痛ましい事件なのですが、人々の関心を集めたのは、事件後の展開に理由があります。

一審、二審で出たのは「無期懲役」という判決。
これには、犯行時、犯人が未成年であったという点が大きな理由を占めていました。
しかしこれに対し遺族である夫の洋さんが、判決に納得がいかないと、様々な活動を通じて訴え続けたのです。
その期間9年ですよ。

最初は「家族が殺されてちょっとエキセントリックになっている夫」というような扱いだったメディアも、地道に活動をつづける洋さんの訴えに耳を傾けるようになりました。

そして最高裁は06年6月、高裁が認めた(死刑ではなく無期懲役とした)情状酌量の理由を「死刑を回避するには不十分」として無期懲役判決を破棄し、高裁に差し戻したのです。

さて、今回の「死刑」という判決について、色々な意見があると思います。
犯罪の残虐性から考えて判決は正当という意見。
感情論に裁判所が影響を受けたという意見。
未成年の犯罪に対し厳罰化の道をつくったという意見。

しかし私には洋さんが判決後に記者会見で語った、次の言葉が重く残りました。

「今回、最も尊うべきは、過去の判例にとらわれず、個別の事案をきちんと審査して、それが死刑に値するかどうかということを的確に判断したことです。今までの裁判であれば、18歳と30日、死者は2名、無期で決まり、それに合わせて判決文を書いていくのが当たり前だったと思います。そこを今回、乗り越えたことが非常に重要でありますし、裁判員制度の前にこういった画期的な判例が出たことが重要だと思いますし、もっと言えば過去の判例にとらわれず、それぞれ個別の事案を審査し、その世情に合った判決を出す風土が生まれることを切望します。」

一人一人が「裁く」側に回ることになる新しい制度。
私たちは、いったいどんな風土を生むことが出来るのでしょうか。

なお本村洋さんの記者会見の全文を読みたい方は以下の毎日新聞サイトに載っています。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080422mog00m040013000c.html

●●●短信●●●

「ふしあな」

お笑い芸人のキム兄こと木村祐一とタレントの辺見えみりが離婚。
わずか2年。
別にこの二人のこと好きでも嫌いでもないのですが、相性が良く、年取った時まで長続きしそうなカップルだと思っていたので、自分の目の節穴度にショック!

「ぎゅぎゅぎゅう」

アメリカから輸入されていた肉の中に、BSE(狂牛病)の恐れから輸入禁止部位となっている脊柱部分が発見された。
発見したのは吉野家の加工工場。
ダイエーなどの各スーパーは、同じ仕入れ先から輸入している肉の販売を中止。
ただし吉野家は「厳しいチェック体制を敷いているので、問題のある部位が店頭に出ることは絶対に無い」と販売を継続。
でも吉野家株はがっつり下がりました。

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