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Mail Magazine 2010年3月12日 『ラストランにとりてつ あるゲーム屋の物語 田舎と都会』

  • 2010/03/15 11:47
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    2,151
メールマガジン
Mail Magazine 2010年3月12日『ラストランにとりてつ あるゲーム屋の物語 田舎と都会』


みなさん、こんにちは。

今週も怒濤のごとく過ぎていきました。
こう忙しいと、季節の移り変わりに鈍感になって・・・
と、書こうと思いましたが、実は、ちょっと前から鼻水がズビズビ、滝のように出ています。
どうやら、心はともかく身体はしっかりと、春の訪れ(花粉)を感じ取っているようです。

さて今日は、なぜかテーマが鉄道です。

■■■ラストランにとりてつ■■■

タイトル見て「アレ?」と思った方、
「レストランにかつれつ」じゃありません。
「ラストランに、撮り鉄」です。

実は、今この記事を、テレ朝の夜のニュース番組、「報道ステーション」を見ながら書いているのですが、JR金沢駅からの生中継がありました。

理由は・・・
JR寝台特急行「北陸」とJR夜行急行「能登」のラストラン。

「北陸」と「能登」は上野駅 - 金沢駅間を結ぶ列車ですが、両方とも、深夜バスなどライバルに押され、今日をもって運転が終了となったのです。

両方とも、昭和の香りをぷんぷんさせる面構えで、てっちゃん(鉄道ファン)でなくても、ある年代以上の人なら、その姿に郷愁を感じるはずです。

冷凍ミカン、
プラスチックの容器に入ったお茶、
ゆで卵、
洗面所の平たい紙コップ・・・。

ああー懐かしい・・・。

実は私、「能登」には思い出があります。
高校を卒業した後、友人たちと金沢への記念旅行を計画したのですが、免許も車も誰も持っていないので列車で行くしかありません。

しかし、学生ですからお金が無いのです。

色々やりくりしたものの、
チケット代の高い寝台車「北陸」には手が届かず、
同じ路線を走っている普通座席「能登」で金沢まで行ったのです。

8時間以上、堅い座席に揺られて、お尻が痛かったなぁ・・・。

さて、本題に戻りましょう。

ニュース番組である報道ステーションがわざわざ生中継を行ったのは、郷愁だけが理由ではありません。

名物列車の最終日とあって、
今夜、金沢駅に、「撮り鉄(とりてつ)」が大集合することが予想されたのです。

「撮り鉄(とりてつ)」とは、鉄道ファンの中でも特に、写真やビデオなどで撮影することが好きなファンのことを言います。

ちなみに、鉄道ファンには色々種類がありまして・・・

乗り鉄・・・時刻表を研究して列車に乗ることを楽しむ
模型鉄・・・鉄道模型を楽しむ
音 鉄・・・走行音または発車メロディなどを録音することを楽しむ
葬式鉄・・・廃止間際の列車を撮影影、乗車することを楽しむ
車両鉄・・・車両そのものを研究し、知識を蓄えることを楽しむ
収集鉄・・・鉄道関連の品々をコレクションすることを楽しむ

もちろん、一人で幾つかの「鉄」掛け持ちしている人もいますし、誰もついて行けない、超マニアック路線を走る人もいます。

(例、トンネルを抜けた瞬間の列車の写真だけを撮る。)

しかし、鉄道ファミリーの最大派閥が「乗り鉄」と「撮り鉄」であることは間違いありません。
特に撮り鉄は、最近はネットを使うことで、自分の撮った写真を簡単に公表できるとあって、人口が急増しているのです。

ところが、人口の増加とともに「撮り鉄」のマナーの悪い人も増えていて、
例えば・・・。

立ち入り禁止の区域に入り込み、列車を止める、
走行中の列車の運転席に向かってフラッシュを焚く、
良いポジションをめぐって撮り鉄同士が喧嘩する・・・。

撮り鉄が大集合する今夜、報道ステーションとしては金沢駅で何か起こるのでは?という読みもあったのだと思います。

さて、結果ですが・・・。
実に平和でした。

プラットフォームには、本当に多くの「撮り鉄」ファンが集まっていましたが、写真を撮り終わると後ろの人と場所を交代したりして、それぞれ、マナー良く写真を撮っていましたし、
最初に「北陸」が、続いて「能登」が発車すると、みんな名残惜しそうに手を振っていた。

それを見ていて思わずジーンと来た私。
てっちゃんじゃないけど、心を込めて言いましょう。

「能登よ、さようなら~ 青春の思い出をありがとう~」

■■■あるゲーム屋の物語■■■

実は弊社では、某TVゲーム機メーカー様の番組を制作しております。

この番組、予算が少ないのか、それともプロデューサーの仕切りがマズイのか、とにかく、スタッフが会社にずっと泊まりこんでいます。

三畳ほどの編集室に寝袋やら炊飯器やらを持ち込んで、いつ覗いてもスタッフが目を真っ赤にしてゲームをしている。
もちろん、遊んでいる訳ではありません。
ゲームの魅力を紹介するためには、まず自分たちがプレイしなければならず、新作ゲームが届くたびにスタッフが代わる代わるゲームをしているのです。

ちなみに、この番組のスタッフになると、夜見る夢が100%の確率でゲーム画面になるそうです。

寝ても覚めてもゲーム・・・。
おお、不幸な民よ・・・。

さて・・・、本題に入りましょう。

書きたかったのは、先日、偶然知ったある老舗ゲーム会社の物語です。

タイトー。
ご存知ですか?
たとえ、知らなくても、タイトーが作ったゲーム、「スペースインベーダー」、「電車でGO!」は、記憶にあるのではないでしょうか?

タイトーの創業は古く、戦後すぐです。
しかし、その物語はさらに昔、ロシア革命までさかのぼります。

1920年にロシアに生まれたミハエル・コーガンというロシア系ユダヤ人は、ロシア革命の混乱を避けるために、満州時代のハルビンに移住します。

当時日本はヨーロッパでの迫害から逃れたユダヤ人難民を満州に移住させて自治区を作ろうという計画がありました。
これを「河豚計画(ふぐけいかく)」と言います。

青年ミハエルはこの「河豚計画」と関わる日本人将校と満州で出会い、日本への留学を果たします。

やがて戦争が終わり「河豚計画」も露と消えると、ミハエルは日本で、ウォッカの輸入業を始めます。

その時、彼は会社の名前を「太東洋行(たいとうようこう)」と名付けます。
ユダヤ(猶太)と極東を結ぶという意味でした。

太東洋行は、ピーナッツの販売機から、ジュークボックス、ピンボール、クレーンゲームなど、ゲーム用品の輸入を行なうようになり、タイトーと名前を変えます。

1970年代になると電子ゲームの世界にも参入し、
アメリカのアタリ社が開発した「ブロック崩し」を輸入。
続いて社会現象にもなった大ヒット作、「インベーダー」を輸入します。

タイトーが素晴らしかったのは、アメリカでは立って遊ぶ形だったこれらのゲームを、日本では、テーブル型にして座って遊べるようにしたことです。
これで、喫茶店などがゲーム機を入れるようになり、さらに客も長く遊ぶようになりました。

その後、タイトーは長らくヒット作に恵まれなかったものの、
20年後に再び大ヒット作「電車でGO!」を生み出します。
これもまた社会現象となります。

「電車でGO!」は電車の運転気分が味わえるシュミレーションゲームですが、このゲームの登場によって、それまであまり表に出てこなかった鉄道ファンに、市民権が与えられるようになります。
(おお、意図せず前の記事と内容がリンクしている!)

さて、その後、タイトーはどうなったでしょう?

実は「電車でGO!」以降、再びヒット作を出せず、05年、ついに大手のゲームソフト会社の子会社となってしまうのです。

そのとき、タイトーの家庭用ゲーム機部門にいた2500名の社員はなんと10名に減らされたのだとか。
なんという、リストラ・・・。

しかし、創業者のミハエルは1984年に64歳で亡くなっているので、自分の作り上げた会社の末路は見ずに済みました。

なお、タイトー直営店のゲームセンターでは、コインに創業者ミハエルの肖像画が使われているそうです。

ふーむ。
ゲームにも歴史があるのですなぁ・・・。
まさか、ロシア革命にまで遡れるとは!

寝ずに頑張っているうちのスタッフも、100年後には名を残していたりして・・・
(そんなわけ、ないか・・・)

■■■田舎と都会■■■

最後にもう一つ。

駅などでフリーに配られる雑誌、『R25』に「田舎者を一発でキレさせる一言」という記事が載っておりました。

まず、田舎の人がイラッと来る都会人の心ない言葉とは・・・?

「田舎いいなぁ 住みたい」
「同じ苗字ばっかだな」
「なにここ携帯、圏外なの?」
「テレビこれだけしか映らないの?」
「なんでコンビニが24時間営業じゃないのさ」
「なまってないね」

電車ネタもあります・・・
(おっとまた、電車だ!)

「電車みじかくね?」
「電車のドア自分で開けないとダメなの?」
「わざわざ時間調べて駅行くの?」
「駅があるのに電車動いてないの?」

都会人     「げー電車10分もこねーよ」
ちょい田舎人  「10分とかなめてんのか。1時間はこねーよ」
もうちょい田舎人「俺んとこは、今日はもうこねーよ」

さて、数ある中で、「ベスト・オブ・キレるフレーズ」に選ばれた一言は!?

「君の村では、そうだったのかもしれないけど・・・」

ああー。
ちなみにうちの会社は、よく局の方々から

「君の(弱小)会社では、そうかもしれないけど・・・」って言われますね。

事実なので、もはやイラっとは来ませんが。

みなさん、何気なく口にしてしまう一言、気をつけましょうね。

では、また来週!

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