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Monkeys Diary (ディレクターI編 6月第4週)

  • 2005/06/27 14:00
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    4,022
ギョーカイ日記
wellcome to MediaMonkeys.net

     このページでは、Panasonicの最新DVカメラ(AG-DVX100AとAG-DVC30)を、
     二人の業界人がデモ機として日常で使用し、その体験をつづっていきます。

     現在、TBS『夢の扉』の撮影で、
     愛知県の住職さんを取材中の某制作会社のディレクターI。
     AG-DVX100Aを使った撮影もいよいよ終盤に・・・

     ディレクターI の日記 Vol.2 -2005年6月27日- 



     6月某日

     心に傷をもつ子供や親たちの駆け込み寺。
     愛知県岡崎市、浄土宗西居院。

     取材もほぼ終盤。
     ちょっとしたオフの時間がもてる心の余裕が出てきた僕は、
     境内の端っこに置かれた古い革ソファで休憩中。

     ここはずっと撮影の舞台だった母屋から
     ちょっと距離を取れる異次元空間。
     入梅前のさわやかな青空を眺めながら、
     ぼーっと、これまでの取材を思い返してみた。

     

     5月初旬に初めてお寺を訪れたとき、
     まず驚いたことが2つあった。

     一つは、住職の廣中さんの元に寄せられる
     相談のあまりの数多さと深刻さ。

     「不登校」「ひきこもり」「覚せい剤」「虐待」
     「いじめに苦しんで・・・」
     「娘を殺して私も死のうかと・・・」
     「私たち一家を助けて・・・」

     こんなファックスや電話が一日に30件以上。
     ニュースの世界と思っていた家庭内の問題や少年犯罪。
     それがすべて現実のものとして、
     目の前に突きつけられた衝撃。

     もう一つは、
     お寺で和尚と一緒に生活している子供たちの、
     あまりの普通さ。
     つらい過去なんて想像もできないほどに、
     みな明るくやさしい子供たち。

     自分の考えをしっかり持った、やさしく芯の強いユウコ。
     人一倍思いやりがあり、
     見ていない所でコツコツと家事を手伝うエリ・・・。

     ―― 紙一重なんだ、と思った。

     家庭の「ほんのちょっとしたズレ」から、問題が起こり、
     そしてその「ほんのちょっとのズレ」に気づいてやれれば
     子供たちは自然に立ち直っていくんだ、と和尚は繰り返し言う。

     その「ほんのちょっと」に気づいてやるのが、親の責任なんだろうけど、
     その親も「ほんのちょっと」余裕がない、自信がない、心が足りていない・・・。

     

     今日のお寺はまだ静か。
     エリちゃんがせっせと洗濯物を干している。

     昨日は8件の相談客が訪れていた。
     今日も、もうすでに1組の親子が、リビングで和尚の帰りを待っている。
     まだまだ来るだろう。
     和尚はその一つ一つに全精力で、
     わが子のことのように対応するはず。

     「子供の問題は全部親が悪いんですよ!」
     「クソババアですよ、あんたは。たわけか!」
     「でも誰かが助けてやらないといけない」
     「おじさんがついとるで、一緒にがんばろ!」

     時には怒鳴り、時には灰皿を投げつけ、
     かと思うと大笑いしながら握手する。

     廣中和尚は、
     子供に何かあったらいつでも本堂を売る覚悟ができているという。
     それだけ命がけでやらないと、子供たちには伝わらないのだと。

     ソファでそんなことを思いだしながら、
     今日の撮影プランを考える。

     取材者として、僕らは今日も
     苦しんでいる家族や子供にカメラを向ける。
     「命がけの覚悟があるんか?」
     日々、そう問われている気がする。

     反面、
     昨日の灰皿が飛んだの、ちゃんと撮れてなかったな・・・
     などと思ってしまった僕。

     つづく


     ■■■筆者プロフィール■■■
     73年 東京生まれ。
     98年 制作会社入社
     ATP新人賞を受賞
     以降、人間ドキュメンタリー中心に活躍中

     ■■■主な撮影作品■■■
     スカイパーフェクTV 『Edge』D
     ep『にっぽんJAZZ物語」D など



 

     
     「私も、デモ機を使って記事を書いてみたい」という方は、
     主な用途及び使用者のプロフィールを編集部までご連絡下さい。

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