MediaMonkeys.net

Search

無料ユーザー登録


  • 海外ロケスタッフを探す
    • 地域で探す
    • 国別で探す
    • 所在都市で探す
    • ロケスタッフ一覧
    • * 登録する
  • 翻訳者・通訳を探す
    • 通訳を探す
    • 通訳翻訳一覧
    • * 登録する
  • さる電で探す
    • * 登録する
  • 業界ニュース
    • 業界ニュース投稿
  • サイトマップ

  • ホーム
  • ギョーカイ日記
  • Monkeys Diary (新米ディレクターF編 10月第1週)

サイトカレンダー

サイトカレンダーをスキップ

«
2021年 04月
»
日 月 火 水 木 金 土
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ユーザー機能

ログイン
  • 新規登録
  • パスワード再設定

記事カテゴリ

  • 日本のテレビ (372)
  • 新番組 (33)
  • 海外のテレビ (110)
  • 社会情報 (135)
  • コーディネーター情報 (111)
  • IT関連情報 (141)
  • 視聴率 (95)
  • 映画 (81)
  • CM (37)
  • 韓流 (12)
  • PR (61)
  • ギョーカイ日記 (127)
  • 特別企画 (18)
  • コラム (44)
  • メールマガジン (503)
  • 教えてください (36)
  • マーケット (14)
  • MM編集部より (6)
  • 機材 (25)

Monkeys Diary (新米ディレクターF編 10月第1週)

  • 2005/10/03 21:50
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    3,240
ギョーカイ日記
wellcome to MediaMonkeys.net

     このページでは、Panasonicの最新DVカメラ(AG-DVX100AとAG-DVC30)を、
     3人の業界人がデモ機として日常で使用し、その体験をつづっていきます。

     今週は新しい顔が登場、最近、自分の企画が通ったばかりの、
     AD、いや失礼、新米ディレクターのF美の日記です

     新米D F美の日記 Vol.2 -2005年10月1日- 



     『ソロモン☆キラキラ☆アイランド』

     朝9:50・・・
     「ちょっと、ちょっと、アンタ!もう何時だと思ってんの!
     世の中、もう始まってるのよ!起きて~!!」
     「はっ!!!!!」「んぐんぐぅ・・・むにゃむにゃ」

     睡眠不足の腫れぼったい目をやっと開くと、
     総務部のおかあさんが目の前に立っている。
     そうなんです。
     連日連夜の編集作業のせいで、ここ数日、家に帰っていない。
     我が社には、仮眠室などというオシャレな施設は無いので
     私は会社の三階のソファ(我が社で一番、
     寝心地が良いと言われる)で寝泊りしているのです。

     いやはや、ソロモンロケから帰ってきて、わずか2週間あまり。
     現地の思い出に浸る間もなく編集の毎日でした。
     DVC-PROHD&DV素材が計60本ほど!!br>
     確かに体は疲れているのですが、
     現地で撮って来た映像には、しびれますね~。
     とにかく、美しい。
     ソロモン諸島の青い海、空、そしてなにより、人々の美しい瞳。
     それらを鮮明に映し取ってくることができたカメラにも感謝です!

       


     ここで、少々番組の話をさせていただきたいと思います。

       現在、編集中なのは、TBSの『夢の扉』(毎日曜放送:30分)という番組です。
     この番組は、毎回、素晴らしい生き方をしている人を取り上げ
     その人の「挑戦」や「生き様」を紹介するヒューマンドキュメンタリー番組。
     今回は、ソロモン諸島でコメ作りに励む、
     元テレビマン伊藤健治さん(40)を紹介する番組です。

       

     実は、私と伊藤さんはもう10年来の知り合い。
     出会った時の伊藤さんは、海外青年協力隊の一員として、
     ソロモンで映像作りのノウハウを教える旅から帰国し、
     再び、テレビマンの職に戻っている時でした。

     やがて、伊藤さんは、ソロモンが内戦で疲弊したことを知り、
     再度、現地へ行くことを決意。
     戦いと急激な人口増加のせいで、伝統的な焼畑農業に限界が迫る島で
     「有機農業によるコメ作り」を始めようと考えたのです。

     テレビマンが、なぜコメ作りに目覚めたのか?
     伊藤さんに対する、地元の反応はどうなのか?
     なにより、彼はどんな景色を見て毎日を過ごしているのか?

     いろいろ興味があった私は、この番組の企画募集があった時、
     彼を紹介する企画を出したのです。
     するとそれが幸運にもプロデューサーの目にとまり、
     番組化が決まったのです。

     ソロモン諸島の中でも、私達が取材に行ったマライタ島では、
     「ソロモンタイム」という言葉がある(?)とおり、
     独特の時間が流れている場所。
     現地には、時計というものはほとんど存在しません。

     起きる時間は、にわとりのモーニングコール(?)が教えてくれます。
     暗くなる夕暮れ間際に、いそいそと、川へ行ってお風呂に入ります。(水浴び:スイム)
     そしてそして夜は、天然プラネタリウムのような満天の星空の元、
     ふーっと目を閉じると、キラキラ☆希望に満ちた(!)夢の中へと誘われます。
     日本にいるより、遥かに健康的な、ナチュラルな生活でした。

     なので、今回のロケでは、分単位のロケスケなど作っても意味は無い。(笑)
     現地の流れに身をまかせながら、ゆったりと撮影は進みます。
     しかし、伊藤さんの作り上げた人脈のおかげでロケは順調に進みました。

     撮影をしているうちに、村の人たちが彼に対して持っている信頼感の高さも
     とてもよく伝わってきました。
     言葉にしなくても、日常を追っているだけで伝わるものってありますね。
     伊藤さんは、ソロモンで民族紛争が起きた直後に、ひとりでソロモンへ向かい、
     復興支援を始めたのですが、ヒトは、本当に必要とされているヒトや場所に出会うと、
     こうもキラキラ☆するものか!とうらやましく思うくらいに輝いていました。

     そして、最も感動したのが、上映会。
     これは伊藤さんが、ソロモンでの生活5年間撮りためてきた、
     ソロモンとそこに住む人々の映像を記録したのです。
     さらに、映像には伊藤さんが進める有機農法によるコメ作りの様子も記録され、
     「コメ作りの映像版教科書」として見て欲しいという思いが込められた
     元テレビマンならではの力作です。
     


     村中から、数百人の子供たちが集まってきました。数百人です!!
     彼らは、鏡もない生活を送っているので、自分たちの顔さえ知りません。
     子供たちは、スクリーンに映る、身近な人たちの姿を見て、自分を知るのです。
     そのカンゲキ具合といったら・・・・

     

     口をぽかーんと開けている子。
     必死に動きを追っている子。
     知り合いを見つけたとたんにはしゃぎだす子。
     たまらなくなって叫んでしまう子。
     なぜか目が潤んでいる子。
     真っ暗闇の中に、満天の星と、子供たちの目だけがキラキラ☆していました。

     映像のチカラに新たな可能性を見た瞬間でした。
     なぜかじーんと涙がでそうになりました。

     ソロモン諸島でのコメ作り。それはまさに、
     コメ作りを通して、ヒト作りをしたい!!!
     そう熱く語っていた伊藤さんのココロがわかった瞬間でもありました
     確実に、その大切な想いは、次の世代にも受け継がれていくと思います。

     最後に・・・
     今回は、初めての海外ロケでありながら、本当に、みなみなみなさまの
     ご協力の元、放送に至れたことを、ココロから感謝したいと思います。
     ありがとうございました。


     今回の番組は10月2日(夜6時半~7時)にTBSで
     『夢の扉 ソロモン諸島でコメ作り!元テレビマンの挑戦』として放送され
      好評を得ましたました。



     ■■■筆者プロフィール■■■

     制作会社に勤務して5年目
     これまでロケ番組、スタジオ番組など
     さまざまな番組でAD経験を積んできた
     今回、自分で書いた企画がPに評価され
     番組化が決定。
     食事する場所も、見つけるのが大変という
     ソロモンの初ロケに出発した
     持ち前の明るさはロケ後にも見られるのか?
     次回を、乞うご期待。

     --主な仕事--
     『天才ビットくん』『迷宮美術館 』『トップランナー』(NHK)
     など様々な番組でADを担当



 

     
     「私も、デモ機を使って記事を書いてみたい」という方は、
     主な用途及び使用者のプロフィールを編集部までご連絡下さい。

     過去の日記はこちらで読めます

     This page is Sponsored by  du

話題: ギョーカイ日記

関連情報

  • NULL
  • 同じ投稿者からの投稿: MM編集部
  • 同じ話題: ギョーカイ日記

記事のオプション

  • 印刷用ページ

トラックバック

このエントリのトラックバックURL:
https://mediamonkeys.net/trackback.php/diary20051001f

この記事にはトラックバック・コメントがありません。

  • Monkeys Diary (新米ディレクターF編 10月第1週)
  • 0コメント
  • アカウントの登録
[ コメントの投稿 ]

以下のコメントは、その投稿者が所有するものでサイト管理者はコメントに関する責任を負いません。



ページトップへ戻る
  • Copyright © 2021 MediaMonkeys.net
  • Powered by Geeklog
  • プライバシーポリシー
  • 利用規約
  • サイトマップ
  • 広告について
  • [staticpage:contact お問い合わせ]