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Monkeys Diary (ディレクターS編 060807)

  • 2006/08/07 16:31
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    3,027
ギョーカイ日記
wellcome to MediaMonkeys.net

     このページでは、Panasonicの最新DVカメラ(AG-DVX100AとAG-DVC30)を、
     業界人がデモ機として日常で使用し、その体験をつづっていきます。

     今回は、番組で「ロハス」な宿を取材しているディレクターS編です。

     ディレクターS の日記 Vol.6 -2006年8月7日- 



     「農的暮らし」って何だろう?
     最近のわたしの疑問。

     それは、「農作物」を売り農業そのもので生計を立てる「百姓」ではなく、
     あくまで「農的暮らし」というのがポイントだ。

     例えば、本業の他に、庭で有機野菜やハーブを育てたり、
     天然酵母のパンをつくったりという人たちがたくさんいる。

     著名人では、歌手のUAさんが、
     最近田舎に引っ越して、畑でハーブを育てていたり、
     元宇宙飛行士でジャーナリストの秋山豊寛さんが、
     ずいぶん前から、福島県で田んぼをつくり、自給自足の生活をしている。

     そして、一般の会社員や学生の人たちも、
     20代から30代を中心に、週末や夏休みを利用して
     農業体験をする人が増え、
     今、日本全国に、田植えや稲刈り、畑作業が学べる場もできている。

     地味で静かだけど、確実に広まりつつある「農的暮らし」。
     これは、「ロハス」という耳心地よいコトバの一歩先にある、
     もしくは根底にあるものでは?そんな気がしている。

     現在、わたしは、長野県安曇野にある、
     シャロム・ヒュッテという「ロハス」な宿を取材している。

     シャロムは、ヘブライ語で「平和」の意味、
     ヒュッテは、「山小屋」のこと。
     建物の外観は、まるでスイスアルプスに建つロッジのよう。
     (行ったことないけど…)

     オーナーは、元山男だという、笑顔がとても素敵なおじさん。
     25年前、登山仲間とお金を出し合い、
     3年がかりで、セルフビルド(手作り)で建てたヒュッテは、
     いたるところに手作りのぬくもりが感じられる、あったかい空間だ。

     私は、このシャロム・ヒュッテで、オーナーやスタッフ、お客さん、
     さらにオーナーに会いに来る人たちと出会い、
     「農的暮らし」が、シャロムという場所を拠点に、
     みんなの夢としてむくむく育っていることを実感した。

     驚いたのは、シャロムで体験スタッフとして無給で働く女性から聞いた、
     WWOOF(ウーフ:Willing Workers On Organic Farmsの略)というコトバ。
     直訳すると「有機農場で働きたい人たち」という意味で、
     無料で食事や宿泊をさせてもらう代わりに、
     農作業を手伝うというシステムだ。
     イギリスで始まり、日本にもシャロムのほか、
     受け入れ先が現在100ヶ所ほどある。
     そんな働き方、暮らし方があったのか。
     やっぱり、「農的暮らし」は着実に浸透しているのだ。

     シャロム・ヒュッテの朝は早い。
     スタッフや体験スタッフは4時~5時に起床し、
     朝一番で「自然農」の畑に出かけるが、この「自然農」の畑がすごい。
     「自然農」とは、土地を耕さず、肥料・農薬を用いず、
     草や虫を敵としない生命の営みに任せた農法。
     持続可能な暮らしを目指す、まさに「ロハス」な農法だ。
     オーナーやスタッフが出荷を目的にせず、
     自給用に作る畑には、ビニルハウスが一切なく、
     キャベツの隣ににんじんが、とうもろこしの根元にカボチャが植えられ、
     草の中から大根の芽が出ている。
     整備した畑にはありえない、蝶たちが自由に飛び交う光景は、自然界そのもの、
     野菜が混在する畑の収穫は、まるで宝探しのようだ。

     スタッフたちは、この毎朝の畑の時間が、何より大切だと言う。
     朝の涼しい時間に、露にぬれた野菜と対面し、
     一日の始まりを実感するのはこの上ない喜びだ。
     収穫するのは、お客さんの食事とまかないに使う分だけ、
     採れたての野菜はサラダやパスタや味噌汁の具になる。
     私の目には、スーパーの野菜より葉の緑が濃くて、元気いっぱいに見えた。
     香りもいい。
     食べたら、素材の旨みがしっかりあって、みずみずしくて美味しかった。

     この畑の美しさと野菜の美味しさこそ、
     シャロム・ヒュッテが25年前から「農的暮らし」を地道につづけてきた賜物だ。

     次回は、宿という立場で宿泊客やスタッフに「農的暮らし」を伝えてきた、
     オーナーの暮らしへのこだわりを伝えたい。


     ■■■筆者プロフィール■■■
     73年 東京生まれ。
     97年 制作会社入社
     入社以来テレビ番組の制作に携わり
     ADを数年経験した後、
     最近ディレクターとして一本立ち。

     ■■■主な制作作品■■■
     朝日放送 『街角の君達』D
     NHK『世紀を刻んだ歌』、『課外授業』D
     TBS『夢の扉』D ほか



 

     
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