Monkeys Diary (カメラマンB編 061113)


wellcome to MediaMonkeys.net

     このページでは、Panasonicの最新DVカメラ(AG-DVX100AAG-DVC30)を、
     業界人がデモ機として日常で使用し、その体験をつづっていきます。

     今回は怒涛のカメラマンB編
     シャンソン歌手・石井好子さんを撮影したそうです。

     怒涛のカメラマンB の日記 Vol.35 -2006年11月13日- 



     水曜午後11時のNHK「ゆるナビ」は、
     一日の仕事を終えて、お風呂も入って、ビールでも飲みながら、
     何となくのんびりお気楽に観て欲しい番組。
     5分程度の短い"コラム"(映像)が、いくつも構成されているから、
     雑誌をパラパラめくるように楽しんで欲しい。

     番組スタート以降、是非、この番組の撮影をやってみたいと思って、
     機会あるごとにスタッフにアピールしていたのだけれど、
     (フリーランスはここが肝。
     黙っていたら、一生仕事はやってこない。
     まぁ、番組スタッフがいつもの仲間だってこともあるが。)
     やっと、お鉢が回って来た。
     それも、大好きな石井好子さんのコラム。

     石井さんは、歌手生活今年62周年。
     現在も月に3~4本のステージを張る、
     バリバリベテランシャンソン歌手(早口言葉だ)である。
     正直なところ、シャンソンは
     それ程聴き込んでいるジャンルではないのだけれど、
     石井好子さんのお人柄を、特に料理番組などで拝見して、
     密かなファンであったから、張り切って現場へ行く。
     (石井さんは料理本なども出されている。)

     コラムは、石井さんの日常的一日を紹介するもので、
     時間にそって撮影させて頂いた。
     素晴らしく、おフランスなご自宅にお伺いして、
     最初の印象は、「本物のエレガンスがある大人の女性」。
     髪は美しく結い上げられ、
     メイクは上品で自前の衣装やアクセサリーも、趣味が良かった。
     (番組の趣旨に合っていた。)

     特に手のおしゃれが素敵で、短くカットした爪は、
     (料理シーンも撮影予定だったから、嬉しかった。
     長いネールで調理する画づらが、私は生理的にだめ。)
     奇麗なピンクパールのマニキュアがしてあって、
     大振りだけれど下品でないリングがすてきだった。
      「決して手を抜かない」というメッセージを受けとる。
     私は、すっぴん/ズボンという、手抜きっぱなしだったので、
     お恥ずかしい限りだった。とほほ。

     エレガントな石井さんは、意外にも結構べらんめいで、
     とにかくさっさと仕事を進めて行くことを、強くリクエストした。
     石井さんのオーラに気後れして、もたついていた我々に、
     「1時間番組撮ってんじゃないでしょ。
     5分のVなんだから、使う分だけ撮って頂戴。」と、
     もっともな檄がビシバシ飛んだ。
     と言いながらも、料理のシークエンスでは、
     『この料理にはこの器が良いとおもうのよね、
     でも、こっちの方が全体のバランスが取れるかしらね。』と、
     積極的なアイデアを出してくる。
     『でも、まあ撮影の方がお決めになって。』と、
     最終的には、こちらに任せてくれた。
     インタビューも、質問がブレると答えてくれない。
     けれど核心を突くと丁寧に答えてくれた。

     彼女仕事の姿勢は一貫している。
     曖昧でいい加減な詰めの甘さや、
     非合理的な段取りは悉く嫌う。
     けれど、一旦取材を受けると決めたら、
     建設的にアイデアを出して、より良いモノを一緒に創る。
     『部屋の中は、勝手に好きな様に動かして下さい。』と
     こちらを信用してくださっていたから、
     決して我が儘で言っているんじゃないことは、
     すぐに伝わってきた。
     プロとして、無駄なく本気で仕事をしたいだけなんだ。

     一日の取材を終えた時、
     石井さんは、すでに次の来客と打ち合わせ中だったが、
     戸口で機材の片付けをしている我々スタッフの所に
     何度もやってきては、ねぎらったり、
     見送ってくださったりした。
     自宅で取材させて頂いた上に、
     あれほど何度も見送りに来てくださった人は初めてだった。
     厳しいだけじゃなくて、すごく心遣いをする人なんだと、
     改めて敬服した。


   ■■■筆者プロフィール■■■
   兵庫県生まれ。
   フリーランスの撮影技師として
   ドキュメンタリーTV番組、
   CM、PV、映画等の撮影に携わる。

   ■■■主な撮影作品■■■
   『情熱大陸』(毎日放送)『世界の車窓から』(テレ朝)
   『ハイビジョンスペシャル』(NHK)
   『遠くへ行きたい』(よみうりテレビ) 



 

     「私も、デモ機を使って記事を書いてみたい」という方は、
     主な用途及び使用者のプロフィールを編集部までご連絡下さい。

     過去の日記はこちらで読めます

     This page is Sponsored by  du

コメント (0件)


MediaMonkeys.net
https://mediamonkeys.net/article.php/diary20061113b