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Monkeys Diary (カメラマンB編 061204)

  • 2006/12/04 00:48
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    2,679
ギョーカイ日記
wellcome to MediaMonkeys.net

     このページでは、Panasonicの最新DVカメラ(AG-DVX100AとAG-DVC30)を、
     業界人がデモ機として日常で使用し、その体験をつづっていきます。

     今回は怒涛のカメラマンB編
     「誕生」と同時に「死」が訪れる・・・考えさせられます。

     怒涛のカメラマンB の日記 Vol.36 -2006年12月4日- 



     『誕生死』ってご存知ですか?
     赤ちゃんが死産や流産、あるいは
     生後すぐに亡くなってしまうこと(新生児死)を意味する、
     新しいことばです。
     NHK『福祉ネットワーク』という番組で取材させて頂きました。

     待ち望んでいた赤ちゃんも、
     お母さんのお腹の中で、突然亡くなってしまうことが、
     1年に2000人以上いるという報告もあります。
     しかし、はっきりした数字はわかりません。
     というのは、流産や死産した赤ちゃんは戸籍に載らない、
     『無かった子』と扱われることが多いからです。

     昨日までお腹の中で動いていた赤ちゃんの心臓が、
     今日は止まっている。
     その事だけでも母親にとっては、
     混乱して何が何だかわからない状況なのに、
     産声を上げない赤ちゃんを出産して
     (陣痛促進剤を使って出産します)
     そのまま赤ちゃんは、お母さんに会う事もなく、
     病院スタッフによって火葬の手続きが取られることがあります。
     まるで、その赤ちゃんは存在しなかったかの様に。

     冷静に考えたら、全くおかしい話です。
     自分の子供に会うこともなく、病院が勝手に隠してしまうなんて。
     しかし、突然の出来事に、ほとんどの母親は、
     自分の責任で子供が亡くなってしまったと思い込み、
     『会ってはいけないんだ。』と諦めてしまう。
     また周囲の人も、母親を気遣う余り、
     『ショックは少ない方がいい、早く忘れさせた方がいい。』という
     間違った態度を取ってしまい、
     病院の説明通りに済ましてしまうようです。

     逆に、医療関係者によって救われた、と言う人もいます。
     出産後、『亡くなった赤ちゃんに会いませんか?』と促され、
     最初はショックで会う事を拒んでいた人も、
     とても小さい我が子をしっかりと抱きしめて、
     手形足形をとったり、親子で写真を撮ったりして、
     十分にお別れまでの時間を過ごせた人は、
     喪失感はあるにせよ、自分の子供の死と向き合ったことで、
     気持ちの整理がついているように思えました。
     子供の事は決して忘れたくないし、もう会えないからこそ、
     思い出をたくさん作りたいのです。

     インタビューをさせて頂いた方々は、
     まるで昨日の事の様に話してくださいました。
     その後、次のお子さんを授かった方々でしたが、
     亡くなった子供も家族の一人だと、皆さんが言っていました。
     番組の殆どの部分がインタビュー構成でしたが、
     どの方も深い共感を寄せることのできるお話を、
     カメラの前でして頂きました。
     お顔やお名前を出して、取材に協力してくださった方々には、
     本当に感謝しています。

     放送後、多くの反響を頂きました。
     会う事も抱きしめる事もなく、
     赤ちゃんを手離してしまったお母さんからの感想には、
     "後になって、その事を後悔している"とか、
     "その気持ちを話せる環境がない"と、訴える人がいました。
     反響が大きかった分、この問題の深刻さをより一層感じました。
     この番組から、周産期医療に携わる方々には、
     母親の体だけでなく、心のケアにも十分配慮してほしい・・・
     という番組のメッセージが多くの人に伝わってほしいと
     強く思いました。

     《補足》 取材スタッフは全員女性でした。
     赤ちゃんを亡くしたお母さん達が、
     『この気持ちは、経験した者でないと決してわからない。』と
     言っていたので、
     せめて女性同士の方が、少しでも話易いのでは?という
     ディレクターの判断です。
     現場は何となく、優しい雰囲気が
     漂っていたように感じました。

     ご本人に、辛かった当時の思いを、
     カメラの前でどこまで語ってもらえるか?というのが、
     とても重要なファクターでしたが、
     このディレクターの配慮は、
     取材相手には十分伝わっていたと思いました。


   ■■■筆者プロフィール■■■
   兵庫県生まれ。
   フリーランスの撮影技師として
   ドキュメンタリーTV番組、
   CM、PV、映画等の撮影に携わる。

   ■■■主な撮影作品■■■
   『情熱大陸』(毎日放送)『世界の車窓から』(テレ朝)
   『ハイビジョンスペシャル』(NHK)
   『遠くへ行きたい』(よみうりテレビ) 



 

     「私も、デモ機を使って記事を書いてみたい」という方は、
     主な用途及び使用者のプロフィールを編集部までご連絡下さい。

     過去の日記はこちらで読めます

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