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Monkeys Diary (カメラマンB編 070219)

  • 2007/02/19 00:34
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    3,085
ギョーカイ日記
wellcome to MediaMonkeys.net

     このページでは、Panasonicの最新DVカメラ(AG-DVX100AとAG-DVC30)を、
     業界人がデモ機として日常で使用し、その体験をつづっていきます。

     今回は怒涛のカメラマンB編
     出産シーンは、まさしく神秘ですね。

     怒涛のカメラマンB の日記 Vol.41 -2007年2月19日- 



     『情熱大陸』の取材で、年末年始をフィリピンで過ごした。

     主人公の助産婦 富田江里子さんのクリニックは、
     まだ開業7年目だが、2人目、3人目というリピーター妊婦も多い。
     病院やフィリピンの助産婦に支払うお金がない、
     貧しい人々がほとんだ。

     それでも、フィリピン人は子供が大好きだから、
     どんどん産む。
     こども5人なんて、ざら。

     クリニックにある分娩室は簡素で、
     ベッドも壁も竹で出来ていた。
     日本では当たり前の医療機器は一切ない。
     必要なものは、鍋と、へその緒を切るはさみと、
     凧糸と消毒用アルコールのみ。

     彼女は、手で子宮の状態を見ながら、
     木で出来た細い筒状の聴診器を耳に当てて、
     出口に近づいている赤ちゃんの心音を確認している。
     とても原始的だけれど、自然なお産だと思った。

     陣痛が強くなっても、赤ちゃんは、すぐには出てこない。
     痛みで産婦の顔が歪む。
     何か手伝ってあげたいが、何も出来ない。
     富田さんも、ずーとお腹を擦っているだけ。
     静かに"その時”が来るのを待っている。

nap"      いよいよという頃、産婦は息を吐きながらも、
     夫の腕やベッドを、ものすごい力で握り絞め、
     うめき声をあげる。

     撮影しているこちらも、全身に力が入る。
     赤ちゃんの頭が完全に出るまで
     時間が掛かるが、
     その後は肩がスルっと抜けて、
     「ぐにゅっ。」と、鈍い音とともに、
     羊水で光った体が出てくる。
     赤ちゃんの体は真っ白。
     ロープのような、臍の緒がついている。

babybirth"      どうして、あんなに大っきいものが、
     あそこから出てこれるのか、
     女のアタシにも不思議でしょうがない。
     まさに神秘っていうか、
     ミラクルっていうか・・・

     で、赤ちゃんの誕生する素晴らしい瞬間は、
     出来るだけ自然に美しく撮りたかったから、
     アングルやサイズには、極力こだわった。
     狭い分娩室だから、
     デジカメを選択したのは正解だったと思う。

     また、夜の分娩室は暗かったので、
     日本から持っていった、
     キャンプ用LEDランタンがとても役に立った。
     状況に応じて、吊るしたり、置いたりして使った。

     今回の撮影は医学記録ではない。
     公共の電波に乗せるTV番組なのだ。
     当然、お母さんのプライバシーにも配慮する。
     もしアタシが産婦だったら、
     開いた足の間に、カメラを持った、
     全く関係ない他人の顔が見えるのは耐えられない。
     ましてや、そんな一大事に。
     「誰よあんた! 何よそれ!!!」って、
     絶対叫ぶはず。

     (つづく)


   ■■■筆者プロフィール■■■
   兵庫県生まれ。
   フリーランスの撮影技師として
   ドキュメンタリーTV番組、
   CM、PV、映画等の撮影に携わる。

   ■■■主な撮影作品■■■
   『情熱大陸』(毎日放送)『世界の車窓から』(テレ朝)
   『ハイビジョンスペシャル』(NHK)
   『遠くへ行きたい』(よみうりテレビ) 



 

     「私も、デモ機を使って記事を書いてみたい」という方は、
     主な用途及び使用者のプロフィールを編集部までご連絡下さい。

     過去の日記はこちらで読めます

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