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Mail Magazine 2004年10月22日 『台風 日本シリーズ』
2004/12/09 12:43
投稿者:
MM編集部
表示回数
3,064
いやいやいやいや、すごかったです、台風23号。
別に台風を甘く見ている訳ではないんですが、地震などの他の天災に比べると、台風は「備えあれば憂い無し」的な感覚が、今まではあったんです。
ところが今回に限っては、備えだけではどうにもならない、自然の驚異を思い知らされました。
まず、今回は「超大型」、とにかく暴風域が広かった。(関東がすっぽりおさまってしまうくらい)
暴風域が広いということはその分、過ぎ去るのに時間がかかるという訳で、雨、風の被害が長時間、続くことになります。
ニュースを見てると、トラックが何台も横倒したり、家が土砂で流されたり、大きな木が根元から倒れていたり、「ここは日本?」って感じの映像が次々と飛び込んでくる。
京都の舞鶴市では、観光バスが橋の途中で立ち往生。
ただしヘリから撮られたニュース映像では、川も橋もバスも見えません。
ただ嵐の海のような激流の中に、小さな島のようなものがあって、肩寄せ合っている40人くらいの人の姿が見えるだけ。
島に見えたのは、彼らが乗っていたバスの屋根でした。
彼らは、一泊で温泉旅行に出かけ、家に帰る途中でした。
乗客は60~70代の人たちばかり。
バスの運転手は、川にかかる橋を渡る前に、付近を警戒していた警察官に「大丈夫やろか?」と安全を確認したそうです。
警察官の答えは「バスは背が高いから大丈夫や」というもの。
しかし橋の途中で別の車が立ち往生。
渋滞に巻き込まれバスも止まってしまった。
今回、他でも報告があったのですが、最近の車は4WDでも無い限り水が入るとすぐ動かなくなるそうです。
しかもパワーウィンドウの車は窓が開かなくなります。
さてバスですが、やがて水かさはどんどん増していき、車内にも水が入ってくるようになりました。
このままでは溺れ死んでしまうと、男性客たちが窓ガラスをハンマーで割り、カーテンをロープ代わりに使って一人づつ屋根の上へ非難。
しかし、さらに水かさは増え続け、最終的には全員が屋根の上に立った状態で「おへそ」まで水位は上がりました。
なんでこんなことを知っているかというと、この模様はほぼライブ中継で放映されていたからです。
テレビのヘリは飛べるのに救助は出来ない。(バスの両側に電線があってヘリが低く飛べない)
もどかしい状況。
結局、水はぎりぎりの所でそれ以上増えず、事故が発生してから9時間もたった後に、やっと全員が救助されました。
ここで、ちょっといい話。
バスの屋根に上がる際、お土産や荷物を持ち上げようとした人に、「そんなものより命が大事」とお年寄りの一人が、声をかけて思い止めさせたこと。
それから救援を待つ間、バスの上でみんなが歌を歌っていたこと。
なんの歌か?
「上を向いて歩こう」とか「むすんでひらいて」だったそうです。
下は濁流。
「上を向いて」は実に正しい選曲でした。
23号はこの他にも日本列島全国に、多大な爪跡を残し、去って行った訳ですが、数日たった今、野菜の値段が高騰しています。
キャベツ一個が598円とか。
台風前の5倍です。
■誰が見てるんだ日本シリーズ
実は、今はプロ野球日本シリーズの真っ最中です。
セリーグの覇者、西武ライオンズとパリーグの覇者、中日ドラゴンズ。
しかし盛り上がっていない。
部分的(名古屋地区)では盛り上がっているんだろうが、全国的には、まったく話題になっていない。
シリーズを中継しているTV視聴率も過去最低を記録。
・第一戦17.1%
・第二戦16.3%
・第三戦14.2%
(いずれも数字は関東地区。ビデオリサーチ調べ)
盛り上がらないのはどうしようもなく、困った新聞やテレビの中には、海の向こうのヤンキース対レッドソックス戦の方を大きく報道したりする所も現れた。
はっきり言って選手は頑張っています。
試合もそれなりに面白い。
ただ、華が無い。
理由としては
1)対戦カードが地味
2)スト騒動などでファンが離れた
3)親会社のスキャンダル
3)のスキャンダルというのは、最近、マスコミをにぎわせている西武鉄道の株の問題。
西武が関連会社であるコクドの、株式保有比率を有価証券報告書などに過少記載。
そのことが問題になるのを知っていながら、取引会社にコクド株を売却していた問題。
選手にはなんの責任も無いんだけど、オーナー企業がこういう状況ではね。
ファン以外の人は応援しにくい。
西武にせよ中日にせよ今年優勝したチームはかわいそう。
やる気無くなるよ。
■テレビ秋の陣
秋の編成で目に付くことは・・・。
●お笑い勝ち組
お笑いブームが続いていますが、どうやら勝ち組は「くりいむしちゅー」。
秋の改編でレギュラー番組激増。
テレ朝で始まった初の冠番組「くりぃむナントカ」が好調なら、来期はゴールデン進出か。
●ドラマは続編組で手堅く勝負
全16ドラマの中、約9番組が続編。
「3年B組金八先生」は今年で25周年。
●視聴率競争
巨人戦の視聴率低迷をもろに受けた日テレ。
健闘するテレ朝。
こうした結果、今年は民放4局(日テレ、TBS、フジ、テレ朝)の視聴率の差が縮まっている。
プロ野球が無くなる秋以降の編成では、日テレの巻き返しが予想されるが、年間平均視聴率ナンバー1の日テレ10連覇はどうなるか???
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Mail Magazine 2004年10月29日 『新潟中越地震・奇跡の生還』
2004/12/09 12:42
投稿者:
MM編集部
表示回数
3,151
日本は今、大変なことになっています。
-----------------------------------
みなさんも既にニュースなどでご存知だと思いますが、今月23日、震度6強の大地震が新潟を襲いました。
震度6強となれば、人間は立っていることができず、両手で床をはいつくばらないと体勢が保てない状態といわれています。
大災害となった'95年の阪神大震災の震度が7ですから、あの時とほぼ同程度の揺れと考えていいと思います。
現在この地震による死者は35人。
しかし、今でも9万9000人あまりの住民が屋外で暮らすことを余儀無くされており、不自由な生活によるストレス死も相次いでいます。
行方不明者も含め、これからまだ犠牲者は増加すると予想されています。
●2歳男児4日ぶりに救出される●
今月27日の午後2時頃「番組の途中ですが…」と、突然すべてのテレビ画面が緊急ニュースに差し変わりました。
地震以来行方不明になっていた親子3人(母、女児=3歳、男児=2歳)が乗っていた自家用車が土砂崩れを起した地域で発見され、その救出作業が始まったからです。
慌ててチャンネルを回すと、どの番組も同じ映像が流れていました。
人よりも大きい巨大な岩々が崩れ降ちた山壁から、ちょっとだけのぞいたバンらしき白い車の先頭部分。
そしてそれを取り囲むように救出作業を進める、オレンジ色のユニフォームを着た消防隊員の姿。(ハイパーレスキュー隊:特別な訓練を受けた精鋭チーム)
現場はおよそ30度の急斜面です。
眼下には信濃川が迫り、上部には尖った巨岩が今にも崩れ落ちてきそうに迫り出しています。
かつて道路があった場所から約10mほど下で、その車は発見されました。
「あっ、子供が出て来ましたっ!」
作業が始まってしばらくした頃、アナウンサーがそう叫ぶのと同時に、土砂の間から白いおむつをはいた幼児が、消防隊員に抱きかかえられて出てきました。
目に飛び込んできたのは、救出した男児を強くしっかりと抱き締める消防隊員の姿。
そして崖下に運ばれる途中、プラプラとゆれる子供の白くて細い足でした。
…それが実にか弱くて、頼りなげで。
私はその映像を見ながら、涙が止まらなくなってしまいました。
通常、地震など災害で生き埋めになった人の生存率は48時間を超えるとぐっと下がると言われています。
例えば、阪神大震災の時、地震発生後24時間以内の生存率は70%以上ですが、48時間後は30%以下に急落。
72時間後は僅か15%です。
今回のケースはおよそ92時間ぶりに救出された訳ですから、まさに「奇跡」です。
実際、専門家は「絶望的」と考えていたようです。
その後の消防隊員の必死の活躍にもかかわらず、残念なことに、一緒にいたお母さんと3歳になる女児は遺体となって発見されました。
無事だった男児は、土砂崩れに巻き込まれた時、衝撃で助手席から放り出され、車から少し離れた岩の隙間に、はまり込んで居たようです。
身動きが出来ないせいで体力の消耗が防げ、周りが土砂で埋もれていたために体温も奪われなかった。
まさしく、いくつもの偶然が重なったということです。
しかし・・・偶然と言えば、もし信号一つ違っていれば、三人の乗った車は土砂崩れに巻き込まれずに済んでいたはず。
地震は、発生した瞬間にどこに居たかで運命が決まってしまうことが多い。
今回の地震は、こうした偶然の恐ろしさを改めて私たちに教えてくれています。
ちなみに救出された男の子は病院に収容され、現在は体力も驚異的に回復。
お父さんに付きっ切りで看病され、ときおり笑顔も見せ、「お母さんは?」「真優ちゃん(お姉さん)は?」などと尋ねることもあるそうです。
病院ではPTSDを防ぐため、精神科医を看護チームに加えています。
●SOS●
今回の新潟中越地震では、いわゆる過疎地の問題も浮き彫りになりました。
中心部から離れた集落が、地震で道路が遮断されたため、陸の孤島状態に陥ったのです。
電話が不通となった町では、住民が「SOS!食料・毛布・薬・おむつ」などと、必要なものをヘリから見えるように道に大描きしメッセージを送るということもありました。
ヘリで輸送できる人数は限られています。
その人たちを収容する施設もまたしかり。
余震が続く現在、倒壊の危険がある家から脱出した住民は、車中で寝泊まりしている状態です。
寒さが厳しい夜、電気も水道も止まった町で夜を過ごす人たちの心細さ、不安ははかり知れません。
一方、自分の生まれ育った町から出ることを拒む人もいます。
自分達の力で、災害から身を守る。
そう決めた人たちです。
ある農村では、崩落の危険がなくて、寒さから身を守ることもできると、ビニールハウスを改造し、住民みんなで避難しています。
彼らは仮設ながら自分達の手でシャワー室も作り、政府から配給される食料では栄養が足りないと農作物を集め、近隣の主婦が総出で暖かい食事を作っています。
電気屋さんがプロパンガスを使って自家発電装置を作り、工務店の人が土管を引いて清潔なトイレも設置しました。
住民は「今、足りないのはお医者さんだけだね」と、カメラに向って力強く答えていました。
さて、今回の地震で、「もし、同様の地震がもし東京で起きたら?」という報道も出ています。
関東直撃の東京大地震は「近い将来、必ず起こる」と言われています。
今回の震源地である長岡市の人口は19万人。
小千谷市は4万人。
それでも水や食料、毛布が行き渡らない現状なのに、東京の場合は、人口1200万人。
都が行っているシュミレーションでは、地震発生から一日目の被災者数は151万人。
他県からの通勤・通学で自宅に帰れない「帰宅困難者」は371万人。(私だぁ!)
さらに・・・70%の橋は落ち、ライフラインもとまる。
27%が断水、25%がガスストップ、17%が停電(本当にこれで済むのかいな?)
そして復旧には水道が1ヶ月。
電気が1週間、ガスが2ヶ月かかるそうです。
そして死者は10万人と予想されています。
がーん。
このシュミレーション、思いっきり落ち込む。
今回の新潟地震が教えてくれた最大のことは、大規模災害が起きたら行政はアテに出来ないということです。
鍵になるのは、住民同士のネットワーク。
さてコミュニティ意識の希薄な、東京にそれは期待出来るのでしょうか?
●イラクで邦人が人質に●
つらいニュースをもう一つ。
先日、イラクで一人の邦人男性が武装グループに身柄を拘束されました。
インターネットによる犯行声明によると、彼らは人質の解放と引き換えに、自衛隊のイラク撤退を要求しています。
拘束されたのは、アンマンからバスでバクダッド入りをした無職の青年(24歳)
ちなみに、このバスでの入国は現在、いつ、どこで武装集団に襲われるか分からず、非常に危険なためイラク人しか利用者はいないとのこと。
周囲の人は彼を止めまたようですが「なんとかなる」「料金が10ドルで済むから」とバス入国を決めたようです。
今回の場合、この青年が
*危険な場所であることを承知しながら、なぜイラクに入ったのか動機が不明であること。
*イラク入りの際、資金も、安全対策も、何も準備している様子が無いこと。
・・・などから、以前起きた誘拐事件の時に比べ、世間の空気は冷めている感じがします。
しかし、この男性の実家に事件発生以来、多くの中傷ファックス、メール、手紙などが届いていると聞くと、それはないなぁと思います。
なんで家族にそんなもの送るんだろう。
しかも、中傷している差出人の大半は匿名とのこと。
新潟の地震を利用した「オレオレ詐欺」も頻発しているというし。
まったく・・・。
その他 単信ニュース
■西武の松坂投手が日テレの柴田アナとの結婚を発表。
日本シリーズの西武優勝より、この結婚の方が大きく報道されるなんて・・・・。
■島田紳助が自社の女性社員を殴り刑事告訴される。
この件は
こちらに
経緯が載っていますので見ていただきたいのですが、
業界関係者は”自社のタレントが自社の看板タレントを訴える”という出来事に、びっくり仰天しております。
■NHKが紅白に出場して欲しい歌手の世論調査結果を発表。
上位は男性で氷川きよし、SMAP、北島三郎。
女性は天童よしみ、宇多田ヒカル、柴咲コウ。
この優先順位に従って出演交渉するそうですが、女性の一位が天童よしみ・・・
いったい誰が投票したの?
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Mail Magazine 2004年11月5日 『地震 米大統領選 TVの未来』
2004/12/09 12:39
投稿者:
MM編集部
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2,942
みなさんこんにちは。
ついこの間まで夏だったと思ったら、あっと言う間に11月です。
最近、街にクリスマスツリーなんかが、売り出されているのを見ると、このまま、年の瀬も、お正月もすごい勢いで過ぎ去って行くのだろうなと、呆然としてしまします。
そして年を、どんどん取っていくんだなぁ。
気を取り直して・・・。
●今週あったこといろいろ●
★地震から2週間
新潟県の中越地方ではまだ沢山の人たちが避難所生活をしています。
避難所といえば、聞こえはいいですが、ようするに、体育館だったりする訳です。
仕切りもない所で、何百人もの人が寝起きし、トイレや風呂も、外の仮設のものを利用。
数が足りないから、毎日、長蛇の列が出来る。
正直言うと、ニュース映像を見るたびに「ここ日本?」って思います。
世界でも有数に豊かな国と言われ、モノがあふれている国のはずなのに、地震発生から2週間近くたっても、人々の状態はあまり改善されていない。
もうじき雪が降り始めるというのに・・・。
ちなみにマスコミでは、「優太ちゃん奇跡の生還」の後は、「山古志村の水没問題」が大きく報道されています。
山古志(やまこし)村は、今回の最も大きな被害を受けた地域の一つですが、崩れた土砂が、天然のダム状態になり、村が水没寸前なのです。
現在ダム状態になっているところは5箇所。
現在、ポンプで水を抜く準備をしていますが、あいにく現地は雨続き。
作業はなかなか進みません。
一日で水位が50cmも上がっている地域があり、ヘリで飛ぶと、昨日まで二階が見えていた家が、今日は屋根しか見えなかったりする。
山古志村は棚田(山肌に作られた美しい段々畑)と鯉の養殖が有名でした。
しかし今回の地震のせいで、そのどちらも壊滅状態です。
実はもう一つ有名なものがあります。
それは闘牛。
現在、ヘリを使った闘牛救出作戦も行われています。
1度に4頭しか運べないので、これは相当大変な作業です。
★アメリカ大統領選
今回の報道はすごかったですね。
ほぼ全ての局が総力体制。
「自分の国の選挙より、力が入っているんじゃないか?」という冷やかしの声も聞こえてくるほどでした。
今回、目立ったのが「ブッシュはなぜこんなにも、アメリカ国民に支持されているのか?」という視点からの報道。
日頃、海外の評判をヒジョーに気にする繊細なる我が日本人としては、海外からこんなにも嫌われているのに、国内で高い支持を集めるブッシュの存在がよく判らないのです。(頭では分かってるんですけど「感覚」としてつかめない、そんな感じです)
答えとして多くの番組が取材していたのが、保守的な地域にあるメガ・キリスト教会。
1000人以上の人を収容できる教会の中に入り、赤ちゃん用の聖書教育の様子などを取材、「この人たちがブッシュを支持のコア層」と紹介。
しかし、どの局の報道にも、どこか「・・・この人たち、ちょっと狂信的で不気味じゃない?」というニュアンスがあるように感じたのは私だけでしょうか?
今回の選挙を通じて、日本人もアメリカのことをまだまだ分かってないんだなぁと思いました。
★ホームページ(
http://mediamonkeys.net
)の方で継続して、ご紹介している島田紳助問題。
ご存知無い方の為に、簡単に説明しますと、レギュラーを8本抱える人気司会者の島田紳助が自分の所属する吉本興業の女性マネージャーを、殴ってケガをさせたとして訴えられた事件。
当初はみんな「えっ?」って感じだったんです。
というのも、多少のトラブルがあったとしても、社員が自社の看板タレントを訴える...
普通無いでしょ、そんなこと。
頭に浮かんだ「?」マークを理解するためのキーワードだったのか、大きく報道されたのが「女性社員は外国帰りで日ごろから物事をはっきり言う性格だった」という一言。
きっと(女性社員は・・・)「外国帰りだから業界のしきたりが分からなかったんだよ・・・」
きっと(女性社員は・・・)「一時的に怒ったものの自分が引き起こした事態に今はびっくりして反省してるよ???」
多分、芸能マスコミも吉本興業も上のように感じたのでしょう。
報道の仕方も及び腰だったし、吉本も謹慎10日間と簡単な処分でした。
そんな中、さすがに世間の風向きが変わりやすいことを知っている紳助は、「反省しています。100%自分が悪い。」と涙の謝罪会見。
先輩による、社員教育。
ただし殴るという行為はいき過ぎでした。
当人も反省していますのでそろそろ許してあげましょう・・・という方向に進み、事態は収まるはずだった・・・
ところが、女性は本気で怒っていた。
弁護士を代理に立てて刑事告訴。
和解には絶対に応じないと強硬な姿勢を崩さない。
警察は、紳助を傷害容疑で書類送検。
結局、吉本は、謹慎期間を当初の10日間から「本人から、謹慎期間経過後も芸能活動を自粛したい旨の申し出がありましたので、弊社もそれを認め、明日以降も当分の間、すべての芸能活動を自粛させることと致しました」と無期延期へ変更。
当初、「1回収録を休めばOKか?」と考えていた各テレビ局も、「長引きそうだ」と、別番組へ差し替えるなど対応に大わらわ。
紳助と女性社員の間で何があったか分からないけど、その怒りと決意は、業界の常識や、人々の思惑、都合、そんなものよりはるかに大きく固かったということでしょう。
風向きが変わったのか、今週号の女性週刊誌には、紳助は日ごろから態度が悪かった、という記事も出てきました。
この問題、まだまだ長引きそうです。
どうなるんだろう?
●テレビの未来●
私事で恐縮ですが、先月HDD(ハードディスク)レコーダーを購入しました。
長年使い続けてきたVHSが壊れ、それならば...と決断したのです。
HDDレコーダーの勝ち組と言われるのは、以下の3社。
上級者向きの東芝「RD」
使いやすさのパナソニック「DIGA」
お任せ録画機能をつけたSONY「スゴ録」
ところが、我が家で購入したのは、これら3社の商品ではなくビクター製。
渋い選択...
というのも、いくらHDDでもやはりVHSは必要だろうという判断で、HDD+VHS+DVDの一体型が欲しかったのです。
そうした機種を出していてお値段的にリーズナブルだったのがビクター。
HDDの容量は170GBで10万円弱でした。(10万円の壁は大きかった…)
さて使い勝手ですが...正直とても便利。
当たり前ですが、テープのように巻き戻しや頭出しというような、面倒な作業は無いし、どんな番組を録画したのか、メニュー画面を見れば一目瞭然。
画像もかなり綺麗。
HDDレコーダーは、2003年に200万台市場だったのが今年は倍の400万台目前と絶好調。
しかも、機能ががすごい勢いで進化しています。
1ヶ月前は160GBが主流だったにもかかわらず、今月にはすでに250GBがメイン。
さらに、ソニーは500GB、東芝からは600GBの機種の登場です。
500~600GBというのは、NHKからテレビ東京までの地上波放送を1日中すべて録画して、なおかつ1週間連続で録画出来る容量です。
こうした大規模HDD機の登場の裏には、「見たい番組を録る」から、「すべて録って後から選ぶ」という新しい発想があります。
今後は、放送枠(曜日・時間帯の視聴者層)などを考えることに意味がなくなってくるかもしれません。
さらに画期的な商品も出ています。
日本電算機の「Big Channel」
この機種の特徴はクリッピングサービス。
これはその日放送されたトピックがネット上にランキング形式で紹介され、関心のあるトピックをクリックすると関連した映像だけが視聴出来るというもの。
例えば「地震」とクリックすれば、いろんな番組の「地震関連」映像だけを見ることが出来るということです。
ようするに、もはや視聴者は番組全体を見る必要はなく本当に見たい部分だけを素材感覚で扱えてしまう..ということなんでしょう。
視聴者にチャンネルを変えないでもらうために、構成とかに頭をひねっているテレビ番組制作者としてはかなり複雑な気持ちです。
さてこの機種のお値段ですが約80万円。
まだまだ普及はしないと思いますが、来年にはいきなり20万円位に下がっていたりして…。
技術の革新は便利なんですけど、なんか、テレビ放送の概念がどんどん音を立てて崩れていく感じがしています。
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Mail Magazine 2004年11月12日 『今年の流行語は?』
2004/12/09 12:38
投稿者:
MM編集部
表示回数
3,082
メルマガご愛読者の皆様、おかげさまで、今週でメルマガが300号達成です。
ここまで続いてこれたのも、皆様から「いつも楽しく読んでいます」という励ましのお言葉があればこそ。
これからもメディモンをよろしくお願いします!
さて、今週号は・・・
-------------
こんにちは。
メディモン3号です。
年末といえば、今年もそろそろ「流行語大賞」の選考・表彰式が行われます。
「流行語大賞」とは、『現代用語の基礎知識』(自由国民社刊)という本が主体となり、毎年「その年に流行した新語・流行語」を選びそれを生み出した人、及び団体を表賞するモノ。
1984年に始まり、今ではその年の世相を切る「指標」となっています。(※今年からスポンサーの名前をつけた冠イベントとなり『ユーキャン流行語大賞』と名称変更)
さて、今年の流行語は何になるんでしょうか?
本選の前に、ここで民間の調査で選ばれた現在のベストテンを紹介したいと思います。
10位 「気合いダーッ!」
アテネオリンピックで見事銅メダルを獲得した、女子レスリングの浜田京子選手。
その父、アニマル浜口が彼女を応援するために叫んだ「気合いダーッ!」が第10位に選ばれました。
ちなみにそのアニマル氏。「気合いダーッ!」効果か、今やいろいろなところで引っ張りだこになる人気者に。
この度米映画『Mr.インクレディブル』のキャンペーンボーイ(?)にも晴れて選ばれました。
Mr.インクレディブルの衣装をまとったアニマル氏は、記者会見でも「気合いダーッ!」を10連発。
居合わせた人々に気合を注入していました。
9位 「マツケンサンバ」
以前このコラムでも紹介した、「マツケンサンバ」。
時代劇俳優松平健さんの、ド派手な衣装をまとって腰をフリフリ歌い踊る姿が受けに受け、老若男女を問わず大人気となりました。
ちなみにこの曲。
低視聴率が危惧されている今年の紅白で、唯一の目玉となるんじゃないか??と噂されているのですが、ここにきて「出場できない」という可能性が出て来ました。
実はNHKには「個人の名前が入った曲は、広告となるので放送しない」という決まりがあり、この曲の『マツケン』がそれに当るというのです。
過去には、松本伊代さんの「センチメンタルジャーニー」という曲で「♪伊代はまだ、16だから~」という歌詞を「♪私はまだ」に替えさせた…という逸話があるNHK。
いかに「マツケンサンバ」の人気が高いとはいえ、従来の慣習は簡単には破れない。
さて、どうなることでしょう?(紅白の時だけ、ショーグンサンバとかに変える?)
8位 「セカチュー」
今年一番の大ヒット小説、『世界の中心で愛を叫ぶ』の愛称です。
「純愛」をテーマに、全国の女性の涙を絞って、絞って、絞りまくったこの作品。
300万部を突破し、日本小説史上、最高の売上げとなりました。
ちなみにこのタイトル、作者自身が付けたわけではありません。
担当編集者が「最近のヒット作の傾向は、タイトルに『の』が入っている」と分析、命名したんだとか。
『もののけ姫』、『ハリーポッターと秘密の部屋』、『世界でひとつだけの花』…あ、本当だ。
さらに盗用説も浮上。
SF作家であるハーラン・エリスンの『世界の中心で愛を叫んだけもの』とタイトルが酷似しているからです。
流行っちゃえば、こっちのもの…なんですかねえ。(ちなみにセカチューはヒットしたのが上半期だったせいか、「今年」流行った感があまり無いです)
7位 「ライブドア・楽天」
野球の新規参入を巡って火花を散らした、この2団体。
結局勝利を掴んだのは「楽天イーグルス」でしたが、今回の騒動で、ライブドアの堀江社長と楽天の三木谷社長は、日本人なら誰でも知る「有名人」となりました。
ちなみに野球では勝負に負けた堀江社長。
今度は経営難に陥っている高知競馬を買い取り、赤字続きだった当競馬場を立て直す計画を立てているそうです。(※彼は自他共に認める競馬通で、自身も「ホリエモン」という馬の馬主です)
高知競馬と言えば来年3月に引退予定の「ハルウララ」のホームグラウンドですね。
デビュー以来113連敗という華やかな(?)記録を作り、人気を博した「ハルウララ」。
彼女にあやかって大人気となるか、それとも立て直しならず連敗となるか…。
果して堀江社長の命運はどちら??
6位 「OK牧場」
ボクシングの元世界チャンピオン、ガッツ石松さん。
最近ではその珍妙なキャラクターが若者に受けて、バラエティやクイズ番組に引っ張りだこです。
その彼の口癖が、この「OK牧場」。
意味はよくわかりませんが、どうも「イエス」の代わりに使っているよう。(ex.「今夜飲みに行かない?」「OK牧場!」)
ガッツ人気にあやかり、今年とても流行した一言です。
5位 「間違いない!」
人気お笑い芸人長井秀和が、ギャグの最後に言う言葉が「間違いない!」。
左手の人さし指を立てて、軽く振りながら言うのが正式なスタイル(?)だとか。
なぜ右手でなく左手かというと「バランスがとりにくく、却って絶妙なタイミングになるから」(本人談)だそう。
間違いない!
4位 「ハッスル!ハッスル!」
K1やプライドなどの格闘技が人気の近年、有名選手が試合前などにかけるかけ声が流行っています。
そもそもはアントニオ猪木の「1、2、3、ダーッ!」というかけ声が発祥だと思います(これも大ヒットしました)。
この「ハッスル!ハッスル!」というかけ声は、元柔道家の小川直也が始めて大流行しました。(今ではCMなどにも使われています。それも3本も!)
かけっこの時のように、曲げた肘を腰に当てて、前後に動かしながら「1、2、3、ハッスル!ハッスル!」と大声で叫び気合いを入れます。
…どうです?
元気が出て来ました?(笑)
3位 「残念!」
今年は近年稀に見る「お笑いブーム」でした。
この「残念!」も、流行らせたのは『ギター侍』こと、波田陽区(はだ・ようく)という芸人さんです。
和服姿で、ギター片手に世相や芸能人をバッサバッサと斬りまくる…という芸風で、若者を中心に大人気です。(メディモン1号もファンらしいですよ)
彼の決め台詞は、この「残念!」の他に「切腹」「斬り!」などがあり、今ではOLさんが「○○課長のわからずや!斬り!」とか「○○部長のギャグつまんない!残念!」などと便利に使っているようです。
2位 「チョー気持ちいい」
これは、アテネオリンピックで大活躍した水泳の北島康介選手が、みごと金メダルを獲得した時のセリフ。
飾らないそのストレートな喜び方が、若者の共感を呼んだのだと思います。
やはり今年はオリンピックイヤー。
このトップテンでもオリンピックから飛び出した言葉が2つランクインしました。
…さて、今年一番人々の口にのぼり、大ヒットした言葉はなんでしょう?
もうご存知ですね?
それは…
1位 「ヨン様」!!
そうです。
大ヒットドラマ『冬のソナタ』でブレイクした俳優、ペ・ヨンジュンの愛称「ヨン様」です。
オリンピックもお笑いブームも抑え、この言葉が堂々の第1位となりました。
このヨン様人気から韓流ブームが巻き起こり、今では本屋に行っても、レンタルビデオ屋に行っても、並んでいるのは韓国関係のモノばかり…となっています。
「ヨン様なんていって喜んでいるのはオバサンばかりよねー」と言う人も多いのですが、彼の功罪はやはり凄い。
に、しても…。
去年の大賞には「毒まんじゅう」「マニフェスト」など、政治から飛び出した言葉が多く選ばれていました。
上記のランキングは民間企業が選んだものとはいえ、どうも「笑い」に片寄っているような気もします。
本当は、今年はイラク戦争泥沼化、台風、地震、人質誘拐テロなど、暗いニュースがいくつも飛び込んできました。
さて、12月に行われる本番では、これらのいくつがランクインするでしょうか。
(ちなみにメディモン編集部が思う今年の流行語大賞は、
1号:「やっぱり。巨人のオーナーナベツネが選手に対して吐いた”たかが選手”でしょ。あれで風向きが変わった」から。
2号は「”まちがいない”かな。理由?よく周りの人が言ってたから。)
☆おまけ☆
ここで、クイズです。
下の文字は、ある法則で並んでいます。
さて、■に入る言葉はなんでしょう?
****** 野 ■ 樋 福 ******
答は…紫!
そう、これは紙幣にデザインされている人物の頭文字なんです。
紫とは、2000円札の「紫式部」のこと。
新しいデザインのお札が出回ってから一週間が経ちました。
…でもですね、思ったより街で見かけない。
「1000円札の野口英世の髪型が変」
「5000円の樋口一葉の顔が怖い」
など、あまりいい話を聞かない新紙幣ですが、「作ってはみたものの、ハードの整備が追い付かない」と早くも問題視されています。
切符の販売機やジュースの自動販売機などが、まったく新札に対応できていないんですね。
ある大手ベンダーは、「うちの自動販売機すべてを新紙幣に対応させられるのは、早くても1年後」と話していました。
2000円札だって、まだ対応しきれてないんですもんね。
大丈夫なのかなあー。
でもですね、個人的な意見ですけど、結構どのお札も色がキレイでいい感じですよ。
ただ、偽札を見極めるために特殊な印刷方式を使っているせいで、裏側のデザインが寂しいのが難。
見なれるためにも、早く流通して欲しいものです。
(今日、JRで切符買おうと思ったら、何度も10円玉が戻ってきてしまいました。
何でだろうと思って、よく見たら昭和24年のものでした。
手の中の硬貨が半世紀前に作られたものだと思ったらジーンと来ました)
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最後に、先日旅行代理店に行ったら、以下のような注意書きがありました。
日本以外でパスポートを作られた方はご注意を。
米国政府は2004年10月26日以降に「機械読み取り式でないパスポート」 を所持している外国人が米国へ入国する場合には、観光・商用目的の 90日以内の滞在であっても査証免除プログラムを適用せず、入国前にビザを取得することを求めることになりました。
日本国内の都道府県旅券事務所で発給された旅券は全て「機械読み取り式旅券」ですが、海外の日本大使館・総領事館及び駐在官事務所で交付されたパスポートのうち一部は「機械読み取り式でないパスポート」の可能性があります。
「機械読み取り式でないパスポート」の見分け方
お手持ちのパスポートのページの中でパスポート番号、氏名、生年月日等が記載されている身分事項欄下部に「THIS JAPANESE PASSPORT IS NOT MACHINE READABLE」と記載されている場合には「機械読み取り式でないパスポート」を表しています。
外務省では「機械読み取り式でないパスポート」をお持ちの方が「機械読み取り式パスポート」への切替を希望される場合には、有効期限が1年以上残っている場合でも申請を受け付けることとしております。詳細につきましては
外務省ホームページ
を参照してください。
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