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Mail Magazine 2004年9月17日 『秋の連ドラ』

  • 印刷用ページ
  • 2004/09/21 10:16
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    2,878
メールマガジン

日本はめっきり秋めいてきましたよ。
夜なんか涼しいどころか寒いくらいです。
急な天候の変わり目で体調を崩す人も多いようです。
みなさまも体調にはくれぐれもお気をつけ下さいますよう。

■秋の連ドラ■

今週で夏期の連続ドラマがあらかた終了しました。

今季のドラマは低調でした。
各局が力を入れた以下のような作品も結局視聴率は振るわなかった。

「世界の中心で、愛をさけぶ」(12.6%TBS)
「人間の証明」(16.2%フジ)
「東京湾景」(17.7%フジ)

まぁ今年の夏はオリンピックがありましたから。
本物のドラマにはかなわないということでしょうか・・・。

ということで、これから始まる話題の秋ドラマをいくつか紹介したいと思います。
果してこの中から『冬ソナ』を超える「大ヒット」番組は生まれるんでしょうか?

では、はじまり、はじまり~。

●『ラストクリスマス』(フジテレビ 月曜21時~)

主演:織田裕二、矢田亜希子。
企画・プロデュースを担当するのは、最近めっきり月9づいているヒットメーカーの大多亮氏。

どこにでもいるサラリーマンが、一見清楚で美しいが、実は元暴走族という女性と出会い…というロマンチックコメディ。

実は、最初にヒロインとして名前が上がっていたのは、トレンディドラマの(元)女王山口智子でした。

ですが「相手役が織田裕二じゃ嫌だ」と山口が言い出し、急遽若手人気女優の矢田亜希子に変更となったという噂が流れております。

山口智子はかつて『ロングバケーション』というドラマで木村拓哉と組み、大ヒットさせた実績があります。
しかし俳優の唐沢寿明と結婚してからは仕事をセーブ。
納得した作品でないと出演しないという「幻の女優」状態になっています。

そのため、各局のプロデューサーは、新ドラマの企画書を(ダメもとでも)山口に送るという伝説まで出来ました。

…ところが、満を持して出演したお正月の向田邦子作品の評価が振るわず、以後、「山口神話」に陰りが出てしまいました。
そこにきて今回の噂。
業界では「古い世代にしか知られていない山口より、若い子たちに人気抜群の矢田亜希子の方が良かったのでは…」という声もチラホラ。

とにかく、人気のキャストを集めながらも最近はパワーが薄れつつある月9ドラマ枠。
なんとか奮起してここで視聴率を稼ぎたいところでしょう。

●大奥 第一章(フジテレビ 木曜22時~)

この秋、一番安定した視聴率を取りそう…と期待されているドラマがコレ。

20年前に視聴率30%を取ったという、同名時代劇のリメイクですが、このドラマ、去年の春にもスペシャル枠で放送されています。
その時の評判が良かったので、今回、レギュラー化に踏み切った訳です。

大奥と言えば、将軍の妻妾が棲む将軍の私邸。
その入口は厳重に仕切られ将軍以外の男子は立ち入れない場所だったと言われています。

たった一人の将軍の為に、1000人を超える女。
恋愛・憎しみ・怒り・嫉妬・涙・いじめ…
とにかくこれでもか、という程、女の怖~い所が出てきます。

…それが、スペシャルの放送時には、女性、それも若い女性層に大ウケしたんです。

自分が通う会社のお局様、生意気だけど男性社員に人気の新入社員…
こういう人、いる!いる!と、実生活とドラマを重ね合わせて観たのでしょうか。
それもちょっと怖い話ですよね。

さて、今回の主な出演者は松下由樹、高島礼子、瀬戸朝香など。

ちなみに主題歌がサザンオールスターズというのも話題になっています。
時代劇とサザン、なんか不思議ですね。

去年に続き、二匹目のどじょうなるか?注目です。

●『黒革の手帖』(テレビ朝日 木曜21時~)

来期、テレビ朝日の一押しが、松本清張原作のこのドラマ(ちなみにテレビ朝日開局45周年記念番組だそうです)

さてストーリーですが、銀行に勤めるヒロインが、1億2千万円もの金を横領。
しかし、彼女の持つ「黒革の手帖」に書かれたある極秘情報のため、銀行側は手が出せない。

女は、その金を元手に銀座に店を出し、知恵と美貌、そして、例の手帖を切り札にどんどんのし上がっていく…というストーリー。

うーむ、久々にドラマらしいストーリーで「面白そう」と思っていたら、なんと主演が米倉涼子なのですよ。

ご存知ない人のために少し説明しますと、彼女は元モデルで、そのスレンダーなスタイルとさっぱりとした男らしい性格の女優。

しかし歌舞伎役者の市川海老蔵と噂になるなど、どうも演技以外で話題になることの方が多い。
まあ、ありていにいえば、女優というよりタレントさんなんですね。

彼女にとっては今回のドラマ、新境地開拓ということなんでしょうけど…
個人的に清張作品ファンなんで。ちゃんと演技して頂きたいものです。

●『わかば』(NHK 月~金曜8時15分~)

現在放送中の『天花』に続く朝の連続テレビ小説『わかば』。

今回の舞台は兵庫。
阪神大震災で父を亡くした主人公の「若葉」が、造園家となり故郷の再生を目指す…というもの。

私事ですが、本業であるライターの仕事で先日この番組の出演者にインタビューする機会がありました。

ヒロインの相手役の青年なんですが。
その時、役者にとって、いかに「朝の連続ドラマ」に出ることがステップアップになるか…ということがよく分かりました。

それまでペーペーの若手俳優であっても、この枠に出演すれば、それこそお年寄りから子供まで、日本各地津々浦々で知名度が一気に上がる。

近年、話題にならないNHKの朝ドラですが、やっぱりその効果ってすごいんだな…と改めて感じさせられました。

そんな訳でインタビューもしたことですし、個人的にも頑張って欲しい番組です。

●『美しき日々』(NHK 土曜23時台~)

NHK+韓国ドラマ。
とくれば『冬のソナタ』の後釜番組ってことです。

ヨン様こそ出ませんが、『冬ソナ』で人気沸騰のチェ・ジウ(♀。ヨン様の相手役)が出演。

主演は日本でも人気のイ・ビョンホン(♂)

韓国では視聴率が30%を超えた人気作品です。
(と、いっても韓国はテレビのチャンネル数が少なく、割りと高視聴率が出やすいそうですが・・)

案外、今回の秋ドラでも、この番組が一番人気が出るかもしれません。

●『愛のソレア』(フジテレビ 月~金曜13時~)

番外編ですが、個人的には「これが一番話題を呼ぶぞ~」と密かに思ってます。

過去に『真珠夫人』『牡丹と薔薇』など、愛と憎しみのドロドロキャーのドラマを作ることで有名な東海テレビの製作です。

今回の主演は荻野目慶子。
過去に、恋人が自宅で首吊り自殺をしたり、故深作欣二監督の愛人だったりという、和製「ファムファタル」女優です。

なんでも彼女、一連の騒動の後「引退しよう」と思いつめたそうですがその後一人で海外を放浪。

そこで、アルパチーノの朗読劇を観て「読むだけでこんなに人を感動させる人もいるのに。私は…」と女優再起を決意したそうです。

絶対評判になりますよ、この番組。
今後『冬ソナ』ならぬ『愛ソレ』現象が起こること必至。
高視聴率が期待できると思います。

ちなみに相手役の半田健人という若い俳優さん。
私も何度かお仕事しているのですが、かなりのハンサム。
美男子好きはチェックして下さいね。

■陰惨な事件続く

最後に、今週は悲惨な事件が多かった。

まずメディアで数多く取り上げられたのが、栃木で幼い兄弟が、誘拐・殺害された事件。

この兄弟の父親が離婚、失職して、元暴走族の弟分(こちらも離婚して子持ち)の家に転がり込んだ。

犯人はこの弟分。
同居している先輩に対して積もっていた不満を、子供たちに仕返したらしい。
虐待→殺人。

一体なんでこんな人たちが親になってしまったんでしょう。

他にも美人ママが3人の夫を次々と保険金目当てで殺害した事件。

愛知で母子4人がめった刺しされて死亡。
その後、ガソリンで家ごと放火されるという事件。(※犯人はいまだ見つかっていません)

陰惨な事件が次々と起きることで、衝撃が麻痺して来ているような気がして怖いです。

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Mail Magazine 2004年9月10日 『天災列島ニッポン』

  • 印刷用ページ
  • 2004/09/13 11:17
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    3,181
メールマガジン

こんにちは。
先週、浅間山が噴火して大騒ぎしましたが、最近の日本は「天災」列島と呼びたいくらい、自然災害が多いです。

1)まずは台風
アメリカのハリケーン「フランシス」の被害が大きく報道されていますが、実は日本も今年は台風の当たり年です。

今まで、日本に上陸した台風は現在で計7つ。
「たった7つ?」と思われるかもしれませんが、この数字、実は、正式な観測が始まって以来、史上最多の数なんだそうです。

今週、上陸した「台風18号」は、死者10人、行方不明21人、負傷者は600人以上という大きな被害を出しました。
特徴は、なんと言っても、風の威力。
この台風の進路は、一度九州に上陸後、日本海に抜け、その後、青森・北海道に再上陸。
関東は直撃されなかったのですが、東京にも凄い風が吹き荒れました。 

実は、私は「からっ風」で知られる上州育ち。
強風には慣っ子のはずなのですが、そんな私も、夜、風の音が凄くて眠れず、何かが飛んできて窓ガラスを割るのではないか?と本気で心配した程です。

ちなみに、この台風の最大瞬間風速は、
広島市60.2m、島根県西郷町55.8m、愛媛県宇和島市47.3m・・・
これが、どれほどの強さなのかと言いますと・・・
まず、
風速10m 風に向って歩きにくくなる。傘がさせない
風速15m 取り付けの悪い看板やトタンが飛ぶ
風速20m 弱い塀が倒れる。上体を傾けないと風に向かって歩けない
風速25m 屋根瓦が飛び、樹木が折れる。外出危険
風速30m 木造住宅の全壊が始まる・・・
つまり、広島では木造住宅が全壊してもおかしくない風の二倍の強さが吹き荒れたということです。

気象庁によれば、風の強さを言葉で表す場合、風速30m以上だと「猛烈な風」と言うそうです。
しかし、風速60mは表現する言葉が用意されていないとのこと。
なお、広島の風速60.2mは、時速にすると、約217kmになります。
つまりF1のトップレーサーの平均スピード。 
気象庁様、『恐風(きょうふう)』という言葉を使ってみたら、どうでしょうか???

2)紀伊半島沖地震
今週は地震もありました。
三重・和歌山を中心に2度の大きな(震度5)揺れを記録した紀伊半島沖地震です。
震源地は、紀伊半島南東沖で、マグニチュードM6.9とM7.4。

東京も揺れました。
この地震、幸いなことに被害は小さかったのですが、マスコミは大騒ぎしました。
なぜか?
それば、多くの人が「ついに東南海地震が起きたのか?」と思ったんですね。
東南海地震というのは、専門家によれば将来確実に起きる地震。
30年以内に起きる確立は60%だそうです。(私知らなかったんですが、地震というのは、「いつ起きるか」を予測することは難しいものの、「将来確実に起きる」ことは予測できるらしい。)

しかし今回の場合、震源地が「東南海地震」で専門家がマークしていたところとズレており、発生のメカニズムも違うことから「東南海地震」ではないことが分かりました。

ちなみに「東南海地震」と「東海地震」は同時に発生する可能性があり、もし、同時に起こった場合、東は静岡から西は宮崎まで、震度6程度+津波の被害が予想されているらしい。
・・・怖いです。

●イワシがいない!

家庭の食卓に欠かせない庶民の魚、イワシ。
この大衆魚が高級魚になっているのをご存知ですか?

実はここ数年、イワシの漁獲量が激減。
特に“日本海のマイワシ”の数の激減が深刻です。

毎年、水産省では、どのくらいの捕獲量ならば、種の数を維持できるかを試算して翌年の漁獲枠を決めているのですが、今月頭に提示された2005年のイワシの漁獲可能量はなんと「ゼロ」。
つまり、実質的な“禁漁”ということです。

漁業団体から強―い反発がおこり、今週になって「ゼロ」という表現は撤回されたのですが、そこまで事態が深刻だとは・・・

80年代まで2000万トン以上もいたイワシがなぜ、急に捕れなくなってしまったのでしょうか?
その理由の一つが、日本近海の水温上昇。
マイワシのエサはプランクトン。
水温が上昇し、このプランクトンが死んでしまい、
イワシの数も減ってしまったというわけ。
水温上昇は、地球温暖化が原因と考えられています。

さらに、イワシ激減にはもう一つ理由が・・・。
それは、鯨との関係です。
マイワシが一番捕れたのは1988年。
実はこの年、捕鯨が禁止された年でもあります。
日本海側にいるミンク鯨は、マイワシを主に食べています。
捕鯨禁止により鯨の数が増え、エサであるイワシが減ってしまったんですね。

さて、先日、今年4月にオープンした、新江ノ島水族館に行って来ました。
約8000匹のマイワシの大群がキラキラきれいでした。
いまに、イワシは“食べるもの”ではなく、“見るもの”になってしまう?
水槽で元気よく泳ぐイワシを見て、思わず「美味しそう!」と言ってしまった私です。

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Mail Magazine 2004年9月3日 『時代はオバサマ?』

  • 印刷用ページ
  • 2004/09/10 16:27
  • 投稿者:
    MM編集部
  • 表示回数
    2,896
メールマガジン  こんにちは、メディモン3号です。
10日間の夏休みをいただいて海外に行って来ました。

日本に帰って来たのは、ちょうどオリンピックが閉幕した日。
友人に「(留守中)五輪はどうだった?」と聞くと、答えは一言「眠くてよく憶えてない」でした。

ギリシャと日本の時差は約6時間。
ちょうど仕事先から帰宅した頃に試合が始まり、すべて終了するのが翌朝6時です。
会社勤めの身としてはちょっとでも眠っておきたい。
かといって、寝ている間に最高の瞬間を見逃してしまうのも悔しい…。
そうして結局、連日徹夜状態になってしまったとか。(そういう人、他にも多かったのでは?)

会社に行けば、みな同じようにボンヤリしていて、オリンピック中は全然仕事がはかどらなかった…とも言っていました。

しかし、彼女のような豪傑以外は「前半戦は見ていたんだけど後半はよく見ていなかった」という人が意外に多く、その理由は「中盤くらいからなんだか中だるみしてしまって…」というものでした。

もしかすると、あまりにメダルがたくさんとれてしまったせいで、一つ一つの勝利に対する感動が薄れてしまったのかもしれません。
なんだか贅沢な話ですけど。

ちなみに、あるテレビ番組で「今回のオリンピックの試合をニュース以外はまったく観なかった人はいますか?」というアンケートをとったところ、100人中9人が「はい」と答えました。

9%。 この数字、多いとみるか、少ないとみるか。

ちなみに私の答えは「いいえ」。
やっぱり見ちゃいます、世紀の祭典ですもの。

●浅間山が噴火

9月1日の夜、突然「浅間山噴火」というニュースがテレビで流れました。
幸い中規模の噴火ということで、大きい被害は出ていないようです。
実はこの山、去年も噴火しているのですが、今回のように山の中腹まで石が飛んで来るほどの規模は、21年ぶりのこと。
火山灰は福島まで飛びました。

気象庁によると、現在は小康状態を保っているものの依然、予断を許さない状態だということです。

奇しくも9月1日は関東大震災の起こった日。
日本では「防災の日」としても知られています。
その前日には、死者が出る程の大きな台風が日本列島を襲い、各地で猛威をふるいました。

都会に住んでいるとついつい忘れがちになってしまいますが、日頃の防災に対する備えがいかに重要かということをつくづく思い知らされました。

●時代はオバサマ?

このコラムでもいやと言うほど登場している大ヒットの韓国ドラマ『冬のソナタ』。
初回放送からかなりの時間が経ったというにも関わらず、テレビでは相変わらず『冬のソナタ』関係のニュースが流れています。

話は変わるようですが、近年日本では「トレンドを生むのは女子高生」というのが定説でした。

古くはルーズソックスから始まり、歌手の浜崎あゆみ、ローライズジーンズ(腰ではく浅ばきのジーンズ)、人気飲料のアミノサプリなどは、まず彼女達が「いいじゃん!」と飛びつき、以後人気が爆発しました。

これから流行るもの、売れるものを知りたいなら、まず渋谷の女子高生に聞け!と、メーカーも販売関係者も常に彼女達の動きをチェックしています。

女子高生が日本経済の一翼を担っていた…と言っても過言ではないかもしれません。

しかし、今回の『冬ソナ』ブームを見てわかるように今、時代は確実に「オバサマ」達に傾いています。

例えばですね…

******************************

■「マツケンフィーバー」

マツケンとは、俳優の松平健さんの愛称です。(ちなみに元奥様は、宝塚出身の大地真央さん)

彼は時代劇『暴れん坊将軍』で主役の徳川吉宗を演じ、以前からオバサマ方の間で密かに人気を得ていましたが、この度メジャー枠でも大ブレイクしました。

なぜ?
それは彼が「マツケンサンバ2」という曲をリリースし、それが大ヒットしているからです。
(オリコンチャートで初登場17位になりました)

この曲、「サンバ」というだけあってラテン調。
ドハデな着物を身にまとい、曲にあわせて腰をクイクイッと動かす「健様」が実にセクシ~♪と、オバサマを中心に大人気なのです。

そもそもこの曲、松平さんが出演する公演を観に来た人のみ、見ることができた幻の作品。
それが突然の人気に後押しされ、遂にCD化された形となったのです。

今回この曲のヒットで、いかに健様のファンがすごいか…ということが一般に知られてきました。

まずファンクラブ。
通常のファンクラブの他に、年会費10万円の「松巳倶楽部」というものがあり、その破格の会費にもかかわらず、中高年女性を中心に数多くの会員がいます。
(※これに入会すると健様と一緒に旅行ができたりするらしい)

中には彼が行う公演をすべて観に行く“おっかけオバサマ”はたまた健様グッズに4000万注ぎ込んだオバサマなど、その入れ込みようは大変なもの。

会員は何万人もいるのですから、それらの人々が健様にかけるお金を考えると…ものすごいものがあります。

■「きよしフィーバー」

「きよし」とは、演歌界の若きプリンス、歌手の氷川きよし君のこと。
27歳ですが、童顔なので見た目は20代始めに見えます。
演歌歌手にしては割と可愛い顔だちをしていますが、街にいたら「フツーのお兄ちゃん」といったところ。

しかし、彼の人気はもンのすごい。
デビューからたった4年で、氷川くんはオバサマからオバアサマまで、中高年女性の心をガッチリ掴みました。

彼が公演を行うと聞けば、たとえハワイでも付いていく。
愛しのきよしちゃんがプリントされた「きよしウチワ」を手に、曲の合間合間に「きよし!きよし!」とラブコール(注:オバサマがです)。

そこらのアイドルより、よっぽど多い彼に関するグッズは、ファンにバカ売れ。
「きよし」と書かれたものは全て集める!という気合いの入ったファンも少なくありません。

とはいえ、本人は割とポ-ッとした感じで、いわゆる木村拓哉のような「男の色気」はございません。
しかし却って彼のそんな素朴なところが、「息子(孫?)にしたいわあ」とオバサマ心をくすぐるのかもしれません。

■「健康食品フィーバー」

以前このコラムでも紹介した、「ニガリ」。
水に薄めて飲めば、身体の不調が改善され、しかもダイエットにも効くという万能薬です。

これが大ヒットしたのは、まずオバサマから。
「健康にイイらしいわよ」ということでまず火がつき、それから徐々に若い層にも広まりました。

そして、最近中高年層に人気を呼んでいるのが「マカ」という健康食品です。
マカとはアンデスの高地でとれるアブラ菜科の植物で、9種類の必須アミノ酸、鉄、リン などのミネラルとビタミンを含んだ、まさに「栄養の缶詰」です。

これが、更年期障害や不妊など、女性特有の悩みに効くとあって、大人気になりました。

実はこのマカ、若返りの効果だけでなく、性欲の減退回復にも効き目があるのです。
男性のバイアグラのように、女性だってもっとイキイキしたい!ということ、またマカなら気軽に購入できるとあって、今やどの薬局でも置いてあるという人気ぶり。

そして最後に「香醋」。
これは厳密にいうとオバサマから人気が出た…という訳ではありませんが、非常におおくの中高年女性が愛飲しているようです。
香醋とは、中国の天然黒酢のこと。
酢が身体にいいのはみなさんご存知だと思いますが、この香醋には、日本の米酢の約10倍のアミノ酸が含まれています。
この香醋をカプセル状にしたものが、今売れているのです。

アミノ酸はタンパク質のことで、骨、内臓、血液に至るまで、人間の身体はアミノ酸で出来ています。
しかし、年をとると、つい野菜中心の生活になったり肉が食べれなくなったりと、このアミノ酸が不足しがちになります。

そこでこの香醋を飲みましょう!ということなんですね。
結構値段が張るのですが、これも飛ぶように中高年を中心にとても売れているようです。

******************************

これら(もちろん「冬ソナ」も)の共通点は、ブームの発信地がみな「オバサマ」だということ。

いまや日本でトレンドを生み出しているのは、オバサマたちなのです。

なぜトレンドヒッターが「女子高生」から「オバサマ」に変化したのか。

まず第一に、オバサマは財布を自由にできるという理由が上げられると思います。
もちろん最近の女子高生だって、ブランドもののバッグを買ったりしていますが、いってもせいぜいそんなところ。
しかし、子供も手を離れ、そこそこのお金と時間があるオバサマにはかないません。
いや、もしお金がなくとも、オバサマには家計をやりくりして費用をひねり出す…という一家の大蔵大臣としての権限(?)があります。

また、オバサマはなかなか飽きない!
流行を消費しては捨てる女子高生とは違い、ひとつ「こう!」と決めたらとことんそれに執着するという熱意があるのです。
彼女達の、愛するものにすべてを注ぎ込む…というパワーは底知れないものがあります。(いつまでも続く「冬ソナ」ブームを見ればわかりますよね?)

でも、オバサマって昔から元気だったじゃない?というアナタ。
そうなんです。そうなんですが、「冬ソナ」のブレイクを機に、そんなオバサマ達のハッスルする姿がマスコミに大きく取り上げられ、今や「今年はオバサンが熱い!」という状態にまでなりつつあるのです。

んん?
そういえば、女子高生もオバサマも、元は同じ女性。
やはりこれからの日本は女性が引っ張って行く…ということなんですかね。

不況にもかかわらず、どこまでも元気のいい女性陣。
どうか男の人も負けずに頑張って欲しいものです。
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Mail Magazine 2004年8月6日 『ソニー危機』

  • 印刷用ページ
  • 2004/09/08 17:17
  • 投稿者:
    MM編集部
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    2,900
メールマガジン

夏休みに日本に帰省される方もいるかと思いますが、地下鉄やJRに乗られる時、「ガム詐欺」に気をつけてください。
どんな詐欺かと言いますと、券売機のお釣りがチャリンと落ちる口に、ガムを貼り付けておき、出てくるコインを一枚か二枚くすねるという単純なもの。
例えば1000円札で160円の切符を買う。
そうすると最大で12枚コインが落ちてくるわけですが、急いでいる時なんか、いちいち枚数を確認しませんよね。

さて、ガムにくっついて落ちてこないコインをどうするかというと、柱の陰に隠れている、おじさんがすかさず回収するのです。
おじさんも必死です。
ウロウロしていると、駅員にバレるし、かと言って、すぐ回収しないと、次のお客さんが買う時に、せっかくガムにくっつけたコインが、重みに耐え切れず出てしまうこともある。(実際こういうことは多い。私も今までに五百円くらいは得してる。)

決して、効率の良い詐欺とは思えないのですが、とにかく色んな駅で被害が起きています。
一番危ないのは改札から券売機が死角になっている駅ですね。
表参道なんてあまりに「ガム詐欺」が多いために、コインの出口にプラスチック製の延長カバーまで付けたのにまったく効果なし。
たいした額ではありませんが、気をつけてください。

さて、今週は・・・

■ソニー危機■

今日発売の夕刊フジの一面見出しは、どーんと大きく「ソニー危機」。
記事によれば、平成16年度4~6月期の決算で、ソニーの営業利益は4割減。
営業利益を倍増させた松下電器とは対照的です。

ソニーの苦境は、本業のAV製品が落ち込んでいること。
「おや?今の日本の景気ってデジタル家電が引っ張っているんじゃなかったっけ?」と思われたあなた、鋭い!
確かに新三種の神器と呼ばれる、薄型テレビ、DVDレコーダー、デジタルカメラは、売れ行き好調。
これらのソニー製品も売れています。

ただ、ソニーにとって辛いのは、これらの新型家電の独自技術を持っていないこと。
例えば液晶テレビに関してはソニーは世界市場で、首位シャープに次いで、二番目のシェアを誇っています。
しかし肝心のパネル部分が外部調達。
結果としてコストが高くなり、いくら売っても利幅が薄い商売になってしまっているのです。

他にも、ソニー商品は元気が無い。
例えば、パソコンの「バイオ」は新モデルを投入後も、「夏商戦では想定以上に落ち込み」、ゲーム機の「プレステ2」は生産台数が大幅減でゲーム部門は29億の赤字。
満を持して発売した戦略商品だった「PSX」は「そこそこの売上」止まり。
さらに、ソニーのお家芸だった、MDウォークマン、CDウォークマンも、アップルのi-Podにその座を奪われつつある・・・と踏んだりけったり。

唯一、元気なのが携帯電話部門。
英ソニーエリクソンは黒字転換に成功。
デザインがダサイと評判が悪いDocomoですが、おしゃれでAV機能が充実したソニー製携帯には人気が集まっています。

さて、この業績不振の責任者と名指しされるのが出井会長。
退陣は確実視されていますが、ポスト出井の人選もこのソニー危機で混迷を深めているとのこと。
日本を代表する企業ソニーの苦悩はまだまだ続きそうです。

その他、最近起きたこと

●エイベックス騒動・・・

大手レコード会社のエイベックスが今週激震というのも、この会社、以前から会長と専務の間で権力闘争が続いていた。
それが7月末の取締役会でについに表面化。
いったんは、会長・社長派が勝利し、専務派は辞表提出したものの・・・、これに、同社所属のタレントで浜崎あゆみが猛反発。
ホームページ上で、専務が辞任は「エイベックスの終焉」と言い切り、専務がエイベックスを離れれば自分も所属を変わると宣言。
なにせ、同社の売上の半分以上を稼ぎ出すと言われる女王の発言だけに、株価はストップ安。

こうした事態を迎えて、2日後の、8月3日には一転して、専務派の辞任取り消し→復帰、会長・社長派の辞任との発表。
若い会社にありがちな内紛劇とは言え、一人のアーティストが社長人事まで左右する力を持つとは・・・。
恐るべし、あゆパワー。

●加護ちゃん、辻ちゃんモー娘。卒業・・・

この2人の卒業公演では、別れを惜しむ1万2000名ものファンが悲鳴をあげたらしいけど、はっきり言って私には、もう誰がモー娘。のメンバーなのかわからない。
だって次から次へと卒業するし、辞めた後でも一緒の番組に出てたりするし・・・。
とにかく8月1日をもって、アイドルグループ「モーニング娘。」から辻希美(17)と加護亜依(16)の2人が脱退。
これから新ユニット「W」で再出発するそうです。
しかし・・・安倍なつみ、後藤真希、最近卒業した元メンバーたちはモー娘。時代に比べて、どこか元気が無い。
「W」も頑張って下さい。

●NHKの不祥事相次ぐ

ソウル支局長が取材経費を水増し請求。
岡山放送局の元放送部長が架空飲食費請求で90万円着服。
単発ドラマ撮影中にアマチュア無線機を無免許使用。

アマチュア無線の件は、別として、他の件は・・・・・なんと言ったらいいのやら。
皆様のNHK頑張れ。

●サッカーアジア杯

日本はギリギリ辛勝ながら、決勝戦まで上がってきたのですが、勝敗と同じ位、話題を集めているのが、重慶(中国)の観客の態度。
とにかく日本が大嫌い。
日本がどの国と対戦しても日本チームに対してはずっとブーイングの嵐なのです。

国歌が流れている時のブーイングには日本代表監督のジーコでさえ「あってはならないこと」とおかんむり。
重慶はかつて日本軍が爆弾をたくさん落とした土地で、現在もその保障問題で揺れている・・・と、対日感情が最悪なタイミングとのこと。
まぁ、サッカーは、もともと怒りの感情を煽りやすいスポーツなんでしょうが、あれはマズイ感じがします。
というのも、重慶の人たちの憎悪むきだしの応援風景がテレビで放映されるたびに、最初は、ただ驚いていた日本人も、徐々に反中国に傾いてきている。

しかし決勝が対中国なんだよなぁ。
どうなるんだろう・・・。

PS 8月7日夜に決勝戦が行われ、3-1で日本は勝ちました。
後半、勝敗が決定的になった時点で中国人観客が次々とスタジアムを出て行ってしまった。
日本が勝利する瞬間を見たくなった気持ちは分かるけど、ガラガラのスタジアムでの表彰式。
あれは、頑張った中国人選手が可哀想だった。
日本のメディアは日本選手にかかるプレッシャーばかり報道していたけど、中国人選手にかかるプレッシャーの方がはるかに大きかったはず。
白熱する応援の割に中国選手のプレーはクリーンで素晴らしかったと思うのだが・・・。
ちなみに試合が終わった後、中国人サポーターが会場外で一部暴れたため、日本人応援団は試合終了後も1時間位スタジアム外に出れなかったとのこと。

●オリンピック選手アテネへ出発

米専門誌の予想によると日本の金メダル獲得数は7個だとか。
男子柔道3つ。
女子レスリングが4つ。

つまり女子マラソンも、柔道のヤワラちゃんも、水泳の北島も、プロ野球も、女子ソフトも金メダルはダメっつことですね。
ふーむ。厳しいっすけどこれが現実なのかもしれないなぁ。

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